【走路】久米島一周
【現在地】沖縄県島尻郡久米島町
【宿泊地】シンリ浜キャンプ場
【走行距離】---
【総走行距離】---
【話しかけてくれた人】12人
【総計】1013人
【出費】1900円
【内訳】おやつ、ジューシー、アンダギー、カレー
【特記事項】久米島
【走破地図】---
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天候にも恵まれ、予想以上に楽しく久米島観光しております(*´v`*)

朝6時起きでせっせと準備して、とまりんのフェリーのりばへ。
ネットで見たよりだいぶ立派な船で、安心してちゃりを任せられる(*´v`*)

久米島にイモ、ウンチェーを持ち込まないでください。
ウンチェーって何や?うんちか?(*´v`*)

フェリー内部はまるでリゾートホテルのような美しさ。
北海道行った時も、八戸に降りてきたときもきれいやったけど、
船イコール汚くてボロいというイメージは一切なくなる。

お客さんはロビーまではみでるほどの満員具合(・`д・´;)

もちろん、客室は寝返りがうてないほどのぎゅうぎゅう詰め状態(´;ω;`)
ちなみに俺様は、乗るのが遅かったせいで場所確保ができなかった。

新幹線のような座席も満員。長丁場、どうやって過ごそうか。

場所の確保もできてない中、船はとまりんをあとにして久米島に向かう。
東京から飛行機で2時間半で行けるのに、那覇から3時間半って...(´;ω;`)

屋外デッキにイス、テーブルがあり、なんとかイスを借りて事なきを得た。
長時間ずっと外で過ごすことになるけど、まーいっか(*´v`*)

ちなみに天気は薄曇り。たまにはカラッと晴れてくれたらいいのに...。

橋の下ギリギリを通る姿に感動して思わず涙が流れるw

だんだん屋外も混んできて、最終的には地面に座る人も続出(・`д・´;)
風が強くてけっこうたいへん。頭を押さえてる人もけっこういた。

あしびなー近くのリゾートエリア。
このへんもテント張ろうと思えばなんとかなんのかなぁ?

貨物船まじかっけーーーっす!!!

那覇空港の近くを通るから、飛行機もよく見かけた。

出航して1時間くらい経った頃、ものすごい勢いで後ろから迫る船があった。
中国の巡視船か?いきなり発砲してくんのか?(´;ω;`)

そのまま横を抜けていったけど、釣り船かそんな感じっぽい。
フェリーを煽るように走行してたから撃ち殺されても文句言われへんやろ...。

ときどき太陽がのぞいてあったかくなるが、
基本はさぶいぼ出るほどくっそ寒かった(´・*・)
気温も高くないし、風も強いし、上着はチャリに積んで手元にないし...。
屋内は席埋まってるからつらかった。

渡嘉敷島とかなんとか島とか、いくつか島を通り過ぎながら進む。

真下を見ると吸い込まれそうになって怖い。

身長が高い分、手すりが低く感じてヘタしたら落ちてしまう。
年間何人かフェリーから落下してるんちゃうん?(´;ω;`)

トイレは鏡がキラキラしてて女子高生も大喜びw
全室ウォシュレット付きでおっさんも大喜び(*´v`*)

久米島の手前の渡名喜島にまずは到着。

地元の少年たちが釣りをしている。
しかも、船が行き来してるすぐ横を泳いだりしていてびっくりする(・`д・´;)

フェリー乗ってる人の1/4くらいが降りていった。
旅館や民宿のお迎えの車も多く、いかにも旅行!!!って感じがうらやましい。

パッと見て建物もそんなに多くないし、骨休めという言葉がよく似合う(*´v`*)

海がきれいなのも離島ならでは。
この下には、真っ青な魚やめんたま飛び出した生き物が...w

船が通ると底の水とかき混ぜられて色が変わるのもきれい。
ガンジス川が茶色と焦げ茶の層に分かれるのに似てる。行ったことないけどwww

降りてった人たちは、割と年代が上の方。
若いグループもいたが、家族連れはあまり見かけなかった。

ちゃりんこ輪行してる人もいる(*´v`*)
那覇で見かけて、同じ久米島に行くものだと思ってた。

久米島に向けてしゅっぱーつ!!!
少し陽がさしてきて、さぶいぼ出なくなって嬉しい(*´v`*)

ぽっこり脱腸のようなおっぱいのような巨岩。
これは久米島からも見えた。

おっ、島が見えてきたぞ!!!

