犬遺棄 ドイツ張りに厳しい罰則を業者に義務付けよう



<犬遺棄>背景にペットブーム沈静化 販売業者数、高止まり


動物先進国 ドイツには条例に違反した場合は、罰金や禁固刑などの処罰がある。

また 日常的に近隣の人や動物愛護団体に厳しく監視されている


日本では 販売や繁殖を含む動物取扱業は必要書類と申請料を

都道府県や政令市に出せば簡単に登録できる。


取り扱い責任者を1人置く必要があるが、簡単な資格でも責任者になれ、
行政の立ち入りも営業開始時と5年に1回の登録更新時のみという簡素なもの


そんな甘い監督では 簡単に大金が稼げるブリーダー 販売業者に

悪徳業者が蔓延るワケだ。





 大量の犬が捨てられる事件が今年、全国各地で明らかになり、
ペットショップ関係者が逮捕されたケースもあった。


遺棄の背景にはペットブームの沈静化で以前ほど犬が売れなくなった事情があるようだ。
一方で悪質な業者をチェックする仕組みはなく、規制強化を求める声も上がっている。


 ◇ドイツ並に規制強化求める声


 栃木県内の河川敷や山林で10~11月、
ミニチュアダックスフントやトイプードルなどの死骸が相次いで見つかった。


これを機に各地で大量遺棄が発覚し、佐賀県でも10~11月、
生きたまま放置された約30匹のマルチーズが保護された。


栃木の事件ではその後、県内の元ペットショップ従業員2人が犬80匹を捨てたとして
動物愛護法違反などの容疑で逮捕された。


 一連の事件について、自治体(保健所)が犬猫の引き取りを拒否できるようになった
昨年9月の動物愛護管理法改正の影響とみる意見もあった。


しかし、動物愛護団体のNPO法人「地球生物会議ALIVE」(東京)が法改正前の2011年に

実施した調査では、全国110自治体のうち89自治体は既に業者からの引き取りを拒否していた。


ALIVEの小澤利子さんは「報道されなかっただけで以前から年に数件は大量遺棄があった」

と話し、佐賀県生活衛生課は「業者からの引き取りは08年ごろからしていない。

法改正は関係ない」と言う。


 そうした中、関係者が事件の背景として指摘するのがペットブームの沈静化だ。


 ペットフード協会(東京)によると、ピーク時の08年度に

約1310万匹だった全国の犬の飼育数は、今年度約1034万匹に減少。


担当者は「00年前後の大ブームのころに飼われるようになった犬が寿命を迎えつつある。
これを機に飼うのをやめる人も多いようだ」と語る。


少子高齢化や1人暮らしの増加も飼い主の減少に拍車をかけているという。


 他方、環境省によると、犬猫など動物販売業の登録数は

07年度の2万195事業所から11年度は2万4299事業所に増加。


13年度は2万1715事業所に落ち着いたが依然高止まりしている。
福岡県内で小型犬を繁殖する女性は「以前のように売れなくなった。


特に生後4カ月を過ぎると売れ行きが悪くなる」と嘆き、
一連の事件について「飼育し続けるのにもお金がかかる。困って捨てたのでは」と話す。


 遺棄まで至らなくても、買い手がつかない犬が劣悪な環境で飼育されている例もある。
ALIVEが今年5月に確認した兵庫県の繁殖業者の70代男性は1人で約150匹を飼っていた。


飼育場はふんや毛で荒れ放題で、水を入れる皿は乾いていた。
外に出された十数匹の犬は風雨をしのげず震えていたという。


 販売や繁殖を含む動物取扱業は必要書類と申請料を

都道府県や政令市に出せば登録できる。


取り扱い責任者を1人置く必要があるが、簡単な資格でも責任者になれ、
行政の立ち入りも営業開始時と5年に1回の登録更新時のみだ。


繁殖にライセンス制を導入する米・ロサンゼルス市や、
繁殖に細かい規制を設け違反者に罰金を科すドイツなどとは対照的だ。


 ALIVEの小澤さんは「無責任な業者を増やさないよう日本でも
許可制やライセンス制を導入し、飼育状況なども厳しくチェックすべきだ」と訴える。




ドイツは世界的に動物愛護に貢献している代表的な国。



ドイツでは、ペットの陳列販売をしてはいけないとされている。
そのため、ペットを購入するとなったらペットショップやブリーダーに予約を取る。


これは、ブリーダーに対する必要のない繁殖防止と、
買い手に対するペットの衝動買いを防ぐため。


ドイツでは、日本のようなショーケース販売の仕方は人間の心理を利用して購買意欲をそそらせて、
お金目的の過剰な繁殖に繋がることを危険視ししている。


ドイツではそういった規制から犬の繁殖に関する管理が厳しく、
その分、可哀想なペットは生まれない。


つまり、ドイツのペット事情はビジネスライクで割り切っていない。


里親募集をしているティアハムというアニマルシェルターにアクセスし、
譲り受ける。


ティアハムから譲る受ける場合も、ペットを飼うに適している飼い主であるか

ということが細かくチェックされる。


正しく飼える飼い主だと判断されて譲り受ける場合、不妊手術費やマイクロチップの
身分証明書の費用として犬で220ユーロ、猫で60ユーロがかかる。


さらに、譲り受けて終わりではなく、飼い主にも飼うにあたってかなり
厳しい規制が付いてくる。


たとえば・・・「犬の相手を一日最低2時間しなくてはならない」
「散歩は一日最低2時間しなくてはならない」・・・etc


他にもリードの規定や、オリの中での飼いかたの規定などもあり、
とても生半可な気持ちで飼えるものじゃない。


条例に違反した場合は、罰金や禁固刑などの処罰がある。


誰にも見られていないし、誰からいつも干渉されてるわけじゃないし
大丈夫というのは甘い考え。


犬の権利を守ることは当然のこととして考えられているドイツでは
近隣自由人や動物愛護団体の人に厳しく見られている。


さらに、「犬税」というものがあり、犬を飼う人は税金を支払う必要がある。


また、ドイツの動物愛護団体は海外でも活動しており、スペインの保健所施設から
ペットを引き取り、里親を探す活動をしている。


他にもウクライナやルーマニアへも支援している。


そういったドイツの働きから、今まで動物愛護の関心がなかった他国にも
動物愛護の法律ができてきている。






ブリーダーには 犬猫をモノ扱いするヤクザな やからが多いという



早く規制すべきだ。


そうすれば 真面目なブリーダーだけが 生き残れる


ぼくも県の動物愛護センターから譲り受けたが 可愛い子達がいっぱいいる

しかも タダ^^(マイクロチップ ワクチン予防注射は必要だが7000円くらいだった)



是非 各県や市の愛護センターを積極的に利用してほしい

キチンと しつけされた お利口なワンちゃんたちが たくさんいる

(さすがに猫は トイレくらいだが)


残念ながら 里親が 見つからず 殺処分されてしまう子達が多くいるのが現状である

その子達を助けるためにも 活用をお願いしたい


ちなみに ある程度ではあるが 希望も聞いてくれる

ぼくは 白を希望していたので 3ヶ月待ったが 今は幸せな日々を過ごしている


一度 電話して相談してみればいい

動物好きの職員さん 獣医さんが いっぱいいる^^


東京都動物愛護センター

名古屋市動物愛護センター  (愛知県)

千葉県動物愛護センター

動物愛護センター 兵庫

福岡県動物愛護センター

広島県動物愛護センター

埼玉県動物愛護センター

福岡動物愛護センター

新潟県動物愛護センター

動物愛護センター大阪



各県に ほぼある