愛地球博からの朝顔 | Prof.村上のイベント備忘日記

Prof.村上のイベント備忘日記

日本で数々の博覧会や大型イベントやガンバ大阪等のプロデュースを歴任し、2010上海万博では、日本人唯一の中国国家電網館の副館長を歴任し、日本と中国の文化、思考、仕事のルール、常識の違いなど肌で感じ、違いや日本に欠ける部分を忘れない様に書いてみます。


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この季節になると、きまって朝顔の開花写真を送ってくれる女性がいる。
愛知万博、モリゾーキッコロメッセの運営事務局で責任者だったHさんだ。
現在は、結婚して、イベントの業界から離れ、東京で出版関係の仕事をバリバリやっている。イベント業界から離れたのは、少々残念だが仕方ない。
彼女が毎年送ってくれる、朝顔の開花写真は、愛知万博のモリゾーキッコロメッセ運営事務局棟の入口横に咲いた朝顔の種を自宅で大切に育て続け、毎年開花すると、季節メールとして送ってくれたものです。
開催半年、準備段階から考えると長い時間関わったイベントも、閉幕すると現場へ再び行く事も殆んど無く、関係者一人一人の心の中の思い出しか残らない仕事。それがイベント。そんな儚い水泡の様な仕事が私たちの仕事です。
でも、建築物と違って、限られた時間に、沢山のお客さんの心に、感動や思い出を残す事ができる、イベントという仕事が好きで好きでたまらない。


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