元レーシングドライバーが教えるペーパードライバー教習

元レーシングドライバーが教えるペーパードライバー教習

「極限まで簡単に、最大限に楽しく」
をモットーに、レース活動で養った運転技術と路上マナーを伝えるため、今日も関東中心に教習に飛び回っています。

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「働き方改革」とか「ワークライフバランス」って最近、叫ばれていますよね。最近少しだけ話題になった、プレミアムフライデーなどもその一例です。

でも議論されるのは労働時間ばかりで、仕事の中身、仕事が楽しいかどうかということには、あまり触れらません。

もし労働時間が長くても、本当にやりたいことだったらどうでしょう?

野球、フットサル、ゴルフ・・・
これがもし、毎日の自分の仕事だとしたら??

そう、問題なのは労働時間ではなく、本当に自分のやりたい仕事ではないことが問題なのです。嫌な仕事の時間が減っても、嫌なことが少し減るだけです。楽しいことは増えません。

残念ながら私も、今は生活のために仕事をしてしまっています。しかも、とても嫌です。

いえ、正確に言うと仕事が嫌なのではありません。仕事に行くまでの「無駄な時間」が嫌なのです。

お金<時間!?

私は今、ペーパードライバーに運転を教える仕事をしています。

元々レース活動をしていたので、自分の知識が人様の役に立つことは、とても喜ばしいことです。

ですが・・・そこに移動するまでの運転時間。それがとてもとても苦痛なのです。

1人の生徒さんに教えに行くまでに往復4時間、1日2人は教えに行きますので、移動・待機の時間で6時間は軽く使っています。そう、移動時間だけで1日の労働時間近くを浪費してしまっているのです。

「仕事だからしょうがないよね」

「働くってそういうことだよね」

「お金貰っているんだから仕方ない」

周りに話せば、こういわれるのがオチです。でも待ってください。

1日何時間も移動のために使って、それでいいのでしょうか?ITや通信が発達して便利になっているにも関わらず、電車も車も、相変わらず40年前と同じ状態って、おかしすぎやしませんか!?

嫌な仕事と嫌な通勤で、駅のホームではケンカが絶えず、路上は些細なことでクラクションがまき散らされています。

よく「お金よりも時間が大事」という言葉を言う人がいます。私には、今までその意味が分かりませんでした。時間を使ってでも、お金を失いたくない、と。

でも今、この仕事をやっててよ~くわかります。

時間を無駄にすることは、命を削ることと一緒なのです。それは「緩やかな自殺」だと言えます。

「じゃあ、どうすればいいの!?」

そんな声が聞こえてきそうです。「今すぐ好きなことだけやって生きようよ」と安易に言うつもりもありません。でも、もう命を削りながら仕事をするのはやめた方がいいことは確かです。

IT、特にAI(人工知能)は急速に発展しており、数年のうちに人間の職を奪う可能性が叫ばれています。

奪われます!?ん、ちょっとまった!!どうして、AIと張り合わなければいけないのでしょうか?

AIはそもそも、人間が開発したもの。わざわざ人間が人間を駆逐するツールを生み出すでしょうか?人間と競合するために生まれてきたのではなく、人間を助けるために生まれてきたのです。そう、もう人間は8時間も働く必要はないのです。

世間ではブラック企業や働き手不足が問題になっていますが、今後は急速にこの問題もなくなっていくことでしょう。だって、AIが人間の労働を代わりにやってくれるのですから。

 

代行という名のねずみ講

だから、私たちはこれから「好きなこと」をやって生きていけばいいのです。

もちろんすぐに明日から、というわけにはいかないでしょう。でも徐々に「好きなことをやって生きていく」という価値観にシフトしていく準備をしなければ、現在の仕事に疲弊し、心を病み、無駄なストレスを抱えて命を削ってしまう可能性が大きいのです。

好きなことをやるためには「時間を作る」ことから始めなければいけません。時間に追われていては、好きなことはできませんからね。そう、お金を払ってでも、です。

炊事、洗濯、掃除、育児、移動、体調管理・・・

 

これを全部外注する。

ところが・・・果たしてこれでいいのか・・・

私には一つの疑問が浮かびました。

「私はこれでラクになる。でも、家事代行の人はどうだろうか?本当に家事が好きな人なら、お互い快くやってもらえる。でももし、代行の人が「仕事だから」という想いだったらどうだろう。お金のためにイヤイヤ働いていたらどうだろう。自分の嫌いな仕事を、お金を通してたらいまわしにしているだけではないか?新しい価値観でも何でもない。これでは「代行という名の、嫌な作業のねずみ講ではないか?」」

そう思ったのです。

ならば、家事や育児が好きで好きでたまらない人にお願いをできる仕組みを作ったらどうだろう。例えば保育士や管理栄養士は国家試験に合格したにも拘わらず、仕事がないために全く畑の違う仕事をイヤイヤしている人がとてつもなく多いのです。

せっかくインターネットという素晴らしい仕組みがあるにも関わらず、オークションや物販など「モノ」の仲介は活発だったのに、「人」のマッチングはあまりなされてこなかった。

いや「人材紹介」はあったけれども「幸せに生きるためのマッチング」はなされてこなかった。

AIという優秀なパートナーも現れたことだし、そろそろ私たちがしあわせに楽しく生きることについて真剣に考え始めなければならないと思うのです。

 

もう、いいんだよ

上記の「管理栄養士のマッチングサイト」はすでに活動を開始しています(宣伝が目的ではないので、ここではリンクを貼りません。興味のある方は、サイドバーを参考にしてください)

そうやって「しあわせに生きていいんだよ」という輪を広げて、ゆくゆくは日本の社会全体が、好きなことをやって生きていける国にしたいと思っています。

私の好きな言葉が2つあります。
「試してみることに失敗はない」(デイル・ドーテン)
「ストレスを一つずつ、なくしていくことこそが仕事」(小田吉男)

私たちは、ストレスフルな毎日を過ごすために生まれてきたのではありません。1日何時間も拘束されて、週2日の休みを楽しむために生まれたのでもありません。

 

もうあなたは今まで、十分頑張ったでしょ?嫌な想いもたくさんしたでしょ?

 

もう、いいんです。好きなことをして、楽しく生きて。

 

毎日やりたいことをし、きれいな景色を見、おいしいものを食べ、素敵な人と出会い、その中で楽しく仕事をするために生まれてきたのです。

やりたくない仕事に割く時間など、80年の人生にはありません。

このブログでは、楽しくいきるために時間を有意義に使う方法や情報、ツールをご紹介していこうと思います。そしてこのブログを通じて、世の中に「好きなことをして楽しく生きる」大きな渦を巻き起こしたいと思っています。