「ピンチはチャンス」って私はよく使いますが、日本にも昔からそういう言葉がありましたね。

ただ、「災い転じて福と成す」だと、災い自体に福が隠れてるって感じを受けないかもしれませんが、ピンチには必ずチャンスの芽が隠されています。

そういうことを通して進化できるように計画してきてるのです。

でも、そこで挫けたり、不平不満を言ってたら、チャンスを逃します。

起きたことは全て自分にとって必要なことです。まずそれを受け入れましょう。大いなる自分が決めたことなんですから間違いありません。

ただ、必要なことだからって、喜怒哀楽の感情を無理に我慢することはありません。

そこで感情に蓋をすると後でやっかいなことになりますので、いったん充分に味わうことが大事ですが、一歩引いた目でそんな自分を観察するようにすれば、必要以上に感情に振り回されることはなくなるでしょう。

悔しさ、悲しさ、辛さ、怒りなどの感情がわき起こったら、自分がそういう感情を味わってるということを意識すればいいのです。

そうしてそんな自分を許しましょう。感情は味わってもいいんです。自分はダメだと思うことはありません。

そのあと、そういう強い感情を引き起こすような体験をできたことに感謝しましょう。

人間は、同じ経験をしないとその人の気持ちが本当にはわかりません。
その経験で自分の人間としての深みが増し、他人を思いやることができるようになったのですから、一歩ステージを上がったのです。ありがたいではありませんか。

そしてこのピンチを乗り越えることで、「災い転じて福と成す」という状況になるか、その時の学びを今後に生かせるようになるか、どうなるかはわかりませんが、とにかく今後自分が進化していくことは間違いないので、まず感謝して喜びましょう。

感謝と喜びの波動が福を呼び寄せます。「笑う門には福来たる」です。

ピンチに感謝することで事態は好転し、チャンスに感謝することで、傲慢になって転落することを防げ、平時には平穏無事なことに感謝できます。

「ありがとう」の言霊は最強なので、ありがたくない時でもとりあえず言っておけばいいかもしれませんが、実は「ありがたくない時などない」のです。

「感謝が大事」だとよく言われますが、自分が「ありがとう」と思えない時に口にするのは難しいです。

でも、今書いたことが腑に落ちれば、いつでも心から喜んで「ありがとう」と言えるはずです。

もし腑に落ちなかったら、コメントいただければできる限りお答え致します。


感謝だけでなく、「与えることが大事」「比較しないこと」「批判しないこと」など、スピリチュアル的に良いと言われてることも、ただ「良いから」ではなく、
なぜそれがいいのかを納得して腑に落ちた方がいいと思っています。

そうじゃないといざという時に実践できないと思うからです。

いずれそういうことも書いていこうと思いますが、今回は「ピンチはチャンス」な話です。

理論は書いたので、実例をあげましょう。


失業して貯金が無くなったらピンチですよね。

某Kさんはそれまで趣味で過去世拝見をやってましたが、別の某Kさんから仕事でやれるよ、と言われても「いやいや」となかなか一歩踏み出せませんでした。

でも、このピンチがあったからこそ、一歩踏み出しました。お金をいただく以上はきっちり仕事する必要が出てきますので、そこからさらに知覚能力は伸びました。

そのあとも別の力仕事をやっていましたが、半年後病気になり、力仕事ができなくなりました。しかも失明の危機。
普通ならまさに「弱り目に祟り目」といったところですが、某Kさんはそこに何かチャンスがあると思っていました。

あまり目に負担がかからないようにというところから、対面セッションを別の某Kさんから提案され、個人セッションが始まりました。


もう1人の某Kさんは、突然のボーナスゼロ通告を受け、子供二人同時進学に備えるため、スピード違反の罰金6万を払うのさえ厳しくなりました。

代わりに労役に就くことにしたおかげで、小説のネタができ、牢獄で今後の生き方を定めることができました。
すると、出所後からいろんな出会いに恵まれ、どんどん流れが良くなり、全く考えもしてなかった「K&K」のイベントを次々にやることになりました。

そして、会社ではつい最近、値下げしないと集団でやめるというお客さんが出てきて、ただでさえピンチだった状況が厳しい局面を迎えました。
それに対しての社内の対応策はなかなかまとまらなかったのですが、そのお客さんだけでなく、全体に対しての救済策が出てきて、それで皆納得したのです。

それは今までやってきたことと正反対のことでした。


どこのKさんたちの話かわかりませんが、
いずれも今までと同じではどうしようもなくなったところ、思い切ってやったことのないことにチャレンジすることで道が開けています。

今年は酉年。

飛翔するには、今までのように地面を歩くのではなく、羽ばたく必要があるのです。

たとえ自分がやったことのない道であっても、自分にやれる自信がなかったとしても、やってみたい、やりたい、と思うなら迷わずチャレンジしてみましょう。

人が亡くなる時に何を後悔するか。

それはやって失敗したことではなく、挑戦しなかったことに対してです。

失敗したって死にはしません。魂は永遠ですから。この世界はいわばバーチャルリアリティ。

何も恐れることはありません。

そもそも失敗などなく、それがダメだということがわかったという結果を得られるだけです。


話は変わりますが、愛に勝てるものなどありません。

昔あるワークを受けましたが、愛の思いに満たされることが最強の防御だということを実感しましたから間違いありません。

そして愛の思いがハートを開き、ハートの奥にある非物質世界に繋がりやすくなります。

その助けをシンギングボウルが行います。


ちなみに、昨日家でシンギングボウルの両手での練習をしましたが、重い荷物を持って家に帰ったあとだったので、背中が痛くなりました。
これでは長時間の演奏がピンチです。

そこで、今後長時間鳴らす時は机を使うことにします。今まで床でやってましたが、背が高いので、机に載せた方が無理なく鳴らせます。
ピンチにならなければ気づけませんでしたよ。

あと、練習してたおかげで、

「ダブルタイフーン」と「アンフィニトルネード」

という秘技を編み出しました(笑)

宇宙はスピンのリズムで成り立ってます。

右回りで必要なエネルギーを降ろし、左回りで不要なエネルギーを出していきます。

それを両手で同時に行うのが「アンフィニトルネード」

どちらかに特化して倍のエネルギーを動かすのが「ダブルタイフーン」

名前は凄いですが、別に大した技ではありません(笑)