J132節 東京V - 名古屋

 スタジアムに響き渡る東京ヴェルディを呼ぶ声。j1の舞台でしばらく聞くことができないと思うと涙が滲む。

 後半の笛が鳴ったらもう後戻りできない。自分との闘いだ。

 22分を過ぎた。ここから本当にきつい。走れ、ヤナギ。

 

 この時期にこんな切羽詰った戦いをしている。気持ちを強く持って果敢に攻めた。

どうしても遠いゴ-ル。

終了とともに降格を覚悟していたことがわかった。


選手が引き揚げて見えなくなっても、ずっとチ-ムの名を連呼するサポ-タ-の声が胸に沁みる。


誰が初冬のスタジアムでこんな場面を予想しただろう。

どんなことになろうともサッカ-をできる喜びがあることを忘れてはならない。