宝塚記念でG1初制覇を果たしたエイシンデピュティ(牡6、栗東・野元)は、ぶっつけで11月2日東京の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)へ向かうことになりそうだ。

 野元師は「今は放牧中だが順調。8月中に帰厩して、直接天皇賞へ行く予定」と語っていた。


出典:日刊スポーツ

名手2人が騎乗停止-。27日の小倉、新潟競馬で、武豊騎手(39)=栗・フリー、内田博幸騎手(38)=美・嶋田潤=がともに降着となるアクシデントがあった。

 武豊は小倉4R新馬戦でナリタシリカに騎乗。8位に入線したが、3コーナーで急に外側に斜行し、ハイローラー、キリコンサートの進路を妨害したため、9着に降着。8月2日、3日の開催日2日間の騎乗停止となった。ユタカの騎乗停止は、昨年9月30日の中山5Rキャッツインブーツの斜行(2位入線→4着に降着、10月6日から13日まで開催日4日間の騎乗停止)以来となる。今年も全国リーディング首位を快走し、26日新潟8RでJRA年間100勝を達成したばかりの出来事。ただし、8月4日以降に予定していた海外遠征(フランス)に影響はない。

 内田博は新潟4R3歳未勝利マル牝でスペシャルブラッドに騎乗。6位に入線したが、3コーナーで急に外側に斜行し、ケープタウンシチー、アイアムスパークル、ロマンシエールの走行を妨害したため、11着に降着。ユタカと同じく8月2、3日の騎乗停止となった。ウチパクの降着は3月の移籍後はもちろん、地方所属時代も含めてJRAでの騎乗停止は初めて。福岡出身のウチパクは今週2日に地元・小倉で初騎乗する予定だったが、お預けとなった。

 なお、走行妨害などで騎乗停止処分が科せられる場合は開催日4日間が多いが、騎乗馬の癖(へき)などで制御不能となり他馬の進路を妨害した場合、2日間になることがあり、今回はそのケースがあてはまる。


出典:SANSPO.COM

<有力馬次走>

 ★オークス3着後放牧されていたレジネッタ(牝3、栗東・浅見)は23日、北海道・千歳の社台ファームから札幌競馬場に入厩する。同地に滞在し、8月17日札幌のクイーンS(G3、芝1800メートル)で始動する予定。調整次第では同24日の札幌記念(G2、芝2000メートル)に回るプランもある。

 ★九州産の新馬戦を勝ったフォーシーズンゴー(牡2、栗東・松永幹)はリフレッシュ放牧を挟み、8月30日小倉のひまわり賞(オープン、芝1200メートル)へ向かう。

 ★皐月賞12着後、右前第1指骨の剥離(はくり)骨折で休養していたダンツウィニング(牡3、栗東・山内)は、8月30日札幌の阿寒湖特別(1000万、芝2600メートル)で復帰予定。

 ★長万部特別で4連勝を飾ったマヤノツルギ(牡4、栗東・梅内)は、8月3日函館のUHB杯(オープン、芝1200メートル)に登録する。

 ★越後Sを制したダイワエンパイア(牡4、松山康)は、9月6日新潟のBSN賞(オープン、ダート1200メートル)へ向かう。

 ★九州スポーツ杯を勝ったカネトシリベルテ(牝4、栗東・田中章)は、8月24日小倉の小倉日経オープン(オープン、芝1800メートル)を予定。

 ★バーデンバーデンC3着のワイルドシャウト(牡7、和田)は、26日に美浦から函館へ出発。8月3日函館のUHB杯に向かう。

 ★七夕賞で7着だったグラスボンバー(牡8、尾形)は、疲れが出たため福島県・天栄ホースパークに放牧に出された。


出典:日刊スポーツ