ありがとう慶應ラクロス 木下悠貴 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

ありがとう慶應ラクロス 木下悠貴

$慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー
(ゴールを死守する木下選手)


同期のMG沙織からバトンを受け取った4年間ゴーリーをやらさせていただいた木下悠貴です。

一年間の途中入部から一橋戦の敗北までの約四年間。同年代の人間の誰よ
りも貴重で濃い大学生活を送れたと自負しています。

大学3年時の全日本準優勝、大学4年時の学生ベスト10
から歴史上初のファイナル4敗退。スポーツの歓喜と栄光、そして
厳しさを教えてくれた慶應ラクロスに感謝しています。80名を超え
る仲間と切磋琢磨した4年間は私にとって最高のドラマでした。も
うこの日記リレーを書いて追いコンを迎えれば最終回です。

最終回の前に後輩に伝えたい事それは最後まで仲間を信じてほしいという
事です。一橋戦の80分間、僕はとても冷静な気持ちで試合を最後尾
からみていました。

この試合負けるはずがないと思っていた自分がいながら、逆にこの試合勝
てないなと思う自分もいたのです。
それでも最後までそのアンバランスに保たれながら、最後まで立っていれ
たのは同じフィールドにいる仲間、応援席にいる仲間がいたからです。

スポーツの世界は素晴らしいです。でも本当にスポーツの素晴らしさを語
れるのは頂点を極めたやつにしか語れないと思います。
これから慶應ラクロスを背負っていく後輩達は09慶應ラクロスを踏
み台にして、こんな代になってはいけないという気持ちで頑張ってくださ
い。

スポーツの素晴らしさを語れる人間になってください。
でもスポーツが素晴らしいのは、仲間との大切な日々があるからだという
事を忘れないでください。

こんな僕をゴーリーとして最後まで信じてくれてありがとう。こんなくそ
みたいな先輩を最後まで慕ってくれてありがとう。特に那智、中井、櫻
井、小畑、ありがとう。
これからは君達の時代です。

どっか遠い埋め立ての地から応援しています。
これからはこの受け継がれていく日記リレーを観客席から。

次のランナーは近藤です。よろしく!