4年 那智久宣 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

4年 那智久宣

極めて読んで欲しい!   4年 那智久宣

皆様大変お騒がせしております、那智で御座います。
Winterを終えて引退し、ちょっと整理がつかないまま日記リレーを書いています。4年間のラクロス部での生活、良い意味でも悪い意味でもテキトーな僕ですが、それを温かく見守ってくれた先輩や後輩には本当に感謝しています。たぶん人によっては土下座しなくちゃいけないぐらい迷惑かけました。ごめんなちゃい。(笑)

そんな僕から後輩に練習についてと人として思う事を勝手ながら言わせて下さい。
まず練習ですが、サッカー日本代表のゴールキーパーである川口能活選手がこんな事を言っていました。

「フォワードというのは、何本シュートミスしても、1本シュートを決めると評価を受けます。でもゴールキーパーというのは、何本好セーブしたとしても、1本決められれば「1点取られた」という見方をされます。同じスポーツでもポジションによって正反対の評価のされ方をする。だから、1点の重みを大切に考えられるんです。」

ゴーリーとしてプレーしてきた僕的にはこれが痛いほど分かります。結局僕らも最後の東大戦で1点に泣かされたと思います。だからこそ、常に練習や試合では1本のシュート、1本のセーブをこだわって欲しいと思います。あとは常に練習と試合をリンクさせて欲しい。練習でやってない事、意識してない事は試合でなんか出来るわけない。だからこそ、アーセナルにはwinterでも4on3で戦って貰ったんです。他にも色々詳しい理由はあるんだけど、ここで話すと長くなるので僕の愛弟子アツシ&シンゴに伝えとくから皆聞いといて(笑)
だから練習メニューも常に試合で起こる状況を想定して組んで欲しいですね。こう考えると実は純粋にセットして6on6で攻めるシーンなんて試合ではそうないんですよ。これがヒントになってくると思います。極めて難しいけど、是非自分達で工夫して考えてみて下さい。

最後に人としてだけど、僕が最近気持ち悪いぐらい使う「しあわせはいつもじぶんのこころがきめるもの」っていう言葉の意味を考えて欲しいと思います。変に理解すると自己中みたいな発言になるけど、良い事も悪い事も決めるのは自分自身だと思います。
友達の良いとこ悪いとこを見つけるのは自分、だから悪いとこばっかり見てるとその人を嫌いになる。人生だって良いとこ悪いとこあってそれを見つけるのは自分、悪いとこばっかり見てると自分が不幸に見えてきちゃいます。
そういう人間にはなって欲しくないですね。常に発言と行動が伴っている人ならいいけど、人のフリみて我がフリ直さないとダメなわけだし、まあ要するに僕が言いたいのは他人に対しても自分に対しても悪いとこばっかり見てると不幸になるのは自分だよって事です。
何か偉そうなこと言って申し訳ないんだけど、是非自分の心に聞いてみて下さい。
僕はちょっと人の良いとこばっかり見すぎて、大変なことになってるけど(笑) まあそれが好きというか良いと思っているからまあ幸せなんだと思います。

色々長くなって大変申し訳ありません。でも本当に皆には感謝しています。ラクロス部に入って本当に良かったと思います。これからはOBとして熱くお世話していくのでよろシンゴ!!