改めて、「FACTA」誌のオリンパス社の記事に関して。何か鬼の首でも取ったようなその後の言動。その中で、残念ながら一つ欠けている視点がある。産業としての「オリンパス社」の役割をどう考えていたのかということである。かろうじて生き残ったから良いものの、世界有数の医療機器会社がとんでしまうところだった。惻隠の情と言えば良いのか、相手を思いやる気持が全く感じられない。自分さえ良ければ良しとする最近の風潮は問題だと思う。野村SCのOB達を擁護してる訳ではないので、念の為。