先日の登山である吊り橋を渡りました。
その時、思ったことは、エホバの証人は、サタンへの恐怖を巧みに利用して、人間の感情に揺さぶりをかけ、直ぐにすがれるのであれば、藁にもすがりたい思いに陥らせて、サッと、「聖書に基づく真理」というトンデモない嘘を目の前に提示し、相手を狂信に落とし入れる、という手段を使ってきたのではないか、ということ。
一般的に、吊り橋効果とは、吊り橋の上で橋が揺れるなどして、何らかの恐怖心にかられると、人はそれまでなんとも思っていなかった目の前の相手を好きになる可能性がある、という事例のことですが、この事例は、前述したようにエホバの証人の研究生が唆されて、信者に至る過程とよく似ている、と言えます。
だから、カルトの用いる吊り橋効果ってあるのだろう、と思います。
そんな吊り橋なんて渡りたくもないですけど、ストレスや苦境の中で見方が狭くなっている時は、「救いに至る唯一の道だ」と思って渡って行ってしまうのでしょうね。
人生に道筋は何本もあるのに、「これしかない」と思い込んでしまう、なんて哀れ。