東宝のタイトルロールが来ちゃったよ・・・


レディ・ベスの製作が発表されてから、心のどこかで「もしかして・・・」と一瞬でも思わなかったと言ったらうそになる。

でも、まぁ元男1でしょうよ・・・とも思ってた。

なので、本気で「マジか!!!」って叫んだよ、大阪行きの支度しながら。

大阪に向かいながらもずっと「マジか?」「マジだな」「どうするよオイ」と自問自答を繰り返してました。

考えれば考えるほどすごいことで、震えるほどで、ドキドキが止まりません。



花ちゃんには6年のブランクがあって、その間、多少は舞台にも出てたけど、ほとんど空白みたいなもので、本格的に動き出したのはガラコンから。

ガラコンの時、他のOGの方たちと一緒に舞台にいる花ちゃんの姿に、嬉しくてありがたくて泣きそうだったのに、まさかこんなことになるとは・・・


どんな役でもいい、どんな小さな役でも、どんな小さな箱でも、自分の為に、花總まり個人として舞台に立つ姿が観たい。


そう、切望していた時期があって、半分あきらめながら過ごした日々があって、だからこそ、今、本当に嬉しくて、幸せで、ありがたくてしかたありません。

これはたぶん、花ちゃんのファンにしかわからない感覚だろうと思います。

花ちゃんのファンでもわからない人もいただろうと思います。

その苦しさとか、閉そく感とかは、感じた人にしかわからない、出口が見えない感覚。

それが晴れて、息をゆっくりと吸い、翼を開きだしている・・・そう思います、


これからも、本気で舞台を勤める花ちゃんに会えるんだな、とそう確信できることが積み重なっていく、この幸せが、ずっと続きますように・・・


花ちゃん、頑張れ!

まずはモンテ、それからベス、頑張って!

応援してる! ずっと応援してるから!

あぁ・・・本当に幸せだ・・・



昨日、姫様の結成式に参加してまいりました。


一番印象に残った言葉は、


「あまり活動してない期間も、別にやりたいやりたいと思っていたわけではなくて、その時はその時で一生懸命やってたから、後悔はしていない」(要約)


と言う言葉でした。


そして、


「後援会を作ると言うのも、最初は凄く迷っていて、宝塚を退団してもう7年も経っているから応援して下さる方がいるのか・・・と思ったこともあった」(要約)


と。


今回、私の質問が読まれたんですが、その質問が


『花ちゃんがもう一度本格的に活動を再開しようと思ったきっかけはなんですか? 戻って来てくれてありがとう。すごく幸せです』


と言うような感じの物でした。


それに対して、


「いただくお手紙とか、さっきの握手の時も、ありがとう、って言って下さる方が多くて、すごく嬉しかった」


と言うようなことをおっしゃてましたが、正直、今回の会に参加して、その想いはより深くなりました。


帰ってきてくれてありがとう。


戻ってきてくれてありがとう。


もう一度、ひとりで舞台に立とうと思ってくれてありがとう、と。


きよひこさんも会場にいらっしゃってて、「あまりにも引っ込みすぎててもっと自分から前に出なさいって怒ったことがある」とおっしゃってましたが、ほんとうに・・・なんと言うか、決断してくれて良かった、と思いました。


ちょうどタイミングが上手く行ったんだ、と言ってました。


エリザガラの話が来た時(公演の役1年ほど前)に、やりたいな、と思ったんだ、と。


(それから体作りをして、当時のままサイズ直しをせずにお衣装を着れるように頑張った、んだそうです)


エリザガラ、NWNT、永遠物語、BWML、石丸コン、それから12月のモンテ・・・お仕事の話もたくさんしてくれました。


来年も、まだ言えないけれどお仕事があるとも。


今はとにかく歌うことがたのしい、と。


宝塚時代は裏声で歌うのが基本だったから、普通に歌うってことがわからなかったけれど、今は普通に歌うのが楽しいんだろうなぁ・・・。


お仕事の話も、プライベートの話も、すごく、のびのびと、自由に、おおらかに、毎日を過ごしているのが伝わってきて、零れる笑顔が眩しくて、しあわせを噛み締める会でした。


「応援してくれる人がいる、宝塚時代からの人も、やめてからファンになりましたって人もいて、みなさんが背中を押してくれている。それが嬉しい」


とおっしゃっていて、その言葉だけでもう、本当に嬉しかった。


応援させてもらえる、背中を押させてもらえる、そんなポジションをやっとファンにも与えて貰えたんだ、と。


基本的に出待ちとかしないので、あんなに近くで花ちゃんと会って、握手して、話せたのは今でも信じられません。


至近距離でも見ても、花總まりは天使でした。妖精でした。女神でした。


おうたも歌ってくれたよ。


この人を好きでよかった・・・そう思いました。


しあわせだった・・・幸せすぎた・・・。


ほんとうに・・・ありがとう。



あ~、もう、花總まり まじパネェ!

