欧州ストレステストのその後 | やまとこころの自由帳

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今日の午前一時半に欧州のストレステストの結果が公表された。

前日から自分は気になっていたので、午前に目が覚めたときにすこしだけ、

結果後の市場の動向をチェックした。

ダウは102ドル高で終わり、ドルは87円半ば、ユーロは113円ほどで、

来週以降の相場に期待が持てる形となった。

以下ストレステストのニュースに関する引用

欧州の銀行監督当局で構成する欧州銀行監督委員会(CEBS)は23日、域内20カ国の銀行91行の資産査定(ストレステスト)結果を発表した。景気や市場環境が予想以上に悪化した場合に普通株など「中核的な自己資本(ティア1)」比率が基準の6%を下回るのはヒポ・レアルエステート(独)、ギリシャ農業銀行、スペインの貯蓄銀行5行の合計7行の判定。資本不足額は7行合計で35億ユーロ/(約3900億円)と査定した。7行は各国政府から追加的な公的支援を受け資本増強に取り組む。


ストレステストで資本不足と指摘された7行 ドイツ ヒポ・レアルエステート
スペイン ディアダ
エスピガ
バンカ・シビカ
UNNIM
カハスール
ギリシャ ギリシャ農業銀行
 資産査定で「不合格」となったのは91行中7行だけで、7行の資本不足の合計額も市場の予想(300億ユーロ以上)を下回った。不合格の7行は全て国有化銀行か公的な地方金融機関で民間の大手行は全て合格した。エコノミストの間では「ギリシャ国債などの損失リスクの査定基準が甘い」との声もあり、これで欧州の銀行に対する不安が解消するかは不透明だ。

 資産査定は欧州景気が2010年~2011年にマイナス成長に転落する「景気悪化ケース」を想定。さらに国債価格が一段と下落する「政府の信認危機」が起こるケースも加味し、各行が損失に耐えられる十分な自己資本を持っているか調べた。最悪の場合で91行全体が直面する「潜在的な損失」は5660億ユーロと査定している。

 CEBSは「資産査定は20年に一度の厳しい市場環境を前提とし、昨年の米国の試算査定より厳しい」としている。ただ銀行が保有するギリシャ国債などの損失リスクの査定は時価評価が原則の短期売買(トレーディング)目的の保有分だけに限定した。

 市場では「ギリシャ国債は満期に全額返済されない」と懸念する向きが多いが、銀行が満期まで保有する予定の国債は「予定通り償還される」と損失リスクを織り込まなかった。このため「今回の資産査定では銀行のリスクの全体像が見えない」との批判が出ている

引用終わり

世界市場、世界経済はまだまだ油断はできないが、じっくり様子を見て行動していきたい。

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