盛岡散歩・福田パン | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

全国的に有名な盛岡のソウルフードと言えば、

 

わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺の三大麺。

 

でも盛岡生まれ盛岡育ちの方に実情に聞くと、

 

わんこそばは一度も食べたことが無いという人も多く、

 

じゃじゃ麺は市民でも好みが分かれるとのこと。

 

冷麺はよく食べるそうですが、

 

盛岡市民がほぼ間違いなくソウルフードで挙げるものは

 

福田パンとのこと。

 

と言うことで、私も福田パンへ行ってきました。

住宅街の細い路地にある、この看板が目印。

 

聞いてすぐに行ったように書いていますが、

 

実は何度行っても長蛇の列。

 

雨の日も店舗の外まで並んでいることもあり、

 

車も店舗前の駐車場の空き待ちで路地が大渋滞のことも…。

 

外観写真だけでも…と思っても、大量に人が写り込んでしまうので、

 

行っただけでそのまま逆戻り…ということが何回かありました。

 

私の根性がないだけで、並べば良かったのですけど、

 

買い方もよく分からないので、

 

初回はなるべく空いている時に行きたかったのです。

 

 

で、夏のある日、午前中の某時間帯に通りかかったら、空いてる!

それでも車や人が途切れることはなく、写りこむ事必須です汗

 

福田パンは昭和23年(1948年)創業。

 

地元の岩手大学でパンを販売することになった際、

 

創業者の福田留吉さんが

 

「安い値段で学生を満腹にさせたい」という思いで、

 

独自のコッペパンを開発したのだそうです。

 

 

入り口を入った正面が注文窓口。

上におしながきがずらりと書いてあります。

 

あんこ、ピーナッツバターやジャムなどの甘いもの系から、

 

スイートポテト、クッキー&コーヒーなどのスイーツ系、

 

そしてたまご、ポテトサラダ、カレーなどのサンドイッチの定番系に

 

照り焼きチキン、焼きそば、メンチカツ、れんこんしめじなどの

 

惣菜系まで、実に多種多様のおしながきがあります。

 

具材によって値段が変わり、

 

1つのコッペパンに2種類まで具を挟むことができます。

 

不動の一番人気はあんバター 159円だと聞いていたのですが、

 

私はあんこが苦手。

 

なので、おすすめと聞いていた中から、クッキー&バニラをチョイス。

 

そして惣菜系からコンビーフとたまごをチョイスしました。

 

 

注文をすると、

 

店員さんがこの具をコッペパンにたっぷり塗ってくれます。

1種類の具材だったらそのままパンに塗って終りですが、

 

2種類の具材でオーダーすると、塗り方も2種類あります。

 

上半分と下半分にそれぞれの具材を塗るタイプが「ミックス」。

 

左右の半分ずつに塗るのが「ハーフ」または「半々」。

 

特に指定しないと、ミックスになるようです。

 

味を混ぜたくない方はハーフがお勧めです。

 

組み合わせはお客さん次第で色々オーダーできますが、

 

甘いもの系やスイーツ系とお惣菜系は

 

混ぜることができないようです。

 

考えただけで、気持ち悪いですものねぐふ

 

 

壁際には「フクダパン」の名前が入ったパンコンテナーが

 

たくさん積まれていました。

これだけあっても早々に売り切れてしまい、

 

閉店時間を待たずに店じまいになってしまうこともあります。

 

 

店員さんの作業が早いので、

 

あっという間にオーダーしたコッペパンが出来上がります。

 

商品の受け取りとお会計は、横の窓口です。

本当に早いので、注文したらスッと横に移動すると、

 

サッと会計をして商品が渡されます。

 

オーダーのコッペパン以外にも、

 

すでに袋詰めになっているパンも売っているので、

 

こちらでサッと買っていかれる方もいらっしゃいます。

 

店内にはイートインスペースがあり、コーヒーも飲めます。

 

コーヒーのカップはこちらのレジで購入します。

 

他にも牛乳なども販売されていますし、

 

オリジナルのトートバッグなどもあって、ちょっと欲しくなっちゃいます。

 

イートインスペースもいいなぁと思ったのですが、

 

この日は(も)既に満席。

 

なので持ち帰って頂くことにしました。

 

 

こちらがコンビーフ&タマゴ。

ビニール袋に何の具なのかシールを貼ってくれます。

 

定番のものは印刷されたシールがあるのですが、

 

それ以外は店員さんが手書きで書いてくれます。

 

 

コンビーフ&タマゴを切ってみました。

カラシバターを塗ってもらったので、

 

上からカラシバター、コンビーフ、タマゴという層になっています。

 

一口食べたら、絶妙なバランス!

 

ただ、欲張って惣菜系2種をミックスにしたので、

 

1つでお腹が一杯になってしまいました。

 

 

でもせっかくなのでクッキー&バニラも。

こちらは定番のようで、印刷されたシールが貼られていました。

 

 

こちらも端から端までぎっしり。

とても1つ全部は食べ切れそうもなかったので、

 

1/4だけカットして味見。

 

うっ! あま~いむっ

 

美味しいのですが、甘すぎるものが苦手な私には、

 

クッキー&バニラはちょっと甘すぎました。

 

残りは帰宅した息子がおやつにペロリ。

 

この後も何度も通っていますが、最近はもっぱら惣菜系ばかりです。

 

そして肝心のコッペパンですが、具材を引き立たせる為か、

 

甘みが強く感じることもなく、バターの風味も強くなく、

 

なんとも昔懐かしいコッペパンでした。

 

 

そして福田パンは、スーパーにも出張します。

こちらはイオンモール盛岡南店さんの特設コーナーです。

 

イベントとして、時々このスペースで実演販売をしています。

 

こちらでも好きな具材を注文できますが、長田町本店のように

 

全ての具材があるわけではありません。

 

それでも福田パンが来ている時は、人だかりが出来ています。

 

 

そしてスーパーには、こんな福田パンもあります。

普通の菓子パンのように袋に入って売られているタイプのものです。

 

こちらは工場で生産されているようで、盛岡っ子の中には、

 

やはり店員さんに具を挟んでもらう福田パンの方が

 

美味しいという方もいらっしゃいます。

 

私はどちらも美味しいと思いますし、

 

こちらはいつでもスーパーで購入できるというメリットもあります。

 

 

テレビで取り上げられることもあり、全国的にも知られる福田パン。

 

実は盛岡駅構内でも購入することができます。

改札近くにあるイワテテトテトというお店は

 

岩手のご当地グルメが集結しているのですが、

 

福田パンも販売しています。

 

 

本店まで時間がなくて行けないという方も、

 

買いやすいのではないでしょうか。

盛岡にお越しの際は盛岡のソウルフードの福田パン、如何でしょうウィンク

 

 

長田町本店さんとイオンモールの出張販売は、

 

許可を頂いて撮影しました。

 

快く撮影を許して下さった店員さん、ありがとうございました。

 

 

 

 今回のおでかけ

★福田パン 長田町本店

  住所:岩手県盛岡市長田町12-11

  電話:019-622-5896

  営業時間:7:00~17:00(売り切れ次第終了)

  定休日:お盆、年末年始

  駐車場:6台(無料)

 

 

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