with Irie...

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なんでもありね!

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ついに来てしまいました~、宮崎!

気持ちもユルユルなオフシーズンはもう終わり!
やっとまたハリのある生活が出来ると思うと嬉しいです。

でもオンとオフがある今の生活リズムは結構好きです。
オフシーズンは気持ちも知識も充電する時期で、
シーズン中は追われる仕事に立ち向かえばいい。
それにしても今年のオフはよく飲んだな~(笑)


そんな感じで、気持ちが引き締まる、新たになるのが今日1月30日。
野球関係者は“球正月”なんて言ったりしますが、やっと本当に年が明けたような気分です。

諸々の経緯を経て、今年は自身のポジションが変わることになり、普段以上に緊張感のあるキャンプインを迎えています。

昨年までの仕事に慣れを感じていることに対して、焦りがあったので、
このタイミングでのポジション変更は偶然ながらも必要なものだったと感じています。

前任者が蒔いた種を、育てていけるように。しっかりと根を張れるように。
少しずつ自分の色を入れながら、楽しみながら。



フィギュアスケート、羽生選手が直前練習で衝突する事故があった。


その件について一人のトレーナーとして意見を述べたい。

最初に断るべきなのは私はプロとして働くトレーナーの一人であるが、頭部外傷の専門家ではない。頭部外傷を専門にして研究している素晴らしい方々は私の周りにも沢山いる。
私の表現に誤りやご意見があれば是非頂きたい。
ただ、自分の思考の整理と、スポーツを安全に行う為の啓蒙の一助にいつかなればという思いを込めて記録に残したい。


まず、事故後の状況を整理する。


衝突後の映像を見ていると意識障害の様子が見られる。
メディカルスタッフらしき人が駆け寄るも一言声をかけただけで羽生選手は自ら立ち上がり、リンクの外へと自分で滑り出した。
数分後に練習を再開して転倒を繰り返し、本人の希望で本番の演技を強行。
演技でも複数回転倒をして演技を終える。
点数発表での涙。号泣。
翌日、検査の為に緊急帰国。車椅子での登場。




あり得ない。すべてが。



まず、報道によると直前練習での同様の事故は毎年のように繰り返されているものだという。
それにも関わらず、このような事態に備えた準備が全くなされていない。駆け寄ったメディカルスタッフがスポーツに詳しく、緊急時の対応へのトレーニングがなされていれば対応は違うはず。チェックをせずに自分で滑り出させるなんてことはない。もはやドクターであったかも怪しい。
結果でしか判断出来ないが、適切な評価と対応は成されていない。複数回の転倒からバランス能力には問題はあったことがわかり、再び頭部を打つリスクは高かっただろう。
点数発表時の顔面蒼白、号泣の様子を見ても通常の精神状態ではなく、これも脳震盪による錯乱の一部とも考えられる。
最後に、演技をしたのに帰国時には車椅子なんて矛盾が過ぎる。歩行での症状やリスクがあるのに飛行機に乗せるべきではない。というか、演技をしてはダメだろうと。


今回の演技には“死”の危険性があった。
セカンドインパクト症候群と呼ばれ、脳震盪の症状がある時期に、転倒などにより同様の刺激を被ると脳の腫れが異常に起こり命に関わる状態となる。

今回は本人の強い希望で演技が行われたらしい。
本人は死ぬ気で演技に臨んでるだろう。

スポーツで死んでは絶対にいけない。死んで人に感動なんてない。


すごく表現が悪いけど、、、たかがスポーツである。
スポーツは人の生きる力にはなり得るけど、どんな倫理観があろうと、スポーツと生きることを比べたら、生きることの方が大事に決まってる。


極論ではあるが仮に羽生君が脳震盪に対する知識が十分にあった上で、死ぬリスクを負って、プロとして演技するというなら構わない。正しい知識の下に自身で判断をするならそれを止めることは難しい。
(もちろん本当のプロなら知識を踏まえて辞退する判断をして欲しい希望は当然あるけれど)

