ここで、育っているのはヨーロッパ産のブドウだそうです。
え?アメリカ産じゃないの???
正確に申し上げると、根っこはアメリカブドウ、茎から上はヨーロッパブドウです。
アメリカのワイルドな土(偏見)には、ブドウの根っこを食べてしまう虫がいるそうで、ヨーロッパのお上品なブドウ(これも偏見)では、その虫に耐えられないそうです。
一方でアメリカ産のブドウは食用またはジュース用には適しているそうですが、ワインには向かない品種らしく。
そこで、現代科学の出番なのです。
接ぎ木です。Graftingと言います。わぁい!また英単語一個覚えた!
まだ、ブドウの木が若いうちに、アメリカのブドウの根っこに、ヨーロッパのブドウの茎を接ぎ木するそうです。
さて。この接ぎ木技術。
おもしろかったのが、
この木。左半分の濃い部分はオレンジ、右半分のうすい部分はレモンです。
オレンジの木にレモンを接ぎ木し・・・いや・・・レモンの木にオレンジを接ぎ木し・・・
忘れました。
他にも、りんご農園などでも、この接ぎ木技術は多用されているようです。
むぅ・・・。またまた勉強になったなぁ~~。