『幻魔大戦 神話前夜の章』(全2巻) 石ノ森 章太郎 | たまらなく孤独で、熱い街

『幻魔大戦 神話前夜の章』(全2巻) 石ノ森 章太郎

幻魔大戦 神話前夜の章 1 (秋田文庫 5-40)

幻魔大戦 神話前夜の章 1
石ノ森 章太郎

(秋田文庫)

初版:2009年7月20日

(1996年6月にNTT出版より刊行)
Amazonで詳しく見る by G-Tools

幻魔大戦 神話前夜の章 2 (秋田文庫 5-41)

幻魔大戦 神話前夜の章 2
石ノ森 章太郎

(秋田文庫)
初版:2009年7月20日

(1996年6月にNTT出版より刊行)
Amazonで詳しく見る by G-Tools

子供に頼まれたコミックスを探していたら偶然見つけて、懐かしさの余り購入。

「神話前夜の章 プロローグ」は「リュウ」という雑誌に79年から80年にかけて掲載。

続編の「髑髏都市の章」は80年から81年にかけて掲載されたが中断のまま未完。

 

平井和正の原作から離れた、石ノ森章太郎の「もうひとつ」の『幻魔大戦』。

平井和正や石ノ森章太郎にとって『幻魔大戦』とは一体なんだったのだろうか。

世紀末を迎えてのダメ人類を滅ぼすツールだったのか。

余りに巨大すぎて続けようがなかったのか。

 

幻魔は来たのか。

そして去ったのか。

これから来るのか。

 

むかし、子供心に感じたのは「人類は幻魔の存在すら知らずに滅亡するに決まってるだろ」。