花ちゃんの舞台を見る度に、毎回のように思うこと・・・それは



「俺、花總まりを見くびってた」



ということ。

今回もそれを痛感した・・・痛感させてもらった、コンサートでした。

石丸さんのコンサートにゲスト出演させていただく、と聞いた時から、あの朗々たる歌声の石丸さんと、しかもお芝居ではなくコンサートで御一緒したら、花ちゃんの弱点の一つである声量が露呈してしまうのではないか、と心配していました。

もとろんマイクもあるし、大丈夫だよ・・・と思ってもいたけれど、実際、本当に心配だった。

BWMLの時も心配だったけど、今回はさらに。

でも、それは杞憂だったよ・・・。



今回、花ちゃんが歌わせていただいたのは4曲。

1部では石丸さんの「最期のダンス」を受けてのMCから登場して、デュエットの「私が踊る時」とソロで「私だけに」を。

2部ではやはりMCから登場してのロミジュリの「エメ」とオペラ座の「All I Ask of You」を。

そしてカテコにも登場して手拍子リーダー(笑)


「私が踊る時」は宝塚版ではなくて東宝版を。現行トートである石丸さんと東宝版で、と言うのはちょっと・・・なんと言うか・・・ものすごくドキドキでした。

でも、なんか・・・本当に・・・こう・・・すごかった。

歌が上手くなった、と言うのはひとりで復帰してからの花ちゃんの舞台を見る度に思ったことなんですが。今回はそれに加えて歌が強くなった、と思った。

ちゃんとトートと・・・男性のトートと互角に渡り合って負けない、と良いシシィがいた。

ふにょふにょと愛らしい、本沸かしたMCから、目を閉じ、深呼吸をして、ゆっくりと目を開けた時にはすでにそこにいたのはシシィだった。

「花ちゃん」から「シシィ」になる瞬間を、見た。

すごかった。

もう私のボキャブラリーでは言い表せない感動だった。

「花總まり」という形はそのままに、その上に、中に、まったく別の人格が宿ってた。

高らかに、華やかに、勝ち誇り、咲き誇る・・・エリザベートだった。

そして、すぐにほわほわとしたMCが入り、そしてまた・・・今度は絶望の中で自分宣言をする「私だけに」のシシィが現れた。

閉じていた目を開けた瞬間から、花ちゃんの目には涙が膜を張り、今にも零れ落ちそうだった。

そのシシィは、雪とも宙ともガラコンとも違うシシィで、やはり、より、強い、と思った。

花ちゃんの一番の弱点だと思っていた、リリカルであるがゆえの声の細さを感じさせない歌声だった。

その段階で、ほんと、脱帽と言うか・・・

「花總まり、まじ、パネェ・・・」

そう、思った。


で、休憩挟んで2部。

やはりMCで呼んでいただいて登場。1部の凛とした大人っぽい紫のワンピースから一転、白のワンピース。テーマは初々しく(笑)

ロミジュリの「エメ」は・・・と言うよりロミジュリは、私、初代宙で最も見たかった演目で。

初代宙の、当時のメンバーを思い出して下さい。そして、ロミジュリの配役に当てはめて見たください。

どうだよ、ぴったりだろう!!!

そんな想いをずっと引きずっていた私は、花ちゃんの歌う「エメ」が一番の目的だったと言っても過言ではない。

その「エメ」は・・・まぁ、17と14に見えたかと言われるとそらまぁ若干無理があるよね、とは思ったけど、ハイティーンならまだイケるぞ、と(笑)

MCでモンテの最初は二十歳とと10代後半からはじめるから、初々しさを・・・と言ってたお二人だったけど、大丈夫よ(笑)

花ちゃんの「エメ」は、1部でのあの強さが嘘のように、可憐で透明感にあふれたヒロインだった。

石丸さんの笑みを受けて微笑む顔も、仕草も、恋に染まる乙女だった・・・花總まり、マジ パネェ・・・。

「All I Ask of You」もそう。初々しくも可憐な少女クリスティーヌだった。

また、石丸さんの声と花總の声の重なりのバランスが良かった。

綺麗な、柔らかに暖かい声の重なり・・・幸せだった。

石丸さん、本当にありがとうございました、とお礼が言いたくなった。




いやぁ・・・もう、ほんとに・・・ほんとに、幸せでした。

大満足でした。

もう、12月が楽しみすぎる。

モンテ、行きます。通います。

これ以上ない宣伝だったよ。

本当に、ほんとうに、ありがとうございました!

天国かと思った。

・・・とか言うと大げさですかね?



