パニックを生じさせた人間がパニックを起こしていた | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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ミ( ゚w゚)彡 <昨日午後、韓国各地で大規模な停電が起こり、あちこちで大小のトラブルが発生しました。諸事情により、wktkより前にここでご紹介します。

予告ない停電に大韓民国が'真暗'…マニュアル無視して切った 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/09/16/2011091600311.html

消費増加で慌てた電力取引所、予備電力に余裕あるのに"停電"
5時間で162万世帯大混乱

 15日午後2時、ソウル江南区(カンナムグ)韓国電力取引所の中央給電所。ここは全国の発電所の発電量と送電・配電状況を統制するコントロールタワーだ。50インチ大型モニター16個を連結して作られた超大型スクリーンに注意を注いでいた電力取引所職員は茫然自失した。スクリーンに現れている電力需要曲線がほとんど垂直に立ち上がっていた。午後3時には予備電力が343万kW(午後2~3時平均)まで下落した。史上最低の水準だった。 予備電力が400万kW未満に落ちれば非常状況に突入する。
 午後3時11分、電力取引所指揮部は経験したことのない状況に慌てた。マニュアルも忘れた。 ヨム・ミョンチョン電力取引所理事長(前知識経済部地域特化発電特区企画団長)は、断電を緊急に指示した。大規模停電事態を防ぐために、事前に一部地域に対して電気を強制遮断する措置を下したのだ。しかし停電は、予備電力が100万kW未満に落ちたときに下される最も深刻な非常措置だ。ヨム理事長の措置はマニュアルを無視した措置に違わなかった。しかし当時、電力取引所の誰も"今その措置を取る段階ではない"と制止しなかった。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201109/16/2011091600211_0.jpg
▲停止したエレベーター内の恐怖
 15日午後、予告されない大規模停電が起きたことで日常生活が大きい混乱に陥った。この日京畿水原市(スウォンシ)霊通区(ヨントング)霊通洞(ヨントンドン)ある建物では、エレベーターが停止して閉じ込められた学生が服で口をふさぎながら救助を待っている。この学生は出動した119救助隊によって無事に救助された。

 指示を受けたジョ・ボムソプ電力取引所運営本部長は、韓国電力全国支社に停電指示を与えた。韓電の各支社も電力取引所の指示内容を再確認せずに、直ちに停電措置に入った。非常マニュアルのとおりであれば、知識経済部の事前承認を得なければならないが、予備電力が低下していることに驚いて事後報告に変えてしまった。電力取引所側は"午後3時(秒単位基準)では、予備電力が148万kWまで落ちた"として、"非常マニュアルにも100万kW以下に落ちると予想されれば停電措置することができるとある"と説明した。

 国民には停電に対する何の予告もなかった。首都圏46万世帯、江原(カンウォン)・忠清(チュンチョン)22万世帯、湖南(ホナム)34万世帯、嶺南(ヨンナム)60万世帯など、全国で162万世帯がわけも分からないまま30分ずつ停電された。史上初の事態であった。午後4時35分になって予備電力は安定圏の400万kWを回復した。午後7時48分、今回の事態の総責任者であるチェ・チュンギョン知識経済部長官は対国民謝罪文を発表した。午後7時56分に電力供給は正常化した。

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ミ( ゚w゚)彡 <関連報道はたくさん出てきていますが、ひとまず中央の出来事からお伝えしました。