日経は8日、経済指標の悪化を受けて投資家心理が
悪化したほか、6連騰後の反動で売りが優勢となった。


日経平均株価は前日比181円81銭安の1万8141円17銭、
東証株価指数(TOPIX)は11.77ポイント安の1481.40と、
ともに7営業日ぶり反落した。



7営業日ぶりに反落。一時18400円を回復する局面もみられたが、
上ひげを残す格好で前日の陽線部分を陰線で塞いでいる。


ただし、25日線のほか、上昇する5日線を上回っての推移であり、
想定内の一服。


ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとの

レンジ内での推移。


バンドが収れんしているため、次第に煮詰まり感が
台頭してくる可能性がある。


一目均衡表では基準線が支持線として意識されている。
週足の一目均衡表では雲上限での攻防に。


週末終値で雲上限(18166円)を超えられないと、上ひげを残す
格好となり、上値抵抗としての意識が強まりやすい。



8日の日経225先物は前日比280円安の18100円で取引を終了。
高値は18410円、安値は18100円。上下のレンジは310円。
売買高はラージが5万0378枚、ミニは51万2000枚。


一方、TOPIX先物は前日比13.5p安の1484.0p。高値は1500.0p、
安値1478.5p。上下のレンジは21.5p。売買高は4万5947枚。


米国株は上昇したものの、足元の上昇(3営業日で710円)が
意識されて225先物は反落で取引を開始した。


休場明けの中国市場で上海総合指数が思いのほか
上がらなかったことも、積極的な買いを手控える要因となった。


225先物の手口では野村が2972枚売り越した一方、
大和が2282枚買い越している。


TOPIX先物に関しては、1000枚超の傾きは

観測されなかった。





仙人さん 曰く





日中は短い時間軸の調整からの上昇になりはしましたが、
高値更新出来ずに下落という動きになりました。


ナイトセッションでは長い時間軸の調整終了に
なってくるのかどうか?



60分足は高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の中にあります。


15分足は高値切り下げ安値切り下げの下降トレンド。

株価は移動平均線の帯の下にあります。



60分足はトレンドレス、15分足は下降トレンドという動きです。


60分足のトレンドレスが若干上有利なトレンドレスですが、
18470円からの下落がちょっと大きくなってきていて
上有利から普通のトレンドレスになろうかという動きです。


ここから下げてくると上有利とはいえなくなります。
ナイトセッションはちょっとやりづらくなりそうですね。


今日のナイトセッションは様子見からのスタートとしましょうか。


買うのは15分足移動平均線の帯の上に出てからにします。


売るのは18000円を割れてから戻しが弱ければ売り場探しとしましょうか。






15分足


18310円での寄り付きになり、18250円までの調整の後、
上昇し高値は18410円まで。


その後は再び調整入りの動きで5分足移動平均線を
割り込んできました。


2回目の5分足の調整は否定され15分足の調整に

移行しています。


15分足を見ると18410円からの下落は移動平均線の帯の
下限までとなっています。


15分足の調整であるならば、

ここから上昇開始となってくるはずです。


ここからの上昇は買える動きということになりますね。