奥村健介のアレ
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リサウンド〜響奏曲〜ありがとうございました!

アミューズ劇団プレステージ第11回本公演
「リサウンド〜響奏曲〜」
千秋楽が終わり、振り返りストラボも終わってだいぶ旬が過ぎてるとは思いますが、勝手に個人的に振り返ります。

5月に六本木で今井とバッタリ会ったとき、「今度バンドものやるんで何かお願いするかも」って言われてずっとワクワクソワソワしてて、7月頭くらいにやっと正式にお話をいただいてテーマ曲の発注が7月末。

楽器オーディションがあったというものの、ほぼ初心者レベルだったのに、公演の中日ころには余裕まで感じられるようになりました。

二曲の中から選んでもらったテーマ曲も、その後できたラストシーンにハマってたので何より。
詞は、兄から弟へではなく弟の気持ちを兄が代弁という難しいミッションだったけど、こねくり回した挙句、最終的に今井が助けてくれました。

あと意外に思われるかもしれませんが、劇団プレステージ恒例とも言えるオープニングレビュー。
前回関わらせていただいたWorld 's EndのGirlfriendで作ってから、ここに結構な力を注ぐようになりました。
ここの部分だけ演奏をどプロプレーヤーな友人にお願いして、1分強の中にエンタメを詰め込みました。
ゆじろの振りも、短い曲の中に主要な設定をめいっぱい盛り込んで且つカッコよく仕上げてもらいました。感謝。

劇伴に関しては、通し稽古の映像を早い段階から頂けていたので、映像に演奏を合わせて録る的な手法で行いました。
インスピレーション一発。Don't think,feel。
本作は台詞や動きの中で感情がじわじわ動くことが多いので、結果的に芝居にライブ感が生まれたのでは、と思います。

作演出のほさかさんがシーン切り替えの「間」にものすごくこだわる方で、稽古を見てて感じた既視感、なんだろうって思ったら、その間の取り方ってクラシックの組曲なんだよ。楽章の間。
ご本人は音楽分かんないって言うけど、その辺の感覚はミュージシャンに近いと思います。クラシックの。
ということでほさかさんとはまたご一緒したいなと思っております。

彼らともお互い成長した形でまたガッツリ組んでやりたいなと思います。

リサウンド〜響奏曲〜、お疲れさまでした!

World's EndのGirlfriend、お疲れさまでしたそしてありがとうございました!

劇団プレステージ本公演、World's EndのGirlfriendにお越し下さった皆さま、そして三年ぶりに呼んでくれた劇団プレステージのみんな、本当にありがとうございました。

ゼツボー荘より愛を込めて、から約三年。その間公演を観に行かれてもいなくて、ぶっちゃけた話もう呼んではもらえないだろうな、と勝手に思っておりました。

そんな矢先、劇団員の中でも多くの外部公演で一緒したリーダーの今井から連絡があり、ゼツボー荘のクリエーター陣でまた作品を創りたいんですがご予定はいかがですか、と。
ふたつ返事で了承しました。

それから何やかんやありまして、無事千秋楽の幕が閉じました。

その間を書くのが面倒くさくなったんじゃないよ。

久しぶりにヤツらと、大関さんと、北川さんと、スタッフさん方と、今井と同じ作品を創ることが出来て、幸せでした。
ありがとう、また呼んでね。

インプット

どんな仕事でもそうだと思いますが、ずっと同じ事をして成り立つものではありません。
そもそも我々クリエーターの場合、作ってばかりでは涸れてしまいます。

そこで大事になってくるのがインプット。それまでの自分にないものを頭に取り込む作業です。

特にボーカルの人に多い悩みですが、参考に勧められて聴いてるけど自分のものにならないと。
ただ聴くだけで身につくものではありません。
歌の場合は発声、発音、リズムの取り方、フレージングなどを分析して丸々コピーする。
そこまでしてやっと身に付いたと言えます。
楽器や作曲編曲プログラミング、ミックスも然り。
可能な限り多くの楽曲を、可能な限り近付けてコピーする。
取り込んだらそれを活かしたオリジナルをやって(作って)みる。その繰り返しです。

それまで自分に無かったものというのは同時にそれまで興味がなかったというわけで、勧められてもつまらないと感じることが多いでしょう。
インプットのコツは、まずその曲を大好きになること。大好きなんだと思い込むこと。ただの好きではダメです。

どんな曲でも自分じゃない人が作ったら自分とは違うものができるでしょう。
一聴すると単純に聴こえる曲でも、分析してみると自分にないものが何かしら見付かるはずです。
それを取り入れるか反面教師にするかは自分の判断で。


自分の色が、とか云々言う前に出来ることを増やした方が楽しいよ!

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