2007年一番の買い物:DTMの楽しさを教えてくれた「初音ミク」 | kenchanのブログ

2007年一番の買い物:DTMの楽しさを教えてくれた「初音ミク」

今回、エディタコミュニティ様のサイトにて、「2007年買った物自慢 & 2008年欲しい物作文コンテスト!!」が行われることになったため、2007年一番の買い物としてVOCALOIDの「初音ミク」を紹介したいと思います。


昨年、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトやテレビ番組などで話題となったので、「初音ミク」の名前は知っている人も多いかもしれませんが、実際に購入した方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。


VOCALOIDとは、一言で言えば「自分で作曲した歌を歌わせることのできるPCソフト」です。実は、歌を歌わせるソフトはVOCALOID以前にもいくつか登場しています。






上の動画では、なんとNECが25年前に発売したパソコンPC-6601に搭載されたお喋りソフトが歌っています。4半世紀も前からパソコンに歌わせる技術があったことには驚きですが、声はやはり、機械っぽいですね。


この後にも、ヤマハから歌を歌わせるプラグインボードPLG100-SG(パソコン内部のスロットに取り付けて使用する音源ボードの一種)が発売されています。


http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/p/plug/plg100sg/index.html



今まで紹介した音声合成は、音色がいかにも機械っぽいため、テクノミュージックの素材に使うぐらいの用途に限られていました。しかし、今回私が購入したVOCALOIDの「初音ミク」は、本物の人間と聞き間違えそうな音色で歌わせることができます。


まずは、初音ミクの公式HPでデモソングを聞いてみてください。


http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp



このデモソングは、「初音ミク」を製作した会社のプロの社員が作成したので、このソフトを買っていきなりこのレベルで歌わせるのは難しいのですが、音階、音の長さと歌詞を入力するだけでもかなり歌ってくれます。


初音ミクを買ってまだ1ヶ月目ですが、なんとかここまで歌わせることができました。



私は、この「初音ミク」を買ってから、DTM(パソコンで音楽製作ソフトを使って音楽を作ること。詳しい内容は私の1/1付けのブログ:DTM・VOCALOID初心者の為のブログNo.1 に記載してあります。)にハマってしまい、VOCALOIDの「初音ミク」の次に発売された「鏡音リン・レン」(声は14歳の男女の双子という設定になっています。ちなみに「初音ミク」は16歳の女の子という設定です。)と、音楽製作ソフトのMusicMakerも買って、本格的にDTMを始める事になりました。もし、「初音ミク」がなかったら、私はDTMという言葉すら知らないままだったでしょう。


私にDTMという楽しいPCの音楽の世界を教えてくれた「初音ミク」は2007年の一番の買い物というだけでなく、自分の人生の中でも一番の買い物なのかもしれません。



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