父母を慕う「芭蕉」さんの句です。「父母のしきりにこひし雉子の声」 (ちちははの しきりにこいし きじのこえ) この句は芭蕉が父母の位牌をおさめた高野山に詣でた時に 詠んだものといわれ、 「キジの鳴き声を聞いていると、 父母がしきりに恋しいと鳴いているように聞こえる」 という意味が込められている。