シーラントってご存知ですか?
こんにちは スタッフ2号です
昨日からものすごい雨でしたが、ようやく落ち着いてきましたね。
梅雨明けが待ち遠しいです。
さてさて、今日は歯医者さんのブログなのに歯のお話がなーい!
というリクエスト?にお応えして「シーラント」についてお話します。
お子さんがいる方はご存知かもしれませんが、シーラントを簡単に言うと
”むし歯になりやすい歯の溝を埋めてむし歯になりにくくしちゃいましょう!”
という処置です。
主にどの歯にその処置をするのか・・・・
それは「第一大臼歯」と呼ばれる前から6番目にある奥歯のことです。
だいたい6歳ころから生えてくる歯なので、別名「6歳臼歯」とも
呼ばれています。
人間の歯の中で一番大きくて、噛む力が強くて、歯並びの要になる、
とっても、とっても、とーっても(←しつこい)大事な歯なのですが・・・
この強そうな第一大臼歯さん・・・実は生えはじめは、めちゃくちゃ
むし歯になりやすいんです
なぜむし歯になりやすいか、その特徴を探ってみましょう
1.とってもゆっくり出てきます
完全に出てくるまでに1年〰1年半かかります。つまり手前の乳歯に隠れて
見えづらい&歯ブラシの先がとどきません。。。
2.生えはじめはとってもデリケート
頭を出してから1年〰2年は、歯の表面がやわらかく、むし歯に
なりやすいです。
3.形がとっても複雑で、溝がとっても深いんです
これは生えるのがゆっくりなせいもありますが、なかなか上の歯に
あたらないので、歯がとんがった状態が長く続きます。
当然、谷の部分が深く歯ブラシの毛先が届きません。
つまり食べカスが残りやすいということです。。
4.低年齢で生えはじめる為、手入れが行き届かない&甘い食べ物を食べてしまう
・・・とここまでお読みになったお母様方!
こんなに大事な歯なのに、どうしてこんなに危険にさらされる時期や
状態で生えてくるのーー!
と言いたくなりませんか?? なりますよね??
でもそれを克服する手立てがあるのです! それが「シーラント」です。
このシーラントにはこんな効果があります。
◎ むし歯になりやすい奥歯の溝を埋めることによって、
弱い歯を守る
◎ シーラントの材料から少しずーつ放出されるフッ素によって
歯を強化する
とても早い時期に生えてくるこの第一大臼歯は、
最も長くお付き合いする永久歯のひとつです。
また80歳で20本の歯を保っている・・・8020(ハチマルニイマル)を
達成されているお年寄りはこの第一大臼歯が残っている割合が高いそうです。
つまり生えはじめの弱い時期をカバーしてあげることで、お子さんの歯全体の寿命を
うーんと長くすることができるのです
ちなみにこの処置は歯を削りません。
幼稚園年長さんや小学校一年生くらいのお子さんでも、
上手に治療を受けることができますよ
うちの子にはまだ第一大臼歯が生えていませんが、生えてきたら必ず
このシーラント!をしてもらいます
もっと詳しく知りたい! うちの子にもできるの?
と興味をもたれた方は、お気軽にご相談くださいね
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