海岸に学校があるらしい。
授業中、ぼーっと窓の外を眺めると海が見える素晴らしい学校やな(*´v`*)

青い海、透けて見える底、ぽっかり開いた穴。
洞窟フェチにはたまらん(*´q`*)

港には車も多く、到着時は『意外と栄えてるな~』という印象。
北海道の奥地のように何もないのを想像してたw

久米島町の人口は8600人、約4000世帯だそうで、
島全体が県立自然公園に指定されているんだとか。

船も接岸して、いよいよ上陸!!!

兼城港に降りてまず寄ったのは目の前のターミナル。
はやる気持ちを押さえて情報収集をする。

そこでもらったタウンガイドが心強い味方になった(*´v`*)
30ページ弱あって、おみやげやさんや食事場所、ダイビングの店などの紹介もある。

もちろん観光情報も充実!!!
下調べなしでも、このガイドだけで十分メインスポットめぐりはできる。
(ただし鍾乳洞は紹介がなかったので注意)
到着したのが12時頃。
今日はおおまかに観光しながら久米島一周しよう。

西の港周辺と、東の奥武島周辺が久米島内で比較的栄えている場所。
まずは港周辺を散策してから、時計回りに進んでいく。

お店はさほど多くなく、観光客向け・地元向けなどの区別が全くない。
値段も地元向け(定食が600円~800円)で立ち寄りやすい。

こじんまりした洋菓子店。GWでも開店してるのは観光客を意識してか。

久米島にいながらにしてピザを楽しめる!!!(1枚1000円前後)
地元のおしゃれ中高生も大喜びに違いない!!!

島にはスーパーやコンビニがほっとんどない。
食糧の買いだめとかしたら島民の分がなくなるからやめとけよ(*´v`*)

むむっ!!!!!!!!!!!(*´v`*)
これが噂のイリオモテヤマネコか...(*´v`*)

置物かと思ったら、店番してるかわいこちゃんでした(*´v`*)

らぐちゃんというお名前だそうです(*´v`*)
さくなちゃんは見かけなかった。

ヤママヤーーーーー(*´v`*)

毛づくろいしたり、あくびしたり、呼んだら返事して目を細めたりで、
結局15分くらいお店の前で写真撮ってたw
触りたかった...(´;ω;`)

島内唯一の携帯ショップ。みんなauだろうから、中高生は通話料的に得やな...。
ちなみにソフトバンクは至る所で圏外だった。
キャンプ場でもほとんど電波がなく、ブログの更新が遅れたのもそのせい。

観光客に人気の食堂がここ『ゆき』。
ソーキソバやゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理もある。
久米島をぐるっとまわって感じたのは、あまり食事の面では
"沖縄っぽさ"を期待しない方がいいということ。
沖縄そば、チャンプルー料理はそれこそいくつもあるけど、
久米島では種類も少ないし全てを楽しむことはできない。
のんびりゆったりできるのは那覇にはない魅力だから、
本島を知っていて久米島に来るのがいいんじゃないかと思う。

学校もある!!!
当然なんやけど、島内に幼稚園~高校まで揃っててびっくり。

やってるのかやってないのかわからん、ヤギ料理の店。
店舗のすぐ横でヤギが鳴いてる...。
注文したらその子を食べることができる、というシステムだろうか(´;ω;`)

オープンテラスもいい味を出しております(*´v`*)

島は基本的には坂だらけ。1周30kmもないものの、ちゃりんかーは注意!!!
折りたたみだと吐きそうになるくらいつらい場所があるぞ!!!