全てがあり得ないけど、これが今のスポーツの現状。

多くの人が正しい知識を持ってスポーツに接してほしい。
人を育て、元気にする“スポーツ”で、不幸な事故が起きることを減らしていきたい。
一昨日の優勝。嬉しい気持ちは一瞬だけで、すぐに翌日からの退団報道のことを考えていました。

今年は現時点で10人の選手が退団(クビ)になりました。

具体的な人数は記載しませんが、その中の大多数が手術を経験していて、最近話題に上るトミー・ジョン手術を受けた選手は半数近くいます。全員とリハビリでのトレーニングを共にしました。

リハビリを担当している以上、クビに一番近いポジションでの仕事になります。

毎年入ってくる選手がいる分、出て行く選手がいることは避けられません。
その時に相手が納得出来るように、後悔が少しでも軽くなるように。


最近は入団時に手術が必要なケースも増えています。
アマチュア時代の酷使と予防的なトレーニングが皆無であることが原因です。
この問題は僕の一生のテーマのひとつになるかもしれません。


自身の成長を求められなくなったらプロ野球でのトレーナーは辞めるべきです。
今日の日を忘れずに。

早くも2月。

キャンプもスタートして本格的に動き出したこのタイミングで、いま思う事と今年の目標を記します。

自分に向けて。


仕事を続ける中ですり減ってきてしまったトレーナーに対する熱意。

今年はこれを取り戻す、思い出す一年にしたいと思います。


いまのチームでの仕事も5年目に入り、やっと自分のペースを作れるようになってきました。

昨年までは先を歩く人を追いかけるように、自分がどっちに進むべきか考えながら歩んできた感じ。


今年は、チームでのカバー出来る範囲を広げながら、トレーニングもリコンディショニングも、人間関係も自分のスタイルを求めながら活動していきます。


熱意を思い出すといってもインプットを続けるだけでは息が詰まるので、

アクションを起こしながら、誰かに表現をしながら進んで行きましょう。

専門分野に対しても、新しいことに対しても。




今年やること、やりたいことを。


研究的な思考を思い出す。実験をする。

AT試験を受ける。受かる。

事業計画を考える。会社登録する?


新しい競技にチャレンジしたい。

車買いたい。


…意外と浮かばないな。少しずつ足していきましょう。


皆様、今年もよろしくお願い致します。

先ほど帰福致しまして、明日から仕事始め!

年末年始はたくさんの方に会えて幸せでした。
トレーナーの同志、地元の友だち、高校の友だち、大学の友だち、親友、彼女、彼女のご両親、自分の家族。

毎日飲みに行ってるから、親には少し休みなさいって心配されたけど、
たくさんの人に会うのが自分にとっての充電かな!と思って遊びまわってました。



最近感じることが多かったのですが、トレーナーの同志や大学の友だちと飲んでも将来の展望や企みみたいな話をあまりしなくなりました。

それは大学からスタートしたトレーナーとしての活動が、
自分の仕事になり義務となったことで辛いと感じることも増えて、
将来に楽しそうなビジョンが描き辛くなっていたことが理由だと思います。

“夢”として、目標だけを掲げていたときは楽しかったけど、
現実に一杯いっぱいになって先のことなんて考えていられない、
プロに入ってからはそんな3年間でした。

だけど、今は現実が見えたことで、
将来出来そうなこと、仕事のコアになりそうな部分も少しずつ考えられるようになりました。
そこにこれから色々な付加価値を加えていくことで“夢”!って思えるようなワクワクする形に変えていきたいと思うようになりました。
以前の“夢”に対する考え方とは逆の感じで、積み上げていくようなイメージかも。


そんな感じで考えてると、今回飲んだりしたたくさんの友だちがそれぞれの立場でさらに魅力的な人になって一緒に仕事を出来る場面がイメージされてだんだんニヤニヤしてきます。
その時に「こいつとなら」って思ってもらえる人間になれるように、今年も着実に成長したと感じられる一年にしたいです。



そのために具体的に今年はこれしよう!ってのを書こうと思ってたのですが、
またそれは気が向いたときに。

相変わらずの中原ですが、本年も宜しくお願い致します。

明日からやったるぞ!