日付的にはもう昨日ですが、『春告と雪息子』第四章 テンカ、届いたので聞きました!
視聴の時点ですごい好みだったので、めちゃめちゃ待ってた…
ふつーにネタバレもありますので未視聴の方はご注意を!








花江くんの演技本当によい…
というのと、ストーリーめっちゃ作り込まれてる!!
しかし私の場合シチュエーションCDが好きで、というか花江くんが好きで花江くんのしか集めてないので
とくに参考にはなさらないでくださいな。
ちょっとね、意外と内容重かったんでまだ1回しか聞いてないのもあり、さらっと感想書きたかっただけなのでご了承ください_(:3」∠)_

私個人的にはSっ気あるキャラ…結果的にテンカの場合は見た目だけでしたが、ジャケットの冷たい視線がもうたまらなかったです…

聞き始めて最初はね、正体を偽って、リツカ、と
兄の名前を名乗るわけですが
すごくツンケンしてるわけです。
雪息子という呼ばれ方がなんどかとてもしっくりくるくらいの、冷たい印象すら与える接し方で、だけどところどころ
こんなに冷たくなって…本物の雪女でない限り、辛いだろうな…とか、主人公には聞こえてるのか聞こえてないのかわからない
独り言のような言葉には気遣いも感じられる。
冷たいのか、優しいのか…って感じでした。

質問を繰り返す主人公に耐えかねて、さっきまでいろいろ理由をつけて連れて行こうとしていたのを、薬を嗅がされて無理矢理連れて行かれます。
目が覚めたら監禁されてるし、ここから出す気はない宣言されるし本当の名も名乗ってくれないし…これはヤバい、と聴いてる私ももうどっきどきです…
隙を見て逃げようと試みるもすぐに捕まり、力で敵わないことを思い知らされ…ってこの人全然隙ないんですけど、意外と主人公やんちゃっ子ですねw
しかしここ!視聴でめちゃめちゃドキドキしました…!
ダミヘをフルに活用してきてもう既に心臓が…もたない…_(:3」∠)_

と、思っていたのも束の間
次のシーンでは相変わらず監禁はされていますが、食事を持ってきてくれます
しかも手作り。しかも美味しい!
料理を褒めると、満更でもない様子で照れるところもあり、意外と可愛いところあるじゃん…!やっぱり冷たいだけじゃないなって思っていると
徐々に心を開いてくれているのか
名前と、過去のことを話してくれます。

その過去が壮絶で…眼帯の下は、傷があり、左眼の視力は失っている
その上自分の存在も、村からも村の人たちからも消し去られてしまい村を追放されてしまった。
だから自分にはこの村のことは関係ない、と。

まぁ、普通なら感情移入すべきは主人公の方なのですが
恐るべき花江厨の私はテンカの過去が辛すぎて
主人公や、一緒に育ったリツカにまで忘れられ居場所もなくなり、雪山に放り出され泣きながら村を出て行くテンカに
もう心はボロボロ…

主人公もテンカの話を聞いて泣いてしまうのですが…
当のテンカは
なんであんたが泣いてるんだよ…
泣かないでよ…
と…ガチで私がボロボロ泣いてるタイミングで優しい声をかけてくれるもんですからもう涙が止まりません。

どうして、そんな辛い過去を背負っているのにここまで主人公のことを思ってくれるのか
命がけで儀式を止めようとしてくれているわけですからね。
この無意味な村の言い伝えを止めたいのもあったのでしょうが、もちろんそれだけじゃない
主人公のことが、本当に大切で、自分を犠牲にしてまで春告になって欲しくなかっただけなんです

辛い思いをしてきたはずなのに、テンカは本当は心優しい、仲間想いな子でした。
散々ツンケンしてきたけど、きっと、真実を伝えて主人公が傷付くなら
騙して連れ出せるなら、本当は真実なんて知って欲しくなかったのかもしれませんね…
つら…(´;ω;`)


ほんと、書けないこともいっぱいあったので
気になる方は是非買って聞いていただきたい
本当に心打たれるCDでした。
回想では幼少期も聞けましたし、花江くんファンとしても最高と言うしかありませんよ本当…

キャストコメントで花江くんがおっしゃっていましたが
ストーリーが作り込まれてるので、下準備もなしに演じたらダメだな、というその心構え
けっこう凝った設定だったんですが、それを頭に叩き込んで収録に臨んだようで
その甲斐あって、テンカの感情の移り変わりがすごく鮮明に表現されていて
花江くんにはいつも最高の演技で驚かされ、泣かされてしまいます…

声優さん、アニメが主体かもしれませんが
ドラマCDという、他の共演者さんもいらっしゃるタイプの作品だけでなく
シチュエーションCDという、演者と聴き手しかいない
まぁ、聞く者も選ぶだろうし、実際ファンでもそこまでは手を出さない人もいます。
アニメより、アニメのある作品の番外編とも言えるドラマCDより更にファン層も限られる作品にまでここまで真剣に取り組んでくれることが本当に嬉しい。
内容がよかったのももちろんありますが、常に全力で演じてくれているからこそ、買ってよかったなって思いました。


もう後半ほぼテンカの感想というか
テンカを演じた花江くんへの感想になりましたがそこはやはり私です。
所詮花江キチですから、許してください_(:3」∠)_
でもそれくらい素晴らしい演技で
涙が止まらなくなってしまうほどの感情の入り方だったのです…語彙力もまとめる力もない私ですが、伝われ_(:3」∠)_


私が花江くんの役への感情移入の仕方が異常な部分はありますが(^_^;)
シチュエーションCDでここまで泣いたのはぼっちCD以来ですね

花江くんがどのタイプの役者さんか、微妙なところではありますが
私自身が結構憑依型なので
こんな辛い役、演じていて辛くないかな…花江くんのメンタル大丈夫かな、引きずったりしないかな…と無駄な心配までしてしまうんで、もうね…聞いてて感情ぐっちゃぐちゃなんですわ私が

だって、声からいろいろ伝わってくるんですもん
泣きながら演技することも少なくないようなので、結構憑依型なのではないかと勝手に思っています_(:3」∠)_

花江くんもっと幸せになれる役やってほしい(´;ω;`)
でも悲壮感があるくらいの役の方が合ってるというか、花江くん本領発揮してる感じですが…複雑ですね_(:3」∠)_