第二回ナロ号ダイジェスト(2) | Korea Economic News by KANI

Korea Economic News by KANI

韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/17

17 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 10:08:19 ID:2IS4GZQA
消火液の圧力に耐えられなかったか、電気信号誤作動か 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100610/28991478/1

■消防施設誤作動原因は
発射体へ噴射はされていない、“経験-技術不足”指摘も
http://news.donga.com/IMAGE/2010/06/10/28993180.1.jpg

 ナロ号(KSLV-I)が9日、発射の3時間ほど前に突然発射が中断され、その原因に関心が集中している。消火装置から消火溶液が噴出したことで発射が延期になったが、消火装置誤作動の原因はまだ明らかになっていない。

○問題の消防施設とは
 今回問題になった消火装置は、発射場の火災を防ぐための施設だ。ナロ号発射台周辺の地上に3基設置されている。ナロ号が発射直後に爆発して火災が発生するようなことがあれば、消火装置が自動で作動してノズルから消火溶液を吹きだす。ナロ号発射に問題がなければ、消火装置は作動しないのが正常だ。この日噴出した消火溶液は発射体に向かって直接噴射されることはなかった。

 消化装置は発射台の冷却システムとは違っている。冷却システムはナロ号が離陸する時に出てくる、3000度以上の火炎を冷ますためのもので、ロケットが離陸する瞬間に作動する。ロケットの火炎のために発射台装備が溶けることを防ぐため、秒当たり9000Lに達する水を吹きだす。昨年8月25日の1次発射でも、ナロ号が発射する瞬間発射台周辺に大量の白い気体が広がったが、これは火炎と水で発生した水蒸気だった。

○消火装置の誤作動原因は
 消火装置が問題を起こした正確な原因は明らかになっていない。韓-ロシア飛行試験委員会は消防施設誤作動の原因を徹夜で調査したと伝えれられたが公式発表はされていない。電気信号系で誤作動があったり、機械設備に問題があったのではないかるという分析が出てきている。

 キム・スンジョ ソウル大機械航空工学部教授は“消火装置のノズルが破裂したとすれば、これは消火溶液を噴出するための圧力に耐えられなかったためだ”と話した。航宇研は“4日に消火装置を含めて、発射台に対する点検を実施し、問題はなかった”と明らかにした。

 ユン・ウンソプ延世(ヨンセ)大機械工学部教授は、3つのノズル全てから一度に100tほどの消火溶液が噴出したことに対して、“誤った命令が下されたことでなければ発生するのは難しい問題”と話した。消火装置はセンサーと電気信号によって作動するが、当時の発射過程からセンサーによる作動だと見ることは難しいため、3つのノズル全て誤った信号が伝えられたという解釈だ。

○なぜ度々問題発生するのか
 ナロ号は7日に発射台へ垂直にたてる作業をしている途中にも電気信号異常があり、コネクタ部の問題から6時間作業を中止した。今回も発射体と関係ない、附帯施設の消化装置に問題が生じて結局発射を中断した。多くの専門家たちは“消火装置問題で発射が延期になったことは非常に珍しい”と話した。このように発射台に相次いで問題が生じたことで、発射台システムを改善しなければならないという指摘も提起されている。

 ナロ宇宙センター発射台は、ロシアの設計図面を土台に大部分の設備を航空宇宙研究院と我が国企業で作った。一度も作ったことのない先端施設を比較的成功的に作ったことは事実だが、相次いで予期できない問題が起きたことからハードウェアを運用する経験と技術はまだ不足しているのではないかという指摘もある。

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<昨日の今日で原因調査も含めて、最低限数日はかかるだろうと思っていたのですが。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/21

21 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 10:21:00 ID:2IS4GZQA
速報:「羅老号」、きょう再打ち上げ実施 【聯合ニュース日本語版】
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/06/10/0200000000AJP20100610000900882.HTML

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ミ( ゚w゚)彡
 <なんと!?

