65歳以上の頚損・脊損の方の車いすについてです。
介護保険は医療保険や障害者自立支援法(4月より総合福祉法へ変更)より優先されることはご存知かと思います。
よって,車いすは自立支援法ではなく,介護保険でレンタルすることを一般的には勧められるでしょう。
介護保険で車いすをレンタルすると月々に約1000円の実費です。
ここでポイント。
65歳以上の方は介護保険で車いすをレンタルしなければならないのでしょうか?
医師や更生相談所の職員が補装具による車いすが適当と判断したときには,介護保険で車いすをレンタルしなくてもいいのです。
介護保険のレンタル品目は標準的な既製品であるため,頚損・脊損の方に適した車いすがほとんどありません。
理解のある医師やセラピストと相談して,自分の体に適した車いすを作成することが望ましいか検討する必要があると思います。
介護保険で車いすをレンタルしないと,限度額に少しゆとりもでますしね。
経済的にも月々1000円を払うなら,補装具で数万円の実費を出しても,3年程度でペイできますしね。
もちろん,介護保険のレンタル品目で十分な方もいらっしゃいますので,様々な方と相談の上で決めて下さい。
私のウェブサイト 頚髄損傷.com
こちらにも有益な情報を記載しています。
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