Ｗ杯デンマーク戦、驚異の早朝３０．５％
明け方では驚異の視聴率！ ２５日未明に日本テレビ系で生中継されたサッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）の「日本対デンマーク戦」の視聴率が、ビデオリサーチ関東地区調べで平均３０・５％、瞬間最高は４１・３％だったことが同日、分かった。しかも、これは試合途中午前５時までの計算結果で、２８日に分かる試合終了までの数字はもっと高くなりそう。サムライブルーの実力と同じで、今後の視聴率もグングン上がる？
ふだんは熟睡している時間帯に、最初は眠い目をこすりながら見た人も多いに違いない。日本中が注目した試合の視聴率はやはり、ハンパではなかった。
日本テレビが生中継した午前３時から同５時までの平均視聴率は３０・５％。この時間帯の前４週平均は２・２％とあって、普段の実に１４倍近い数字だ。放送開始から徐々に上がりはじめ、試合開始の午前３時３０分には２３・８％。本田がＦＫで先取点を決めた３時４７分には３０・４％、遠藤がＦＫで決めた４時には３３・６％をマーク。瞬間最高は４時５８分、後半の２５分に日本が２－０とリードしている場面の４１・３％だった。
ビデオリサーチ広報部によると、過去２０年間の同時間帯番組の平均視聴率では最高の数字。最近の同時間帯最高は、４年前のドイツＷ杯でＮＨＫ総合が生中継した「日本対ブラジル戦」の２２・８％だっただけに、大幅に更新した格好だ。なお、視聴率は連日、午前５時までの２４時間で算出するため、試合終了の５時２１分を含む５時から５時４０分までの視聴率は、２８日に発表となる。
日本テレビの石澤顕編成局長は「歴史的決戦に対する国民の期待と、それに応えたイレブンの作り出した驚異的な数字だと思います」とコメント。同局宣伝部も「５時からの数字は４０％を超えるでしょう」としているが、次の決勝トーナメント第１戦、日本時間２９日午後１１時キックオフの対パラグアイを生中継するＴＢＳも虎視眈々（たんたん）と高視聴率を狙う。
ＴＢＳは当日午後１０時からの生中継で、名鏡康夫チーフプロデューサーは「０２年、０６年の過去２回のＷ杯は日本戦を放送できなかったので、８年越しの恋が成就した気持ちです。日本代表が勝ち進めるよう、スタッフ、キャスト一丸となって放送します」とコメント。２９日もデンマーク戦と同じくＮＨＫ衛星の生中継がないことなどから、局員の間からは「５０％はいける」という声も出ているが、さて－。
『機動戦士ガンダム』富野由悠季の『ZAKUの夢』公開
７月３日からバンダイミュージアムで
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の“生みの親”富野由悠季監督が手がけ
た立体作品「ＺＡＫＵの夢」が７月３日から栃木県壬生町の「おもちゃのまちバンダイミュージアム」で一般公開されることが明らかになった。
「ＺＡＫＵの夢」は、富野監督が手がけた初の立体作品として０５年に上野の森美術館（東京都台東区上野公園）で開かれた「ＧＵＮＤＡＭ－来たるべき未来のために－」で初公開した「Ｆｒｏｍ Ｆｉｒｓｔ」をリニューアルした作品。高さ約１．７メートル、幅約３．９メートル、奥行き約２．８メートルで、ガンダムのブロンズ像を中心に、高さ約１．５メートルのザクの巨大キャラクターモデル１２体をあしらい、「ザクが主人公となった新しいガンダム・ワールド」を表現しているという。
同ミュージアムは、土日祝日の午前１０時～午後４時半開館。入館料は大人１０００円、中学生以下６００円。７月２４日～８月３１日の夏季期間は毎日開館する。
ツタンカーメンは、マラリアではなく血液疾患で死亡＝ドイツ研究所が新設
【ベルリンAFP時事】ドイツの研究チームが、古代エジプト王で黄金のマスクで有名なツタンカーメンはマラリアではなく、遺伝性の血液病「鎌状赤血球貧血症」が原因で死亡したとの研究結果を発表した。
エジプト考古最高評議会を中心とする国際チームが今年2月、ツタンカーメンのミイラのDNA鑑定やCTスキャンなどを含めた検査の結果、同王は脚の骨折にマラリア感染が重なって死亡したと発表していた。
しかしドイツのベルンハルト・ノッホ熱帯医学研究所のチームは、足の骨などをもっと詳細に調べた結果、鎌状赤血球貧血症の痕跡が見つかったとしている。この病は遺伝性で、赤血球が球形ではなく鎌状に変形して酸素運搬能力が低下して貧血が起き、慢性的な痛みや感染症、組織の壊死（えし）などをもたらす。研究結果は米国医師会誌のオンライン版で発表された。
ツタンカーメンは紀元前1333年ころから同1324年ころまで在位し、19歳前後で死去したが、その死因をめぐっては暗殺説なども出ている。
タンブリング、今日で最終回ですね