BWMLに行ってきました。

あのメンバーの中に花ちゃんが入っていたう、と言うだけでもドキドキだったんですが、本当に楽しかった。

良く耳にする、耳馴染みのいい名曲ばかりだったので、本当に楽しくて、あっと言う間の3時間。

普段はあまりミュー関係のコンサートとか行かないので、こう言うのも楽しいなぁ・・・と満腹満足で帰ってきました。

あと、やっぱり元々好きな曲はやっぱり好きだと思った(笑)

ロミジュリのエメとかレミゼのOnMyOwnとかレントのOneSongGloryあたりは、やっぱり好き。

こにたんのOnMyOwnで、エポが男の子設定のレミゼはめっちゃ萌える、と言う新たな扉を開きました(笑)

出演者の方では、やっぱりなんと言っても下村さん。

アースラが最高すぎて、いますぐ本役でやってほしい・・・やってくれたら今すぐチケット取るよ!って思いましたね(笑)





さて、ではうちの姫さまの感想を。

やっぱりね、歌はちょっと弱いのよ。それは知ってる。

ただ、回を重ねるごとにどんどん、ほんと、昼と夜で全然違うくらいに変わっていってたので、それはすごいと心底思った。

もともと歌手ではなく、芝居歌がいいタイプなので、気持ちの入り方で聞こえ方も全然ちがってくるわね、と思いました。

そんで、歌った3曲の中では♪夜のボート がダントツで良かったです。

持ち歌感がハンパなかった。

東宝版の歌詞でもそれは変わらないな、と。

岡田フランツとのバランスも良かった。ノーブルで美しい皇帝夫妻で、岡田フランツの愛が優しく深ければ深いほど、花シシィの孤独と絶望が引き立ってて。

正直は話、いままでそんなに本気で東宝でシシィを! って思ったことなかったんですが、今回、しんっけんに見たいと思いました。

そのためにはもっと、もっとお歌がんばらなきゃないのはわかるけど、でも、イケる、って思っちゃったよ。


あと、ミツコの「後ろを振り向かずに」とドラキュラの「翼があれば」のワイルドホーン2曲ですが、これは案外ミツコのが良かった気がする・・・翼があればは、声の伸びが今一つだったような・・・。

ってか、歌い方変わったよね?

全体的に歌の腰の入りが以前と比べて段違いな気がしました。

まだ声の振り方に稽古は必要だと思うんだけど、花ちゃんの歌の一番の課題であるところの声の細さはずごく改善されてきてる気がする。

あのリリカルな歌声をキープしつつ、声量を上げて行くのは大変だと思うけど、これからの為にほんっと頑張ってほしい。


ソロやデュエットも良かったですけど、最後のブロードウェイの子守唄がほんと良かったなぁ。

今回花ちゃんの曲は眉間に皺寄せてる系と言うか、気も血のベクトルが辛い方向にあるときの歌ばかりだったので、しかも夜のボートのあとだったので、あのリリカルに軽やかに歌うブロードウェイの子守唄が救いだったと言うか、めっちゃ楽しかったです。

もし、また出演できるなら、今度はハッピーな曲も歌えるといいなぁ。


で、だ。

そんなブロードウェイの子守唄を謳うEDなんですけど、初回見た時に唖然としたんですよ。

なにに、って?

花ちゃんが0番に立ってることですよ。

あのメンバーの中で0番・・・夜のボートが大トリだったのにもびっくりしたけど、0番・・・どセンター・・・両脇を岡田さん、イヒョンさんというイケメンに挟まれ、微笑み交わしながら0番・・・度肝抜かれて心拍数上がって終演後友人に「あれ大丈夫なん???」って確認したものね、ええ。

本当にびっくりした・・・すっごく、びっくりした。

心臓に悪い(笑)



トークコーナーは、歌順を紹介してる時にちょっとだけもしかして? と思ったんですが、まさかのドンピシャずん花!!!

宙結成当時を彷彿とさせるほのぼののほほん爆笑ラブラブトーク!(笑)

互いを変な人だのバケモノだのもっと作りなさいだの言い合いながら、それでもキャッキャしてるお花畑感・・・懐かしすぎて笑いと一緒に涙もでたよ(笑)

そうだよなぁ、こんなだったよなぁ・・・と、すっごく嬉しくなりました。

司会の方にも「稽古場でもすごく仲良かったですよね」と言われ、顔見合わせて笑ってるのが、ほんと、もう・・・あれ、どんくらい前だね・・・(笑)

次にやるときは、デュエットもしたいねぇ、という2人に、たのむぜひ、ぜひやってくれと!

ほんとは2人にロミジュリのエメとかやってほしいけどそんな贅沢は言わないから!(言ってる)

いやぁ・・・もう、ずん花めっちゃかわいいな!(知ってる)

ほんっとに楽しくて、楽しくて、DVD出たら絶対に買うと心に決めたBWML2013でした!

結成式のご案内が届きましたねぇ。

お歌もきけるなんて・・・!!


もう、それだけでもテンチョモです。


というか、あれです。

花總から「きて」って言われてるのがすっげぇ嬉しい(笑)

まずはそこから嬉しい(笑)



対花總の幸せの設定値が驚くほど低いことを、こないだから友達としみじみ話しています。

なんせ、ほら、

「生きていてくれるだけで・・・」

「笑っていてくれるだけで・・・」

とかマジで思ってましたからね!


ほんとに、ほんとに、嬉しい。

すごく、すごく、しあわせ。



8月が楽しみすぎます。

花總~、待っててね~~!

逢いにいくよ~~~!!!