【走路】R2、しまなみ海道
【現在地】愛媛県今治市
【宿泊地】道の駅『多々羅しまなみ公園』
【走行距離】87km
【総走行距離】20675km
【話しかけてくれた人】2人
【総計】1853人
【出費】2300円
【内訳】おはぎ、しまなみ海道通行料、銭湯
【特記事項】---
【走破地図】

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ママチャリからロードまで、ちゃりんこに乗る人なら
誰もが憧れるというしまなみ海道行ってきたよー\(^o^)/

島ってスーパーあるんかな?食料大丈夫かな?と言い訳をつけて
おはぎを半額ハンターしておいた。お彼岸だもの(*´v`*)

笠岡の道の駅から30kmほど走って、尾道にあるしまなみ海道に到着!!!

あれっ、通られへんけど(・`д・´;)
橋やから海沿い行けばいいんやろ?と適当にルート設定してたら、
橋の始点がちょっと小高い場所にあって大失敗の巻www

いつの間にかひとつめの向島に着いていた...w
ここまでは普通の大きな橋を渡っただけという感じであまり実感がなかった。

しまなみ海道は全域でちゃりんこ用のルート案内線が引かれている。
これに沿って進めば安全かつ楽しく走ることができるし、
普通の白線より外側にラインがあるから自転車の走行幅が広がって助かる(*´v`*)

注意してほしいのは、車と自転車で橋をわたるための入口が違うこと。
ナビアプリなどで出した自動車用のルートを走っていると迷ってしまう。

ここは白線だけで青線がないので、サイクリングコースから外れてるとわかる。
だからといって間違いというわけではなく、コース外にある観光地に行きたいとか、
島の様子をもっとじっくり見たいという上級者はそれでいい。

青線のとおりに走っていると、コンビニやスーパーも頻繁に出くわす。
ただし島によっては少ないとこもある。最低限パン2,3コくらいは持っておこう。

距離は全長70km。
ロード乗りなら2,3時間、ふつうのちゃりでゆっくり行って10時間程度。
道はほぼ平坦で走りやすいから難易度は低いと思う。

海沿いや市街地をバランスよく通るようにうまくルートが組まれている。
飽きずに走れるから案外あっという間。

途中、公衆トイレや休憩所も整備されていて現代っ子も安心(*´v`*)

いくつもの小島を次々に渡っていく。
だんだん橋が近づいて大きくなってくるとドキドキする。

何かしらの地図を持ってきておいた方がいいかと思うが、
別になくてもそこらじゅうにルートマップがあり迷わない。
しまなみ海道全景(左)と、現在いる島(右)がそれぞれ載っている。

ブレーキがない、チェーンの位置が逆など突っ込みどころ満載。
極めつけはサドルがなく常に立ちこぎ状態www

ちなみに、全景はこんな感じ。
いちばん上が本州広島の尾道で、下が四国愛媛の今治。

さて、ここから橋の渡り方です!!!

青線どおりに進むと『自転車と歩行者はこちら』的な看板があり、
そこを曲がるとこのような専用道になっている。

橋を渡るからそれなりに高い位置までのぼらなければならないが、
ママチャリでものぼれるほど穏やかな坂になっていて親切設計(*´v`*)

料金は橋によって異なるが大体50円~100円。
無人だから小銭を用意しとかないと『万札しかないぜ...』と大損する(´;ω;`)
50円券が10枚で250円!!!のしまなみ海道激安チケットも販売されてるんやけど、
販売所に寄れなかったため現金で通常料金を払った。Yさんごめんw

レインボーブリッジみたいな感じ。
上を車が通っており、大型車が通ると揺れて非常に怖い。
高所恐怖症の人はできるだけ真ん中に寄らないと失神するぞ(´;ω;`)

遠くに次の島が見える。もっとフェンスに近寄りたいけど怖くてできないんですw

2kmくらいある橋を渡り終えると料金所。
無人でちんまりした料金箱があるのは関門海峡と同じ。

久しぶりの『!』標識!!!
北海道ではクマ頻出地域に置いてあったが、
ここは狭い坂に自転車が大勢来るから気をつけろという意味だろうか。

因島大橋を渡って着いたのが因島(いんのしま)。
島によってちょっとずつ特徴が違う。

謎のモアイ群(しかも巨乳)(・`д・´;)

