ブラック製品、ブラック企業? | Korea Economic News by KANI

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http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1308464239/541-542
541 名前:蟹(極東wktk産)[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 08:27:22.71 ID:joZYL1rD
消費者団体“消費者を愚弄した農心辛ラーメンブラックに重い懲戒を” 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110627/38331117/1
http://image.donga.com/photo/udata/photonews/image/201106/27/20110627004/20110627004_1.jpg
栄養成分を誇張して新しく発売、価格最大3倍上げて

 公正取引委員会は、既存製品をリニューアルしながら最大3倍近い価格をつけた農心‘辛ラーメンBLACK(ブラック)’に対して懲戒を下すことにした。誇大広告で消費者をげん惑させたということだ。公取委は近く懲戒程度を定めて、農心に課徴金を賦課する方針だ。
 26日、公取委が辛ラーメンブラックの成分分析を依頼した韓国消費者院の調査結果によれば、辛ラーメンブラックは広告とは違い、実際の栄養成分はソルロンタンに比べて非常に不足しており、体に有害な脂肪とナトリウムははるかに多く含まれていると明らかになった。消費者団体は“誇大広告と‘プレミアム製品’で包装して、巧妙に価格をあげた農心を重く懲戒しなければならない”と声を高めている。

○誇大広告で消費者げん惑マーケティング
 農心は辛ラーメンブラックに対して‘牛骨をたっぷり含有していて元気回復に良い牛骨保養食社です’、‘ソルロンタン一杯分の味と栄養がそのまま含まれています’、‘炭水化物、脂肪、蛋白質の比率が最も理想的な栄養バランスを整えた製品’という広報文句を使った。特に製品前面には‘牛骨保養食品’という文句を書き込んだ。広告だけ見れば辛ラーメンブラックを、栄養成分が非常に豊富な食品と感じるようにさせたのだ。
 しかし韓国消費者院が辛ラーメンブラックの成分を分析した結果、このような広報文句は実際とは違い、非常に誇張されていたことが確認された。蛋白質と炭水化物はソルロンタンの半分を少し越える程度で、脂肪は逆に二倍を超えていた。ナトリウムもソルロンタンよりさらに多く入っていると調査された。からだに良い成分は書いた反面、からだに悪い成分はさらに多く含まれているということだ。辛ラーメンブラック1袋(130g)に、蛋白質は14g、炭水化物は84g入っている。脂肪は17gでありナトリウムは1930mgにもなる。ナトリウムの数値は成人の1日栄養素基準値の97%に相当する。
 誇大広告に対して農心関係者は、“辛ラーメンブラックにはソルロンタンを濃縮して作った牛骨粉が入っていて、牛骨はからだによい食べ物なので‘保養’という文句を使った”と解明した。

○懲戒結果今月中に発表
 キム・ドンス公正取引委員長は、誇大広告とともに価格上昇で市場を曇らせた辛ラーメンブラックに対して、座視しないという意志を繰り返し明らかにしていた。今年4月10日、農心が辛ラーメンブラックの販売を発表すると、3日後の13日にキム委員長は“リニューアルやアップグレードを通した製品価格上昇に、便法や不公正行為はないか綿密に調査する”と話した。キム委員長は先月4日、“一部リニューアル製品、プレミアム製品に価格引き上げ理由があるか、公正取り引き法適用可否を検討している”と強調した。引き続き今月12日には記者懇談会で、“辛ラーメンブラックなど‘プレミアム製品’の成分調査結果を今月中に発表する”と話した。
 農心の誇大広告を確認した公取委は、‘表示広告法違反’で是正命令と共に課徴金を賦課する予定だ。課徴金は関連製品売り上げの2%を超過しない線で賦課することができる。4月15日に販売を始めた辛ラーメンブラックは、二ヶ月で売り上げが160億ウォンを越えた。したがって3億2000万ウォン以内で課徴金が賦課されることになる。公取委が表示広告法違反で制裁措置を下すのは1999年以来12年ぶりだ。

○ “課徴金など制裁水位を上げなければ”
 辛ラーメンブラックはこれまでの辛ラーメンより2倍以上高い。辛ラーメンはスーパーマーケットでは1個730ウォン、大型マートでは580~600ウォンで販売されている。辛ラーメンブラックの1個当り価格は大型マートでは1320ウォン、スーパーマーケットでは1400ウォン程だが、コンビニエンスストアでは最高1700ウォンで販売されている。 辛ラーメンに比べて2倍から最大3倍近く高いわけだ。実際に本紙取材チームがソウル鍾路区(チョンノグ)のあるコンビニエンスストアで製品を購入した結果、辛ラーメンは1個600ウォンだったが辛ラーメンブラックは1700ウォンで販売されていた。
 主婦ハン・ヘソン氏(45・女)は、“辛ラーメンブラックは油っこくなった以外それほど変わっていないのに、価格がとても大きく上がってびっくりした”として、“ラーメン価格がこのように高くてもかまわないのか腹が立つ”と話した。これに対して農心関係者は“製品価格を高く策定したのは、ソルロンタンを煮出して牛骨スープを作るために、真空濃縮設備など先端設備を導入したことに伴ったこと”と解明した。
 キム・チャヘ消費者市民会事務総長は、“誇大広告でマーケティングに成功して高い収益をおさめた後に、小額の課徴金を賦課しても農心が得る利益がより大きいだけに、課徴金金額を大きく上げるなど制裁程度を高めて、誇大広告をすれば損になると認識するようにしなければならない”と話した。

