今年も国内建設は振るわない | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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ミ( ゚w゚)彡 <1月も下旬に入り、企業だけでなく政府機関からも昨年度の統計や指標が出てくるようになりました。大企業では23日に現代自動車が、24日には三星電子が昨年第4四半期と通年の実績を発表しますが、今日は内需の重要な指標である、住宅建設の数値を見てみましょう。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1389850307/289-290
289 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/01/21(火) 13:17:51.07 ID:uBlARW8k
昨年の住宅許認可25%減少、着工件数は10.8%減 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/01/21/2014012100897.html

 昨年の住宅許認可件数が、2012年に比べ25%減少したと調査された。政府の4・1不動産対策により供給量を調節したのが理由であった。着工件数も同じく減少したが、分譲・竣工物量は小幅増加した。

 21日国土交通部は2013年住宅建設実績を発表した。許認可・着工・分譲・竣工実績は4大住宅供給指標だ。

 まず許認可件数は44万世帯で、前年(58万7000世帯)比25%減った。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201401/21/2014012100830_0.jpg
▲2013年住宅許認可実績/国土部提供

 国土部関係者は“金融危機後に需要が減った時も年間55万世帯以上の住宅が供給され、2003~2012年でも平均48万1000世帯が供給されたことと比較すると、4万世帯以上減少した水準”と分析した。

 また“特に公共分譲件数が前年比81.4%、都市型生活住宅は44.2%減少したことが影響を与えた”と説明した。

 地域別では、首都圏が地方よりも減少幅が大きかった。首都圏は19万3000世帯で1年前より28.5%減少した。ソウルは7万8000世帯で9.9%減った。仁川(インチョン)(-41.2%)、京畿(キョンギ)(-36.4%)の許認可件数も大きく減少した。地方は24万8000世帯で2012年比22.1%減った。5大広域市は26.7%減少した。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201401/21/2014012100830_1.jpg
▲許認可地域別比率/国土部提供

 供給主体別では、公共では27.4%減った8万世帯を、民間は24.5%減少した36万世帯を供給した。類型別にはアパートが27万9000世帯(-25.9%)、アパート以外が16万1000世帯(-23.4%)だった。

290 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/01/21(火) 13:18:54.64 ID:uBlARW8k
>>289 つづきです

 着工件数も減少した。昨年の着工件数は42万9000世帯で、1年前より10.8%減った。地域別では首都圏よりも地方で大きく減少した。首都圏は19万3000世帯で7.9%減少したが、地方は23万6000世帯で13.1%減った。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201401/21/2014012100830_2.jpg
▲2013年住宅着工実績/国土部提供

 分譲件数は昨年とほぼ同じ合計29万9000世帯が分譲され、2012年よりは0.3%増えた水準だった。首都圏は25%ほど増えたが、地方が12.9%減少したことが影響を与えた。

 竣工件数は8.3%増えた39万6000世帯だった。首都圏は11%減少した17万7000世帯で、仁川の供給件数が1年前より64.3%減少したことが影響を与えた。地方は多くの地域で供給が増え、前年比31.6%増えた21万8000世帯だった。

 国土部は“公共賃貸住宅の場合、着工・竣工、事業承認のいずれも供給目標を超過達成した”と説明した。竣工件数は8万世帯で目標値より4%多かった。着工件数は7万6000世帯で目標値より14%、事業承認件数は6万9000世帯で目標値より24%多かった。

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ミ( ゚w゚)彡 <まず許認可および着工の減少ですが、間違いなく不動産景気の低迷が影響しています。韓国の集合住宅建設は計画発表と同時に分譲を開始し、申込金や中途金の支払いによって費用を手当てしながら竣工に持ち込みます。したがって竣工後も買い手がつかない悪性未分譲は、単に不良在庫というだけでなく、開発業者や建設会社の資金繰りにも悪影響を及ぼします

 着工件数の10.8%減少だけでなく、将来の収益のために先回りして許認可を得る件数が25%も減っているという点は、2~3年、あるいは5年程度の期間では住宅市場が回復しないと関連業者が見ていると考えられます。ただし、地方と首都圏で住宅市場の動きに時間差があったため、指標にやや食い違いが見られることも確かです。

          首都圏     地方      全国
許認可件数   -28.5%     -22.1%     -25% 
着工件数     -7.9%     -13.1%     -10.8%
分譲件数    約25%      -12.9%      0.3%
竣工件数     -11%       31.6%      8.3%

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ミ( ゚w゚)彡 <前年比プラスだったのは、首都圏の分譲件数と地方の竣工件数、全国では分譲件数と竣工件数の4項目だけで、残り8項目はすべてマイナスでした。今年以降、全国で25%減少した許認可件数が、他の数値に影響を与え始めます。首都圏の分譲件数が今年どれだけ減るのかが、ひとつのポイントになるでしょう。仁川の許認可件数が41.2%、竣工件数が63.4%も減っている点は、首都圏の見通しを暗くさせているのではないでしょうか。また、昨年31.5%増えた地方の竣工件数に、どれほど未分譲が含まれているのかも気になるところです。

 このような住宅市場の低迷を受けて、セメント業界は今年の需要予測を前年比マイナスとしています。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1389850307/97
97 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/01/18(土) 12:02:11.20 ID:dIDFW+fE
憂鬱なセメント業界、今年国内需要減少展望 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014011807501472224

 今年国内セメント需要が小幅減少すると展望された。

 18日韓国セメント協会と関連業界によれば今年のセメント国内需要は4300万tで、前年より3%程度減少すると予想された。これは政府の社会間接資本(SOC)予算縮小により道路など土木投資が減少していること、公共住宅部門の投資減少とアパート分譲市場の縮小などによる影響だと分析される。製鉄業界の高炉増設および火力発電所の発電設備増設後にスラグなど代替材供給が増えたことも、セメント需要を減少させた原因だ。

 国内セメント需要は都市開発、住宅建設、SOC投資などが活発だった1997年に6200万tでピークに達した後、下り坂を歩いている。昨年の国内需要は4400万tだった。

 セメント需要が減っているために各企業の工場稼動率も落ちている。1992年から2003年まではセメント企業の設備稼動率は82~92%だったが、2012年には72.8%水準で急落した。これは2012年の製造業平均稼動率78.1%を下回る水準だ。昨年末の平均稼動率も71%を記録した。

 業界関係者は"セメント需要減少が続いているなかで、原価上昇要因も販売価格にまともに反映されることができないことから、業界全体が枯死の危機に直面した"として、"正常な企業活動のためには値上げが避けられない"と吐露した。


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ミ( ゚w゚)彡 <セメント業界といえば、昨年末の鉄道ストにより輸送が停止して混乱に陥っていましたが、昨日コレール社長は国会の委員会に出席し、経営合理化と債務縮小のために旅客と貨物の運賃引き上げを考えていると報告しています。

 数年前から韓国の不況業種に海運・造船・建設が挙げられてきましたが、その影響が鉄鋼やセメントに及び始めたと見ることも可能でしょう。


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