裏がビーチになっていた。
何かのリゾート施設だったのが閉館してしまったんだろうか。
透き通った水がきれい(*´v`*)

ちょっと離れた場所から見ると深緑の水でちょっと怖かった。

さっき通ってきた橋が遠目に見える。

愛媛はみかんが有名だが、因島に入るとかんきつ系の木を多く見かける。
地元のおっちゃんが『今ははっさくが旬じゃけんのぉー』と教えてくれて、
後で買うことに決めた。(方言は適当)

コース上に和菓子屋さんがあり、ちょうどおなか減ったからおやつ買った。

はっさく大福とカフェオレ大福。どっちも140円くらいやったかな。

はっさく味のあんが入ってるのかと思ったら、白あんの中にはっさく!!!
嶋屋のいちだいみたいな感じ。
はっさくの酸味が甘さを引き立ててくれて意外とおいしい!!!

直売所もそこらじゅうで見かける。
焦って買う必要はないけど、見て値段や数を覚えておくといい。

俺が買ったのがここ。休日はたこやき屋さんと兼業しているんだろうか。
無人販売でお金を入れるボックスが置いてあった。

巨大みかん、巨大はっさく、ともに4コで100円(・`д・´;)
大なら6コ、中なら10コくらい入っていて全て100円だった。
レモンやデコポン、ネーブルみたいなものもあった。

注:みかんです(・`д・´;)

がっつり備蓄しておいた。
この日、しまなみ海道でいちばんみかんくさい自転車だろうw

そしてまた次の島へ向かう。
橋のたびに坂をのぼらないといけないから、カップルや家族で来た場合に
体力ない人をフォローしてあげよう。

ちなみに俺は置いていく派(*´v`*)

生口島へ渡る生口橋はAの形の橋。Aチャンネル...(言ってみただけ)。

さっきの橋は怖かったのに、これだと怖さが半減する。
上を車が通ってると爆音でビビるからだろうか。

もはやどの島が何で、本州や四国がどれかわからないw

橋の末端に料金所。スーパーで小銭用意しといて助かったぜ!!!

晴れているのにガスった天気で景色がよくなかったが、
ようやく納得できる景色が見れた(*´v`*)
地元のおっちゃんが『中国からの黄砂かもしれない』と言っていた。
だとしたらPM2.5で四国人全滅してしまう(´;ω;`)

生口島では学校をよく見かけた。
実際にはどの島も東京23区の1区分ほどの大きさはあるし家も多いから
学校もそこらじゅうにあるはずなんやけど、コース上では初めて。

ガスかかりすぎて蜃気楼みたいや...これはこれでアリやで...(*´v`*)

小さなはっさく林を抜けて次の橋へ。
『また坂か...』と憂鬱にならないように、お連れ様のフォローはしっかりと。

俺は『はよ来いや!!!遅いんじゃ時間もったいないやんけ!!!』と文句垂れる派(*´v`*)

大三島へ向かう多々羅大橋の途中『鳴き龍』という不思議なものを発見。
ここで手を叩いてみると...?

めっちゃ響いてる(・`д・´;)
どうやら、橋の天井部分(高さ30mくらい?)に反響して増幅され、
やまびこのように鳴り続けるようだ。
手を叩いたらアンコールで何かショーが始まるのかと思ったのにw

今日宿泊の道の駅。なんだかんだで今日もそこそこの距離走ってしんどい(´;ω;`)

道の駅からは橋が見渡せるため、テントからの景色も良さそう!!!
冷気や虫が嫌でテント開けて景色見たことないけどwww

すぐ近くに300円の銭湯があり、5日ぶりのお風呂を楽しんだ\(^o^)/
(あっ、お体ふきふきは毎日やってます...)
1回軽く入ってから休憩して、2回目にじっくり入った。
体重は滋賀を出た頃より1kgほど増えてて肉切断手術受けたい(´;ω;`)

久しぶりにさっぱりぬくぬく状態で夜を迎えるのであった...(*´v`*)
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今日の深夜から明日の昼まで雨、その後くもりと天気が悪いらしい。
すでに霧が濃くなっているものの雨量自体は少ないようで、
ちょっとだけ進んで停泊予定。とりあえず眠れればなんでもいい(*´v`*)