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ミ( ゚w゚)彡 <今月中にとの記事でしたが、今日早速懲戒が発表されました。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1309019946/16-17
16 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/06/27(月) 12:23:46.81 ID:joZYL1rD
公取委“‘辛ラーメンブラック’虚偽・誇張表示結論” 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20110627/38341582/1
課徴金1億5千500万ウォン賦課、'温情処分'論議

 (株)農心が4月、いわゆる'プレミアム製品'として発売、販売してきた'辛ラーメン ブラック'に対して、公正取引委員会は虚偽・誇張表示と広告をしたと決定、是正命令と共に1億5千500万ウォンの課徴金を賦課した。
 最近食品企業が、'高級原材料使用'または'優れた栄養水準'などとして、既存製品に比べて2~3倍高い価格の製品を相次いで発売しているなかで、公取委がこのような結論を下したことで少なくない波紋が予想される。
 公取委は27日、農心が辛ラーメン ブラックに対して'ソルロンタン一杯の栄養がそのまま含まれている'、'最も理想的な栄養バランスを整えた製品'、'完全食品に近い食品'などと表示広告をしたことに対して、"虚偽や誇張されたことだと認められる"と明らかにした。
 'ソルロンタン一杯の栄養'と関連して、公取委は栄養素別に調べた結果、辛ラーメン ブラック一個の栄養価はソルロンタン一杯と比較すると、炭水化物は78%、蛋白質は72%、鉄分4%に過ぎなかったと明らかにした。また肥満と関連する脂肪は辛ラーメン ブラックがソルロンタンに比べて3.3倍あり、高血圧・脳卒中・心筋梗塞など疾患を誘発しかねないナトリウム含有量も1.2倍に達するとして、"'ソルロンタン一杯の栄養がそのまま含まれていいる'という表示は誇張"と話した。
 公取委は'炭水化物、脂肪、蛋白質の比率が最も理想的な栄養バランスを整えた製品'という表示に対しても、"3大栄養素摂取の理想的な比率は、個別消費者の年齢、活動量、生理的な特性により変わることになる"として、"辛ラーメンブラックが理想的な栄養比率として作用できる消費者は、きわめて一部に限定される"と指摘した。公取委は特に農心が'食品摂取で炭水化物、脂肪、蛋白質の最も完ぺきな比率は60:27:13であり、辛ラーメンブラックはラーメンの中でこの比率に最も近接した62:28:10'と主張してきたことに対して、"日本農林水産省が3大栄養素比率60:27:13を目標値としていたのは、肉類消費抑制、米消費促進が目的で、個別消費者の健康に理想的というものと関係がない"として、誇張表示と規定した。
 公取委はまた、農心が辛ラーメン ブラックの3大栄養素比率を根拠に、'完全食品に近い食品'と広告を出してきたことに対して、"辛ラーメンブラックはたくさん摂取すれば高血圧・脳卒中・心筋梗塞など各種疾患を誘発しかねないナトリウムを過度に含有していて、豆や低脂肪牛乳のように頻繁に摂取することを推奨できないという点で、'完全食品に近い食品'とは認めにくい"と明らかにした。
 同時に公取委は、"辛ラーメンブラックが'完全食品に近い食品'ならば、既存辛ラーメンだけでなくソルロンタン、ビビンパ、ジャージャー麺など大部分食品が'完全食品に近い食品になる"と皮肉った。それだけでなく3大栄養素の比率に基づいた'完全食品'でも、'完全食品に近い食品'を規定するならば、3大栄養素の比率が52:13:33の低脂肪牛乳や29:38:33の大豆が完全食品に近い食品になるとして、辛ラーメン ブラックの広告が虚偽であることを指摘した。
 結論的に公取委は、辛ラーメン ブラックに対する表示・広告に対して、"ラーメン購買選択にあって重要な要素になる栄養価など品質に関して消費者が誤解しやすく、ラーメン販売市場での公正な取り引き秩序を阻害する恐れがあると認められ、虚偽・誇張の表示広告に該当する"と結論付けた。
 引き続き公取委は、課徴金を賦課した根拠に"辛ラーメン ブラックの不当表示と広告が、辛ラーメン ブラックの競争力を維持する核心方便として作用するという点で、公正取り引き阻害性程度が非常に大きいと認められたため"と説明した。課徴金規模を1億5千500万ウォンで決めたことに対しては、"辛ラーメン ブラックが発売された4月12日から事件審議日の6月24日までの売上額を根拠に算定された"と説明した。
 公取委は、"今回の措置は別名プレミアム製品を生産・供給する事業者が、品質を高級化した程度に比べて価格を過度に高く設定して、不当な表示・広告を通じて消費者を欺瞞することによって、競争力を維持させる試みを抑制すると期待される"と明らかにした。
 しかし一部消費者団体は、農心が辛ラーメンブラックを通じて二月間で160億ウォン以上の売り上げを上げたという点で、公正委の処罰が'温情処分'と主張して、論議がおきている。

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ミ( ゚w゚)彡 <バランス基準を日本から引用と言うのもなんだかなぁ