美香と藍はシード復帰
美香と藍は2年ぶりの米国女子ツアーシード復帰。
米国女子ツアーの今季最終戦「CMEグループ ツアー選手権」が終了し、
賞金ランク上位80位までに付与される来季シード選手が確定。
日本勢では、28位の宮里美香、44位の横峯さくら、66位の野村敏京、
77位の宮里藍、79位の上原彩子の5人が圏内に入った。
美香は昨季、米ツアー6年目にして自己ワーストの
賞金ランク91位に沈み、初のシード喪失を経験。
今季は準シードから5度のトップ10入りを重ね、
賞金ランク上位でシード復帰を決めた。
同じく昨季に初めてシードを失った藍は、『過去4年間の複数優勝者』の
資格で今季1年間をプレー。
賞金ランク78位で迎えた最終戦をシーズンベストの14位で終え、
辛くも圏内にとどまった。
一方で、米ツアー3年目の有村智恵は賞金ランク132位に終わり、
2年連続でシード獲得はならなかった。
今季は下部「シメトラツアー」を主戦場とし、
レギュラーツアーはわずか8試合の出場。
その下部ツアーでも来季ツアー出場資格が得られる賞金ランク上位
10人に入れず、12月に行われるファイナルQTに回ることになった。
ファイナルQTには有村のほか、今季は下部ツアーで1勝を挙げた
森田遥と、アマチュアの永井花奈(18=日出高3年)がエントリーした。
宮里は、日本ツアーの「日本女子オープン」など4試合に参戦し、
米国女子ツアー(LPGA)が発足させた“コースセットアップ委員会”の
委員も務めた1年でもあった。
ブログでは「さすがに、疲れたーーーー!!!!笑」と
率直な感慨を文字で表し、「心身共に、疲労困憊の一年でもありました」
と正直な胸の内を明かしている。