そしてつつがなく(?)発射準備は進められ、打ち上げられました。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/50

50 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 17:26:07 ID:2IS4GZQA
【速報】ナロ号通信途絶…フェアリング分離確認できず 【東亜日報】
http://news.donga.com/It/3/08/20100610/29010654/1&top=1

 ナロ号が10日午後5時1分予定通りに発射されたが、通信が途絶えてフェアリング分離も確認されないでいる。
 ナロ号は発射後に音速を突破して高度200kmをすぎて飛行したと分かったが通信が途絶えた。フェアリング分離もまだ確認されないでいる。ナロ号の通信が途絶えたのは発射50余秒が過ぎた後からだと知らされた。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/52

52 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 17:34:20 ID:2IS4GZQA
ナロ号高度70kmで通信途絶…離陸137秒地点"衛星探すのに最善" 【ナロ宇宙センター=ニューシス ダウム】
http://media.daum.net/digital/naro/view.html?cateid=1077&newsid=20100610172711234&p=newsis

韓国最初の宇宙発射体ナロ号が、10日午後5時1分正常に発射されたが通信が途絶えた。

 ナロ宇宙センター発射指揮センターは、離陸55秒後音速突破まで案内放送をしたが、次の過程は案内放送を省略したまま離陸8分でナロ号との通信途絶状況を発表した。

 航宇研イ・ジュジン院長は"離陸137秒後、高度70キロ メートル上空で通信が途絶えた"として、"それまでの段階はすべてのデータが正常だった"と話した。 イ院長は"衛星を探すためにすべての方法を講じる"と話した。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/53

53 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 17:40:07 ID:2IS4GZQA
ナロ号137秒で通信途絶…2時間後確認 【東亜日報】
http://news.donga.com/It/3/08/20100610/29010654/1&top=1
ナロ号が10日午後5時1分を期して発射離陸したが、137秒後の高度70km上空で通信が途絶えた。

 イ・ジュジン航空宇宙研究院長は記者会見でこのように明らかにして、"通信が途絶える前までは全てのものが正常になされたことをデータ上で確認しているので、搭載衛星を探すことができるすべての方案を講じる"と話した。

 現在は衛星からの信号を追跡しているが、フェアリング分離をはじめとして1段分離、2段点火、科学技術衛星2号の分離可否は直ちに確認しにくい状況だ。

 これに伴い、ナロ号が搭載衛星の目標軌道進入という任務成功に失敗した可能性があるという憂慮も提起されている。もし軌道進入に失敗した場合、通信が途絶えた時間がはるかにはやく、昨年の1次失敗に比べて原因を糾明するに足る資料も不足する展望だ。

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 <徐々に失敗したのではという雰囲気が濃厚になってきます。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/54

54 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 17:47:26 ID:2IS4GZQA
ナロ号通信途絶..希望は1~2時間後beacon信号 【イーデイリー ダウム】
http://media.daum.net/digital/naro/view.html?cateid=100031&newsid=20100610173204959&p=Edaily

10日午後5時1分発射されたナロ号が、発射137秒後に高度70km地点で通信途絶した。

 発射55秒後に音速を突破し、215秒後のフェアリング分離前に通信が途絶えたのだ。したがってナロ号はフェアリング分離信号さえ地上統制室に送ることができなかった。

 全南(チョンナム)高興(コフン)のナロ宇宙センターにはナロ号が発射されて視野から消える時まで、拍手喝采と祭りの雰囲気が形成されたが、フェアリング分離信号を受けられないと分かり緊張感が漂った。

 現在、教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は原因分析に突入した。 しかしナロ号と通信が途絶えた状況でナロ号が正常にフェアリングを分離して、衛星を本来の軌道に上げたのかどうかは発射後約1~2時間後に確認が可能だ。もし科学技術衛星2号がナロ号から正常に分離して宇宙本軌道に乗ったとすれば、ノルウェースバルバドゥル基地局にビーコン(beacon・応急信号発生器)信号を送るためだ。

 しかし最悪のシナリオも排除することはできない。ナロ号全体に問題が生じた可能性もあるためだ。特にナロ号が正常に音速を突破できなければ不安定な運動をしたり爆発する可能性が大きい。


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/55

55 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 18:08:39 ID:2IS4GZQA
カメラが閃光捕えられて'通信途絶' 1段ロケットの爆発が原因のようだ 【中央日報】

http://itview.joins.com/article/itview/article.asp?total_id=4233443
韓国初めての宇宙発射体ナロ号の、1段ロケットが爆発したと疑われるというニュースが伝えられた。

 匿名を要求したある政府関係者は、10日午後"ナロ号が正常飛行中に突然通信が途絶えた"として、"内部カメラに閃光が捕捉されたことから見て、1段ロケットが爆発したことでないかと疑われる"と話した。1段ロケットが爆発した場合、ナロ号の軌道進入は失敗に帰することになる。

 この日午後5時1分、全南(チョンナム)外羅老島(ウェナロド)発射台を離れたナロ号は、発射137秒目の午後5時4分ごろから通信が完全に途絶えた状態だ。このためナロ号の現在の位置は全く分からない。また、フェアリングが正常に分離して2段目の点火が成功的に進行されたのかも分からない。ナロ号は計画のとおりならば高度300km上空に到達する離陸540秒後の時点で、目標軌道に進入して科学技術衛星2号が分離しなければならない。

