日本も英国を見習って減塩対策 | 花鳥風月~海外経験を通して日本を見つめ直す

日本も英国を見習って減塩対策

NHKの番組で見たのですが、英国では、食塩摂取量を減らすことで、
心臓病や脳卒中の発症率が劇的に低くなっているそうです。

インターネット上でも、そのニュースが出ていました。
http://articles.latimes.com/2014/apr/14/science/la-sci-sn-salt-disease-20140414

塩分の摂りすぎは、心臓病だけでなく、他の病気も引き起こすように思います。
日本でも食塩摂取量が高い地域は胃がん等の病気の発症率が高かったりします。
味噌、梅干し、漬物など、健康にいいとされてきた日本食も、実は塩分がとても高くて、摂りすぎると、却って体に良くないのだそうです。

味噌、しょうゆなどの調味料以外にも、パンやハム・ベーコン等の加工食品に
すでに塩分はかなり含まれているらしい。
英国では、国策として、パンや加工食品の塩分を計画的に少しずつ減らすことで、
病気の発症率を下げ、医療費を減らすことに成功しているのだとか。

確かに、英国は食塩摂取量を減らす目標を掲げて、減塩対策に積極的に取り組んでいます。
http://www.food.gov.uk/scotland/scotnut/salt/saltreduction

日本でも、学校給食で減塩を実行し、子供達に減塩の食事に慣れさせ、
家庭でも減塩の食事を取ることを推進している小学校があります。
http://jcc.jp/sp/jiken/32433/

私自身、外食や家庭料理で、塩分の高い食事をとると、
尿の回数が増えて、腎臓にとても負担がかかっているのを感じます。

日本では近年カロリーオフやプリン体ゼロなどを謳う食品は増えましたが、
減塩の食品はさほど多くなくて、あっても値段が高い。

だけど、カロリーや脂肪を減らすのと同様に、
減塩も大事なのではと思うので、
しょうゆや味噌を減塩のものに買い替えようと思います。
数十円、数百円高くても、減塩はとても重要な気がするから。

減塩の食事のコツも、英国のウェブサイトで紹介されていて、
英国はいま減塩の意識が高まっていることが伺えます。
http://www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/cut-down-salt.aspx

日本も英国を見習って、減塩対策に積極的に取り組むと、
様々な病気の発症率が減り、医療費の負担も減る気がします。