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デートしたからって
ベッドの上に昇ったからって
容易にキスしちゃぁいけない
キスは
エ・チの始まりにして終わりにして、その本体なのだから
極上のキスの瞬間を足場にしながら
ぼくらは人生を組み立てていくのだから
”作法” がある
「キスしたいな~」 っていう想いを
ちょいと我慢してみるところから、その広大な世界は輝きと広がりを見せる
まずは、相手の”キスしたい度”を推し量ることが重要だ
ただ単に、 ”めっちゃキスしたい” なんて程度じゃ与えない
テケトーにやり過ごしちゃう
甘いトークや、指先どうしの軽い接触や
人込みを避けて辿りついた静かな場所。。。
状況が整っても、もうちょっと我慢してみる
おねだりすることも、相手の要望にこたえることも ”待った” する
”じらす”というのとは、違う世界だ
キスのタイミングをメイキングするのだ。 ふたりで。 最高を目指して。
静かで、ロマンティックで、心底安らげる空気の中を
理由もなくキスを先延ばしにする恋人たち
あなたと僕
「もうダメ」
っていう臨界点をいくつ超えたろう? って振り返りながら・・・
やがて
どちらともなく
吸い寄せられるように
包みこむようなHUGになり
僕はあなたの骨格を
あなたは僕の胸板を
それぞれに感じながら
粘膜という粘膜が
潤いと呼ぶには限界付近の艶やかさになっても
まだ二人はキスをゆるさない
見つめあい
時を止めて
フライングのようにこの手があなたの頬に触れたとしても。。。
愛しさのデッドラインは
胸にメガトン級の桃色ズドンを貯め込んで
爆発しそうになりながら
それでも
ジェントルに振る舞うことを要望する
そして。。。
頬に触れた僕の手が
いたたまれなくなって首筋へとすべる時
ほんのわずかな ”ピクン” を合図に
あなたの腰をグッと引き寄せてしまう。。。
もう限界
ほんとうの限界
求めあう気持ちのピーク
お互いを欲しがるテンションが
夜空の上でも赤桃色に弾ける時
この世でもっとも大切で
このうえなき甘美なものに
あなたに。。。
”触れる”
でも待て!
もうちょっとだけ待て
今、目の前にあるのは地上でもっとも得がたき唇なんじゃないか
誰より大切な ”いのち” に
その出入り口に
僕は今、触れようとしているんじゃないか
もっともっとにその想いを伝えたいんだ
君は僕の 一番キスしたい人なんだ
ちがう
キスしたい たった一人のひとなんだ
君の唇以外はいらない
もう胸の奥が でんぐり返りしたみたいになってる
血液が泡立ってる
全面的に君を欲しがってる
なんだか初恋の時より初恋みたいな気分になってる
この瞬間こそが人生のピークなんだ
ここを基点に、僕が僕になって
君が君になっていくんだ
一つになってふたりが
煌めきの中を歩いていくんだ
僕は全身でその想いを伝えられているだろうか?
その決意と熱が
毛穴からも目からも 君へと噴き出しているだろうか?
ホントに 冗談なんかじゃなく
君が欲しい
君のぜんぶが欲しい
゚・*..*・゚・。:*・゚☆★・゚・。:*
ふと気づくと
君が不思議に振動するベールを纏って
僕をこの上もなく愛しげに見あげている
その瞳にも その肌からも
僕と同様の 願いと熱さを確認した。。。
もういいね
ここが ”時” だね
あなたに。。。
想いのすべてを捧げて。。。
キス ゚・*..*・゚・。:*・゚☆
それは儀式として
生きる最高の瞬間として
ふんわりとスパークする 唇と唇
なまめかしくも すがすがしく
無遠慮にからみつく二つのいのち
るるる。。。
なんてやわらかく
なんてやさしくて どこまでもゆっくりと
お互いを確かめあう
艶やかでなめらかな 愛のしずくたち・・・
君越しに 景色も常識も消えてゆく
君の唇と その向こうの世界がすべてになる
やさしい。。。
甘い・゚・。:*・゚☆・゚・。:*
あとは。。。 想いの丈に身をまかせ。。。。
あぁもう・・・
君の
腰の力が抜けていく
それを ぎゅぅ っと支えながら
その身を預けられる悦びに 溢れて
君を抱きしめて
何もいらない
もうほんとに。。。 何もいらない
あなたがすべて
kiss
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