本日の本会議で、議員提出議案第1号(市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正)に、反対致しました。
詳細は、添付画像をご覧ください。



反対理由を読んでいただければ、私にとって不利なので反対という短絡的なものではないことをご理解いただけると思います。

ちなみに、反対討論を終えてから知ったことですが、昨年の尼崎市議会議員選挙で引退された酒井一・元市議がこの議員提出議案第1号は無罪推定の原則などの観点で問題があるということで、各会派を回られ、感情論にならずにもっと議論を深めるべきだと説明されていたようです。

酒井一・元市議は私に対する審査会を立ち上げるため、現在市内で署名活動をされている中心人物ではありますが、それはそれ、これはこれとしっかり切り分けられ、今回の議員提出議案第1号は問題があると各会派を回られ指摘されていたと知った時は正直驚きました。

どのような場面・事案でも、感情論で強引に押し切らず、冷静に深く熟考・議論する...これはなかなかできることではありません。
特に相手を敵視している最中であればなおさらだと思います。
それに、「全員で共通の敵と認定」している中で声を上げるのは、さらに難しいことだとも思います。

本日、酒井一・元市議や私が問題があると指摘した今回の議員提出議案第1号は私以外の市議全員の賛成で可決されてしまいました。

賛成多数で可決されてしまったことは残念でありますが、酒井一・元市議が各会派を回られていたことを後から知り、少し救われた気持ちになったのが正直なところです。

先ほど、市政記者からも取材を受け、本日の本会議で行った反対討論の原稿もお渡ししました。
新聞ではどのように書かれるか分かりませんが、この投稿内容を読んでいただけた方には、私にとって不利だから反対したというわけではなく、是々非々な判断によるものとご理解いただけますと幸いです。