火傷の具合は痛みも引いて赤味があって黒ずんでいるものの、幸いにも水ぶくれは無く
経過良好です。
ぬるいお湯でもまだヒリヒリするのでしばらくはお風呂に入れないけど、良しとしましょうかね。
ご心配頂いてありがとうございました。


さて今回圧力鍋を使ったのは実は味噌作り用の大豆を煮ていたのです。

日本でも味噌は買うものと思っていたのにね、アメリカで手作りするとは思ってもいなかった。

企画と手ほどきをしていただいたのは、
ボストン日本人会 婦人部の方々。
友達のYokoさんと参加してきました。

材料から、準備するものまで事前に連絡を頂いていたので心配なく準備することができました。



材料; 大豆 500g
     米麹 大豆の1~1.3倍(麹の割合が多いと甘くなるそうです)
     塩 300g

器具; マッシャー 大豆を潰す為
     保存容器 ガラスか陶器、ホーローなどが適当

作り方; 1.大豆をよく洗う。汚れやゴミなどがあるので水が透明になるまで洗う。
      2.大豆容量の3倍の水に12~18時間浸す。
        割ってみて芯があるようならもう少しつけておく。 

芯が無くしっかりと水を吸った大豆

      3.大豆を煮る。
        煮ている間に大豆が更に水を吸うので蒸発する分も考慮して2倍の水で煮る。
        焦げないように注意してくださいね。
        大鍋なら5~6時間。圧力鍋なら20~30分。
        親指と小指で簡単につぶれるくらいが目安ですが、柔らかすぎるという事はありません。
        大豆が固いと後でつぶす時に苦労します。
        (ここでハプニングがあったので、写真ありません汗
    
      4.潰すマッシャーや器具などをウォッカなどのアルコールで消毒をする。
        カビの原因になるのでしっかりと消毒してください。

      5.大豆をつぶします。
        ゆで汁は後で種が固い時に足すのでボールなどに取っておきます。
        ※私はザルで一度水を切ってからつぶしました。
          固いですが、水が多いと大豆がすべってつぶしづらいような気がします。
        ※マッシャーを使用しましたが、フードプロセッサーでつぶす方法もあるようです。
          どちらがいいかはわかりませんが、大豆が柔らかく煮えていたので
          さほど苦ではありませんでした。       

ひたすら潰します。
つぶが残っていた方がいい方、なめらかな方がいい方、お好みの所で止めます。

       6.大豆が冷めているのを確認してから麹と塩250gを加えて混ぜ合わせます。
         大豆が熱い内に麹を加えると麹菌が死んでしまうそうです。
         種が固いようであれば、取っておいたゆで汁を加えます。
         お味噌をイメージしてお味噌よりも少し固い感じ?くらいがちょうどいいかな。

塩と麹を加えて更に潰して混ぜ合わせたところ。お味噌らしくなってきました音譜

       7.消毒した保存容器に移す。
         混ぜ合わせた大豆を手に取ってハンバーグを作る要領で空気を抜き、
         種をまとめたら保存容器に投げ入れる。
         表面を均一にする。



       8.表面に残りの塩50gを振る。



       9.空気に触れないように表面にぴったりとラップをかける。



      10.2kgの重しをする。
         私は2重のビニール袋にお米を入れて重しにしました。
         お塩などでもいいです。



この後は、蓋をして冷暗所で保管します。
3カ月位したら天地返しと言って言葉通り、上下をひっくり返す作業です。
これをする事で熟成や水加減が均一になるそうです。

もしカビが生えてしまっても大丈夫、ふき取ってアルコールで消毒をして下さいね。
間違っても捨ててしまわないように!!!

半年すると熟成は早いけどもろみ味噌のようにして食べられるそうですよラブラブ
美味しいお味噌ができますように。
あの爆発で大豆が減ってしまったから麹の割合が多くなってしまったけど、甘めの味噌が
できるそうなので、味も楽しみです。


お味噌作りが終わった後は後片付け、そしてお茶の時間となりました。




婦人部の方々の手作りのお寿司やらお菓子クラッカー
どれもこれも本当に感激の美味しさラブラブ
温かいお茶も入れて頂きましたよ~。

それにしてもこんなに沢山の日本人の方と長時間日本語で話をしたのはアメリカに来て初めて!
頭の中でいちいち考えないで話せるって本当にいいね♪

婦人部の方々、準備からそして当日の後片付けまでお疲れさまでした。
初参加の私たちに丁寧にそしてとても親切に教えて頂いて感謝しています。

また次のイベント参加できますように。