サラリーマンの生涯賃金が3億⇒1億9501万円に? | 徹底的に負けないことに特化した『チリ積も式』FX投資法

サラリーマンの生涯賃金が3億⇒1億9501万円に?

今回は時代の変化に伴ってサラリーマンの現状がどのように変化してきたのかを見ていきます!


そもそもサラリーマンというのは、自身の時間や労力、価値観などの対価として
毎月の給料を受け取っていますね。

これはつまり、サラリーマンであることに自身の時間や労力などを投資していると言えます。

それは毎月の安定収入や、福利厚生、企業年金などの対価を期待しているからです。

その中でも生涯賃金と平均年収に注目してみると、
日本のサラリーマンに自身の時間や労力を投資した際のリターンの平均期待値がわかります。



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原資料:「平成21年分 民間給与実態統計調査」
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2009/pdf/001.pdf
出所:年収ラボ 「年齢別サラリーマンの平均年収」http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm



それぞれの年代の平均から概算すると、23歳から60歳までの間で期待できる
平均的な生涯賃金は1億9501万円だということが予測できます。(※概算です)


バブルの時代には生涯賃金は3億円ということが言われていましたが、現在は難しいことのようです。


以前まではサラリーマンでさえあれば、
年齢と共に増加するリターンを得ることができていました。


また右肩上がりの給料に加えて、
ボーナスや福利厚生制度、退職金、年金を受給することが出来たのです。


よってサラリーマンに自分自身の時間と労力を投資し続けさえすれば、
自ら中途退社しない限り、高い確率で確実に高いリターンを約束されていました。


しかしながら、日本のサラリーマンが高いリターンを期待できたのは、
数値とデータから客観的に考えるとバブルの時代までのようです。


バブルが崩壊した後は以前のような右肩上がりの給料も期待できず、
ボーナスはカットされ、福利厚生制度も廃止されつつあり、
大学卒の退職金の金額も下記のグラフのように減少しています。


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原資料:厚生労働省「就労条件総合調査」http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001014004
出所:社会実情データ図録「定年退職金の推移」http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3328.html


また、企業年金も企業の業績が悪化すれば当然減少しますし、
最悪の場合にはリストラや倒産によって、今まで積み上げてきた
時間と労力を一瞬にして失う危険性もあります。


このような現代の日本においては、家族との時間などを犠牲にして、
自身の時間や労力の大半をサラリーマンだけに集中的に入れ込むのは
あまりに危険が大きいことです。



場合によっては、何のリターンも望めないサービス残業や、
休日を返上して出勤することもあります。


そうして、自分が今何をしているのかもわからないまま環境に流され、
会社の言いなりになっている人も少なくありません。


そうした結果、うつになる人や自殺者が増え、ワークライフバランスの
大切さが取りあげられるようになっているのでしょう。


自分が投資している対象をよく知らないということは、どう考えても危ないですよね^^;


私から言わせれば、
サラリーマンでいることに一点集中して人生を投資することは、かなりリスキーなことだと思います。


戦いにおいて大事なことは、まずは敵(投資対象)を知ること!

そしてリスクを分散すること(リスクヘッジすること)です!

人生設計は計画的にしていきましょう。




藤崎慶一