11営業日続伸。11日営業日続伸は1979年12月以来となる。
利食い先行で始まったが、5日線が支持線として機能している。


ボリンジャーバンドのバンドは拡大傾向にあるが、
+2σと+1σとのレンジ内での推移が継続。


+2σは現時点で20700円を超えてきている。


新値足は陽線が8本積み上がっており、終値で20440円辺りを
割り込んでくると、新値3本足が陰転してくる。


じり高が続いていることで陰転シグナルの水準が
近づいている状況。


もっとも、現在のトレンドに過熱感はなく、2000年高値が
ターゲットとして意識されている状況は変わらず。



29日の日経225先物は前日比10円安の20560円と

6日ぶりの反落で取引を終了。

高値は20650円、安値は20510円。上下のレンジは140円。
売買高はラージが4万2922枚、ミニは49万7502枚。


一方、TOPIX先物は前日比5.5p安の1671.0p。高値は1682.0p、
安値1669.0p。上下のレンジは13.0p。売買高は5万0384枚。


円安一服やSGX先物が20420円まで下げたことなどの影響を受けて、
225先物は売り優勢で取引を開始した。


ただ、売り圧力はさほど強まらなかったことから、
売り一巡後は下げ幅を縮小しすぐに切り返す格好に。


上海総合指数が荒い値動きを見せたタイミングで売り仕掛けも
入ったが瞬間的な動きに留まった。


現物市場では、みずほ<8411>が2日連続で大商いとなるなど
個別物色中心の地合いに。


引けでMSCIリバランスが売り優勢だったことから
小幅な反落となったが、日経平均は11連騰となった。


225先物の手口はドイツ証券が1507枚の売り越しとなった一方、
クレディ・スイス、マネックスが買い方上位に並んだ。


TOPIX先物では、買いポジション筆頭のゴールドマン・
サックスが1564枚売り越している。






仙人さん 曰く





日中の高値は20650円まで。
20670円ブレイクができずに下落してきました。


20670円超えておきたかったところですね。
この影響がナイトセッションではどう出るのでしょうか。


早速ですがチャートを見てみましょう。


60分足は高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

株価は移動平均線の帯の上限にあります。


15分足は高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

株価は移動平均線の帯の中にあります。



両方の足が上昇トレンドで揃っているのですが、
日中20670円を超えられなかったのが気になります。


20650円の高値の後は下落して20550円まで100円落ちました。
60分足の直近高値から直近安値までは20670-20450という動きです。


その後の15分足を見ると、この20670-20450の値幅の中で
6波動目に入っています。


これは15分足ではフラッグ系の調整になってきています。
60分足でもフラッグ系の調整になる可能性が高そうですね。


今日のナイトセッションは何もせずに見ているだけにしましょうか。
週末ですし、ゆっくりと過ごしたいと思います。