CMEの225先物(円建て)は大阪終値比100円高の17480円で取引を終了した。ドル建て
は同比125円高の17505円。


米国株式相場は上昇。ダウ平均は7.84ドル高の17817.90、ナスダックは41.92ポイン
ト高の4754.89で取引を終了した。


先週、中国や欧州の金融緩和を受けて過去最高値を更新した流れを受け、
朝方から買いが先行。


ただし今週木曜日(27日)に予定されている石油輸出国機構(OPEC)総会の結果を
見極めたいとの思惑から、上げ幅を縮小する展開となった。


ダウ平均やS&P500指数は過去最高値を更新。


CMEの225先物は上昇(円建て 大阪比+100円)。NYタイムの高値は17580円、安値は
17480円、上下のレンジは100円。出来高は円建てが16305枚、ドル建ては5198枚。


SGXの225先物(夜間取引)は大阪終値比155円高の17535円。高値は17600円、安値は
17395円



 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、俗信で始まりそうである。


ただし、幻のSQ(17549.60円)がネックラインとして意識されており、
これをクリアしてくるまでは上値の重さが意識されそう。


ただし、実質3週間の選挙戦に入ることになり、選挙相場の流れが強まることになる。
また、今週からJPX400先物の取引が開始される。


流動性が高まることによって、日銀による買入れ対象にもなるため、
市場参加者の関心は高い。


JPX400がけん引する展開も期待されそうだ。
17400-17600円のレンジを想定する。



円建てCME先物の終値は先週末の225先物比100円高の17480円。
為替市場では、ドル・円は118円30銭台、ユーロ・円は147円20銭台(8時00分時点)。


米国を除く世界的な金融緩和を背景に、225先物は14日の年初来高値17520円、
そして、年初来高値より上のSQ値17549円の突破を試す展開となろう。


日経新聞が行った世論調査では、投票したい政党で自民党が35%(12年25%)、
民主党が9%(同16%)、維新3%(同15%)という内容に。自民党が12年の
衆議院選挙を10ポイント上回る内容となったことはサプライズと言えよう。


選挙公示前に優勢が伝わることを警戒する動きもあるが、

他党の1桁を考慮すると自民党圧勝のシナリオも見えてくる。


様子見を決め込んでいた海外投資家が本日動く可能性はある。


一方、MSCIリバランスで約380億円の資金流出となることで、
引けにかけてはダレる場面も。


本日の上値メドは17600円、下値メドは17400円とする。



いよいよJPX日経インデックス400先物(JPX400先物)が大阪取引所に成就する。


一部市場関係者は、前週の先物、オプション市場の商い低迷の要因として、

ブローカーがJPX400先物の裁定取引用に現物株を仕込んでいたからと指摘。


実際、どれだけの流動性が確保できるかは不透明だが、ブローカーとしては
客筋から裁定ポジションのオーダーが来た際には受けざるを得ないことで、
現物のポジションを積み上げたとの観測。


12月SQまで約3週間と短い間にどれだけの商いができるか注目されよう。


225先物の裁定残がさほど積み上がっていないことから、JPX400先物に回す資金は
十分との見方も。







仙人さん 曰く




昨晩のニューヨークは上昇。
ダウは+7、ナスは+41となっています。


ナイトセッションはお休み。
CMEは17480円

ドル円は118円台での推移。


これらを受けて今日の日経平均はどうなるのでしょう。


60分足


高値切り下げ安値切り上げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の上にあります。


15分足


高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の上に出てきました。



両方の足がトレンドレスになっています。
どちらにでも動けるチャートですね。


ということはどちらに動いてもおかしくないということです。
はっきりしない動きの時には、何もしないというのが基本です。


今日は様子見からのスタートとしましょうか。
上は17480円をブレイクしてから買いを考えて行くことにします。


売りは15分足移動平均線の帯を下回ってから考えましょうか。






日経平均は下ヒゲの長い陽線です。
日経平均、上も下もありのチャートになりました。


ダウ


ダウは年初来高値更新です。
強い動きが継続していますね。過熱感はあるのですが下がりません。


絶対に逆らってはいけない動きが続いています。
上昇し続ける限りは上を見ていくことになります。


ナスダック


ナスダックも年初来高値を更新です。
ただし、新高値の大きめな陰線になりました。


上値に警戒感が出てきているということですね。


陰線になっても9日移動平均線を割り込んでいませんので、
まだまだ天井であるという判断をすることはできません。


このまま上を見ていくことになりますね。


日経平均


日経平均は大陰線の後は、値幅の小さな動きが続いています。


金曜の動きで9日移動平均線を割り込んだのですが、
引けにかけて反発し、9日移動平均線の上で引けました。


9日移動平均線が支持線として機能してきているようですね。


大陰線が出たことにより、ピークを付けて短期下落波動への転換の
可能性が高いと考えていましたが紛れてきました。


木曜と金曜は売り方としては下げておかなければならない場面でしたが
下げることができませんでした。


ストキ ャは金曜の引けの時点でアンチ売りのセットアップのままですから、まだ下の目は

残っていますが 下落転換にならずに時間の調整からの上昇という目が強くなってきています。

今週は上に行く可能性と下に行く可能性は半々という感じになってきています。

どちらにも動けるチャートになってきたということです。