久米島の主幹産業はサトウキビ栽培と製糖。
のちのちご紹介していくが、サトウキビ畑ばかりで雰囲気は抜群。

作付面積の目標と現在値を示す掲示板がいくつもある。
強制されてるみたいでしんどいです(´;ω;`)

ハルンチュウって何?おしっこの悩みに...のアレ?と思ったら、
『畑人』、つまり農業従事者をはるんちゅと呼ぶんだそうです(*´v`*)

まず到着したのはおばけ坂。
黒髪ロングで色白のおばけちゃんが出てくるんかなー(*´v`*)
登り坂に見えるけど、実際は下り!!!すごい!!!
下に落ちてる、車のホイールか何かはゴミではなくて
それを確かめるための小道具ですので不法投棄の通報はやめてね(*´v`*)

久米島いちばんの楽しみである、ヤジャーガマ(鍾乳洞)に向かうぉ(`・ω・´)

さっきは標識あったのに、そこからは細くてぐねぐねの道を迷いながら進む。
観光ガイドにも載ってないし、ネットでも積極的には紹介されてない。

両サイドにでかでかと建ってるお墓にビビりながら、森の奥へと進んでいく。
この時点ですでに怖くて歌い出したw

最後は砂利道を押して100mほど歩く。本格的やで....。

ライトとヘルメットがないとケガするという情報もあったので、
イケメン愛用の緑ヘルメットをかぶって行く。

観光地ではなく遺跡という扱いなので、誰かいるわけでもない。
注意書きで『事故とか起こっても知らんで(*´v`*)』と書いてある(´;ω;`)

う、うそやろ...(・`д・´;)
シーンと静まり返った森の中に、ぽっかりと口を開けた洞窟。

実は、島内には『久米仙人』という隠れキャラがいて、
その人に案内してもらえるとラッキーなんだとか。
残念ながら、2日半通して会うことはできなかった。

怖すぎワロッシュ(´;ω;`)

いくつも置かれてるこの壺、骨壷ですってよ...(´;ω;`)
もともと供養のために洞窟が使われていたというわけではないようで、
風葬の習慣があったこの地域で、自然発生的に骨壷を置く人が出てきたらしい。

まだ洞窟内には入っておらず、地上の明るい部分なのに
足が全然進みたがらないでござるの巻(´;ω;`)

洞窟入口も怖すぎておしっこ3回くらい漏らす(´;ω;`)
高さは、180cmの俺が少し首を傾けるくらい。
ただし中に入れば入るほど狭く、四つん這いになる場所もある。

チャリに積んでる最強ライトをつけ、なおかつカメラのフラッシュたいて
それでも奥が全然見えなくて怖い(´;ω;`)

岩の様子はこんな感じ。
まだ屋外とつながってる部分で、鍾乳石っぽいツルヌメ感はない。

あんた、これ下っていけるのん?(´;ω;`)
中央の真っ暗な穴から下に降りていけるけど、ぼくちんには無理でした(´;ω;`)
完全に真っ暗、無音、たまに響く変な音、冷たい雫(首筋直撃)に負けて、
半泣きになりながらとっとこ引き返すことにした。
なお、洞内にはコウモリやカマドウマさんが山のようにいるとのこと。
北海道で大のカマドウマ嫌いになった俺には余計に無理です!!!

福島の入水鍾乳洞も同じような感じで激怖ぶるぶる丸やった。
でもあっちは観光地で、入洞後一定時間で帰ってこんかったら、
係員さんに捜索してもらえたけど、こっちは何かあったら死ぬ(´;ω;`)
誰かと一緒に来てたらもうちょっと先まで行けたかもしれんが、
ひとりで、もしものことを考えると引き返さずにはいられない(´;ω;`)

洞窟ハンター失格と言われてもいい、生きて帰りたい...w
+-+-+-+-+
到着早々に鍾乳洞で大興奮。
まだまだ久米島一周は始まったばかり。
果たしてどんな旅が待ってるんだろうか(*´v`*)