19日の東京株式市場は大幅続伸した。
日経平均株価の終値は、前日比411円35銭高の1万7621円40銭。


終値ベースとしては今月9日以来、8営業日ぶりの高値水準となる。


 同日の東京株式市場は午後に一段高となり、上げ幅が400円を超え、
1万7600円台に乗せた。


終盤も上昇し、高値で取引を終了した。前日の上げ幅は390円で、
2日間では800円超の上げ幅となった。


 この日は前日の欧米株大幅続伸やロシア通貨のルーブル安がとまったことで、
東京株式市場も前日を上回る大幅上昇となった。


大幅続伸。連日のギャップ・アップでのスタートとなり、
上値抵抗として意識されていた25日線を突破している。


一目均衡表では転換線、基準線を突破し、
遅行スパンは上方転換シグナルを発生させている。


パラボリックはSAR値にタッチする格好から、陽転シグナルを発生。
新値足は3本足が陽転している。


MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、
陽転シグナル発生が近づいてきている。


ストキャスはボトム水準からの上昇に入った段階であり、過熱感はない。


ボリンジャーバンドでは-2σを割り込んだ水準までの調整を経て、
+1σレベルまで回復してきている。


+2σが位置する18000円処を意識したトレンド形成へ。



19日の日経225先物は前日比410円高の17670円と3日続伸で取引を終了。高値は17670円、
安値は17460円。上下のレンジは210円。売買高はラージが5万0937枚、ミニは43万6451枚。


一方、TOPIX先物は前日比33.0p高の1416.0p。高値は1416.0p、
安値1396.0p。上下のレンジは20.0p。売買高は4万9330枚。


欧米株の上昇を受けて、225先物はギャップアップで取引を開始した。


25日線17423円を寄付きでクリアした後は17500円レベルでのもみ合いとなったが、
日銀会合の結果内容「金融政策の現状維持」が伝わった後、為替がやや円安推移に。


トヨタ<7203>など主力の現物株に買いが入ったことなどから
225先物は上げ幅を拡大。


引けにかけても強含んだことからTOPIX先物ともに高値引けとなった。


225先物の手口では、SBIが2284枚の買い越しで買い筆頭となった一方、
メリルリンチ、Aアムロ、Nエッジが1000枚超の売り越しとなった。


TOPIX先物に関しては、ゴールドマン・サックス、
野村が買い方上位に並んだ。







仙人さん 曰く





日中はいい動きでしたね。
高く寄り付いて、調整をしてから上への動きになり、高値引けでした。


ナイトセッションももう一段上への動きになってくるのでしょうか。


60分足は高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の上にあります。


15分足は高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。

株価は移動平均線の帯の上にあります。



60分足はトレンドれスですが、実質上昇トレンドと言ってよい動きです。
日足ベースでも上への動きに戻りました。


これで、すべての足が上を向いたということになります。
そうなると、もちろん買いを考えていけばいいのですね。


ナイトセッションも日中に引き続き買いを考えていくことになります。
日中に買い玉を持っている場合はそのまま持続です。


新規で買う場合には、一番短い時間軸である5分足の調整を待ってから
買い場探しとなりますね。