歯科技工士が院内にいてくれるということ
みなさん、こんにちは
今日は、まじめなお話をします(・∀・)/フォロミ♪
「福岡県歯科保険医新聞(3月20日発行)」にこんな記事がありました。
「歯科技工の海外委託を放置していたのは国の責任として起こされていた訴訟で、最高裁は2月15日、上告棄却を決定した」
最高裁が棄却\(゜ロ\)(/ロ゜)/
この審理でも歯科技工の海外委託問題の本質には一切触れず、原告の訴えを門前払いしたことになります。
安全性に触れない・・・・地裁と同じご意見ということデスね。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
そんな・・・そんなバナナでございますよ。
歯科技工士のみなさんの将来を考えてくださいよ。
それと、もっと真剣に、患者さんの気持ちになって下さいよ。
「この問題をめぐっては、海外で作製された補綴物から発がん性物質であるベリリウムが検出されるなど、歯科技工の海外委託の危険性が大きく報道され、国会や地方議会でも取り上げられるようにもなっていた」
テレビでもTBS 報道特集NEXT「中国製歯科技工物は安全か」(2010年2月6日 放送)で取り上げられた問題です。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20100206_1_1.html
「判決を受けて、原告の保団連・歯科代表宇佐美宏氏は「不当判決に断固抗議する」との見解を発表した。
宇佐美氏は『製作者の資格も使用材料の基準も問われない海外で作製された歯科技工物が国内で流通することを、事実上容認した』と指摘。その上で、安全で良質な歯科技工物を国民に提供するため、歯科技工海外委託問題原告団・弁護団とともに引き続き闘うとしている」
(by 福岡県歯科保険医新聞)
世のみなさんは、この問題にどれくらいの関心を寄せているでしょうか。
もしかしたら・・・聞き流していらっしゃるのではないでしょうか。
すごく心配です。
みなさんのお口に中に、発がん性物質であるベリリウムを含んだ補綴物が入ったらどうしますか・・・(´・ω・`)
あるいは鉛が・・・。
危険だから使っちゃいけないよってなっている有害金属です。
噛み合わせひとつで身体全体が不調になることもある歯に被せるものや入れ歯を、人体生理学・解剖学などの勉強もしていない無資格の人間が作っているということです(´;ω;`)ブワッ
なんか、作り方だけを習って、工程だけを覚えて、ザックリやっちゃってる姿が目に浮かびます。
あくまでも想像ですけどね。
もちろん、資格があればちゃんとしたものを作れるかというとそうではないと思います。
ちゃんと教育を受け、日々の勉強を怠らず鍛錬してきた人が、精巧な詰め物・被せもの・入れ歯などを作れるのでしょう。
ザックリな感じで、歯さんは作れません。
ザックリでは作れません。作れません。(←大事なことなので何回も言います)
しつこいようですが、詰め物、被せもの、ブリッジ、義歯・・・これらは非常に精巧に作られたものなんです。
そういうような形の物は作れるかもしれませんね。
でもそれは、似て非なるものです。
ドラえもんが偽ドラえもんとなんか違うように、全然違うものです。
そんなのは、ダメですよ。
患者のみなさんは「ワタシの銀歯、どこで作ったの?」とか、「ワタシの義歯は日本製ですか?」とかお尋ねになったことございますか?
「なんか失礼な気がして聞けない」そんな声を聞いたことがあります。
お気持ちはわかります。
ですから、ワタシ、声を大にして、申し上げます。
けいデンタルクリニックには院内に歯科技工士がいます!
うっとこの技工室にはりょーじさんがおりますでよ!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
(↑ナゼ言い換える)↑社会見学の子どもたちに歯科技工のおはなしをするりょーじさん
一人前の歯科技工士になるには10年かかるとも言われていますが、
うっとこのりょーじさんは技工士歴38年です。
37年だったかも知れないデス。
ザックリなのはワタシです。りょーじさんじゃないよ。(・∀・)/
(↑ワタシ、もっと頑張れ)
とにかく。
りょーじさんは超☆ベテランです。
りょーじさんがうっとこに来てくれるようになったころ、
院トーテンテーは、
「適合がすばらしい・・・みんな、よく見てごらん。これがすばらしいインレーですよ」
と瞳をウルウルさせて、妖精さんにささやくように言っていたものでした。(←だんだんいつもの調子に・・・)
瞳ウルウルも妖精さんのくだりもフィクションですが、感動は本物でした(`・ω・´)キリッ
今となっては、適合するのが当たり前くらいに思っているワタシですが。
これは贅沢なことでしょうか?
今の世の中の傾向から行くと、そうかもしれませんね。
しかし、歯の代わりとなるものが元々あったものと同じように機能し安全であるためには、適合して当たり前、お口に馴染んで当たり前であってほしいデス。
すばらしい出来栄えに、院長が「ありがとうございます!!」と熱くお礼を言っても、
りょうーじさん「いやー、どうもどうも!」(・∀・)/
くらいな感じでケロッとしているところに、「当たり前でなくちゃならんのよ!」というりょーじさんのプロ意識が感じられます。
輸入義歯問題、海外委託問題が解決しない今、当院にりょーじさんがいてくれることは大変ありがたいことです。
院長はもとより分かっているでしょうが、ワタシは改めて分かった次第であります。
これからは、りょーじさんの休憩タイムに淹れてるコーヒーの「インスタントでもおいしくなぁれ」呪文を、あと3回くらい多めに唱えておきます。
あとは、あとは、えっと、今よりもっといっぱいありがとって思うようにしますヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
当院の歯科技工物は99.9%院内で作られています。
残りの0.1%は、特殊な製造方法を必要とする場合の外注です。
もちろん、国内の。
ってゆうか近くの。
院長が厳選した技工所さんです。
使用する材料から製造工程におけるまで、院長が細かく確認し、指示を出しています。
院トーテンテー
「すべては患者のみなさまの、安全と快適な日常生活のために」
(↑ハートはフィクションです、念のため)
以上、大変まじめなお話でした。(←本気)
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