TWICEミサモ以前の日本人アイドル | K-POPちょっといい話

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韓国で活躍する日本人は、メジャー企画会社に所属するK-POP ガールズグループの中では1998年にデビューしたCircle(サークル)、2007年デビューしたCATS(キャッツ)の後が、2015年TWICEでデビューした日本人メンバー モモ、サナ、ミナとなる。

 

以前にもSESシュー 、Sugarアユミ 、LADIES' CODEの故クォンリセのような日本出身のK-POPガールズグループのメンバーはいたが、彼女らは在日韓国人であり、韓国系日本人ではない場合には、90年代末の活動していた多国籍グループCircle(サークル)の江口由香と小川綾子、2007年にデビューしたCATS(キャッツ)のスンシム(本名:大鶴綾香)以降では久しぶりだ。

 

 

TWICE以前に日本人メンバーが所属していたCircle(サークル)とCATS(キャッツ)がどんなグループであったかを見てみると、

 

<Circle(サークル)>

サークルは韓国、中国、日本の少女たちで構成された5人組ガールズグループであり、国内初の多国籍アイドルグループだ。デビュー前から大きな話題を集め、1998年の夏に活動を開始した。

韓国人メンバーは子役俳優出身のメインボーカル ハンボラム(14)、イジヒョン(14)の韓国人2人と江口由香(14)、小川綾子(16)の日本人2人に、白雪(13)という日系中国人で構成された。

1998年デビュー曲「Sweetest Love」で音楽番組上位順位圏に入るなど、多くの愛を受けて、日本でも「Sweetest Love」で活動した。 「Sweetest Love」 の活動終了後の1999年末、小川綾子は学業専念と女優を目指すためグループから脱退。代わりに韓国の子役タレント出身のリュセミンが加入するが、2集の準備中にがチームの色と合わないとして脱退。結局、Circleは4人体制でセカンドシングル「Something」をリリースしたが、その活動終了後、2000年にチームは解散した。

 

イジヒョンは、2001年にデビューしたガールズグループJEWELRYに参加し、Circleメンバーの中では最も認知度が高い。ハンボラムは2002年イユンサンの曲をリメイクした「別れの陰」でソロ活動をしたが、その後本業の俳優に戻り演技活動中だ。ちなみにJEWELRYのパクチョンアはCircleのメンバーを選抜するオーディションに参加したことがある。

 

日系中国人メンバーだった白雪は2006年、日本のサッカースター中田英寿と熱愛説が報道され、韓国内でも話題となった。 日本のユニットグループ「東京コールプロジェクト」でコーラスを務めるなどの活動もしたが、2014年12月22日自身のブログで無期限活動休止を発表した。

1集「卒業」(1998年)  Sweetest Love /プロポーズ
2集「Magic Eyes」(2000年) Something / It`s All Right
日本シングル1集「Sweetest Love」(1998年)

 

98年当時と言えば、97年にデビューしたSESが大人気、98年デビューのピンクルが続き、Cirlceは3番手であった(曲はSESそっくり)。

 

 

 

 

 

 

<CATS(キャッツ)>

CATSは、ハンソユ、パクスジョン、キムジへ、スンシム(大鶴綾香)
の4人組ガールズグループ。スンシムは日本人で本名は大鶴綾香、福岡出身である。1998年第一興商スーパーサーキットオーディショングランプリ受賞し、日本で歌手活動を行っていたが、2006年ザ・パルガン第2期オーディション外国人部門合格し、CATSに参加した。

グループ名は、ブロードウェイの4大ミュージカル「キャッツ」のように
歌の振り付け演技など多方面の才能をすべて発散するという意味である。2007年ガールズグループブームの渦中にあって外見はピンクル、実力はビッグママというフレコミで差別化を狙った。当時小学生に人気があった。

2007年デビュー、1集タイトル曲「Baby Cat」(ナムギサン作曲、ナムギサンギムジュンソン作詞)で活動。その後の2集を発売するが、その後の活動は不明である。