 専門家は"軌道に進入する過程で通信障害が生じることもある"として"今としては失敗と断言しにくい"と話した。ナロ号の通信が完全に途絶えても、離陸2時間後の午後7時前後には成功の可否を確認できるというのがナロ宇宙センターの立場だ。ナロ号は音速を通過した発射137秒後から通信が途絶えて、現在の位置を全く察することはできない状態だ。だが、フェアリング分離前に途絶えたことから、目標軌道にまともに進入したかを察することはできない状況だ。

 ナロ号からの通信が途絶える前までは、すべての軌道進入状況が正常だったと航空宇宙研究院が明らかにした。イ・ジュジン航空宇宙研究院長は5時20分記者会見を開いて、"高度70kmまで上がった時点の離陸後137秒後にすべての通信が途絶えた"として、"それまではすべての状況が正常だったために、技術分析をして詳しい内容を発表する"と話した。

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ミ( ゚w゚)彡
 <もうだめぽ


http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1276057285/75,76

75 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2010/06/10(木) 21:14:07 ID:2IS4GZQA
とりあえず、今日はこんなところでしょうか。

ナロ号、爆発で通信途絶を公式発表 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/It/3/08/20100610/29013835/1&top=1
"ロシア開発の一段目が爆発"…韓ロシア共同調査委構成
教科長官"3次発射準備"…露側と責任論議あるもよう

 ナロ号が10日午後5時1分、正常に離陸したが飛行中に爆発、墜落した。これに対して政府は、ロシアで開発したナロ号一段目が燃焼している段階で爆発したと分析し、ロシアとのナロ号共同開発契約にともなうナロ号3次発射を準備するという方針だ。

 アン・ビョンマン教育科学技術部長官は公式記者会見で、"今日5時1分に発射されたナロ号は、離陸後137.19秒までは正常に飛行していたが、以後地上追跡所との通信が途絶えた"として、"ナロ号上段に搭載されたカメラ映像が明るくなるのを確認したので、ナロ号は第一段燃焼飛行中に爆発したと判断される"と明らかにした。

 アン長官は"現在韓・露研究陣がナロ号の細部飛行状態に対する分析に着手していて、韓・露共同調査団を構成して原因糾明を本格的に遂行する予定"として、"正確な原因が糾明され次第調査結果を発表して、3次発射を準備する"と付け加えた。長官は引き続き"政府は今日の結果を謙虚に受けとめて、不足した部分を補完していく"として、"宇宙に向かった私たちの挑戦を止めず、宇宙強国の夢を成し遂げるその日までより一層奮発するようにする"と強調した。

 政府は原因糾明を最優先で処理するという方針だ。ひとまず政府発表のとおりならば、ロシア側が全面的に開発してきたナロ号1段ロケットが燃焼する段階で飛行中に爆発したと分析されるということだ。こうした政府の分析は搭載衛星の目標軌道進入というナロ号発射任務の失敗が明らかになるということはもちろん、その責任も事実上ロシア側にあるということを明確にしたと見られる。

 しかし、ロシア側が直ちにこれを受け入れるかはまだ不透明な状況だ。韓露間のナロ号開発関連契約上では、発射体任務失敗時にロシア側はナロ号1段を追加提供、3次発射を進行するようにしているが、責任の部分においては両国間議論を経なければならないと見られる。

 今回のナロ号2次発射を控えて、ナロ号は容易ではない問題点を知ることになった。ナロ号は7日午前、発射台へ移送されて発射台ケーブルマストと連結した後、連結部位に対する電気点検中にナロ号1段地上観測システム(GMS)との連結コネクターの一部で電気信号が不安定な現象が発見されて、起立が遅れていた。また、ナロ号は9日2次発射の最初の試みで、発射3時間余りを前に発射台消火装置の誤作動により発射運用手順がが中断された。

 これに対して韓国航空宇宙研究院イ・ジュジン院長はこの日の爆発と関連、"前日発生した消火溶液噴出問題がエンジンに影響を及ぼしはしなかったと判断している"と話した。

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ミ( ゚w゚)彡
 <残骸は拾いに行かんのか?あ、行けない?

 『失敗を恐れず進む』と言うとかっこいい気もしますが、進む最中に失敗を減らす努力はしていないのかと。失敗を恐れて適切なタイミングでストップをかける勇気がないと思われます。