ドイツ(クワルク編)①からの続き・・・。
そして、KARSTADTという高級食材のあつまるデパートの見学をしました。
通常はNGですが、今回は特別に館内のカメラ撮影のOKをもらい、パン屋さん、果物、チーズ専門店、お肉屋、魚屋、セフルのコーナーなどの販売風景をカメラに収める事ができました。
クワルクと一言でいっても、本当に様々な種類が豊富です。
お昼は、ソーセージを販売するスタンドへ!
観光客はもちろん、働いているドイツの人達も大好きなメニューの一つです。
4種類のロングソーセージを注文すると、丸い形のパンに挟さんだだけのとてもシンプルなものですが、素朴でとても美味しいです。
付けあわせはドイツ風ポテトサラダ。ビネガーであえてありさっぱりしてソーセージと良く合います。
ドイツの北部ではあまりフランス語は話せないのですが、なぜかここのソーセージ屋のおじさんがフランス語で説明をしてくれて、とても陽気なおじさんでした。
さていよいよ、クワルク工場、Zevenへ向け出発です。
車で、西に40分ほど走ると、ノードミルヒ製造工場に到着。
まず、目についたのは、今は使用していないという、レトロなバターチャーでした。
その後、チーズやミルクを基本にデザインされた様々な写真が飾られていました。
ミーティーングの部屋にはそこで作られている製品が並んでいました。
白衣に着替え、見学にいくと今まで見た事の無いような巨大なミルクタンクが目に飛び込みました。
さすがはドイツのシェアNo1,ヨーロッパ全体でもNo6に位置する大工場とあって、カメラに全てをおさめられないほど巨大なサイズです。
この工場はクワルクの他に、別のセクションに工場がわかれていて、パウダー(粉ミルク)、UHTミルクカカオやバニラ入りの乳製飲料も作っていました。
見学中、野外にHOYERと書かれた機材のようなものが大量に積まれていたので何かと質問すると、なんとなんと、製菓やグロサリー向けには1トン入りの規格のクワルクがあると聞き、それを入れるための容器だと教えられ、さらに驚きです。
原料のミルクは製造に合わせて、専用のミルクタンクで24時間受け付けられるようになっています。
行程の全も24時間休む事無く、でコンピューターでコントロールされています。
中はとても効率よく出来ていて人が肝心な部分にしか、立って作業をしていません。
ミルクポーションの容器やクワルクの下側の容器でさえも全てこの工場内で作成していました。
ミルク、乳酸を加えられ、ゆっくりと凝固していく様、ハーブや香辛料を加える行程など、その全てが機会の中でおこなわれるため、機会の外側ではなにが起っているかはわかりません。その全てを知るのが、工場長であり、記録されているコンピュータです。
クワルクはまずはじめに、プレーンをつくりそこへレシピ通りに香辛料やハーブを加えて様々なクワルクになります。
見学したこの日だけは特別に、クワルクにハーブを混ぜている行程をこっそり開けて見せてくれました。とても貴重な映像です。
衛生面は完璧で、停電をして全ての作業が2時間ほど止まってしまった時は、その全てを破棄したそうです。
機会化になっても、肝心な部分は人(責任者)が確認や判断をします。
お世話になった工場長のTABELさんです。
だからこそ、いつも品質の高い、安定したクワルク、ポーションクリームの供給がなされドイツのいたるカフェ、機内においても、高速の休憩所でさえもMILRAMブランドを目にする事が出来るのです。
実は、当社がクワルクを輸入するきっかけは、北海道でおこなわれた洞爺湖サミットのG8に提供する食事にクワルクが必要との用命をうけ、ドイツではこんなにも無くてはならないフレッシュチーズでありながら、その時、日本への輸入はまだされておらず、とても苦労してG8会議に間に合うようにと、努力して輸入に成功した、とてもとても思い出深いチーズの一つでなのです。
癖が無く、滑らかでヨーグルト感覚で扱えるクワルクは今後日本の食卓にも根付いていってもらえるようにこれから、クワルクの食し方楽しみ方も同時にお伝えしたいと思います。
現在は、月に1度の輸入ですが、日本ではなかなか手に入らないクワルクを一度
試してみてください。
ヨーグルトとクワルクの違い・・
ヨーグルトは1リットルの牛乳から1kg作る事ができます。
クワルクは1リットルの牛乳から350gしか作る事ができません。
クワルクは、それだけ、濃厚できめ細かくし上がっています。
クワルクには、乳酸菌だけでなく吸収しやすい形でカルシウムやタンパク質もたくさん含まれています。
ヘルシーなのに、ミネラルやビタミンも豊富なので、朝食にもおすすめです。
プレーン ¥880/個
ハーブ入り ¥900/個
※ 製菓用、業務卸、レストランなど大量にご利用の際はKen Internatiponal JPまでお問い合わせくださいませ。