さあ、いよいよ夢舞台へ~「日本ダービー」のファンファーレが待ち遠しい~ | 馬師のブログ

さあ、いよいよ夢舞台へ~「日本ダービー」のファンファーレが待ち遠しい~

 この前に、いよいよクラシック第一弾が始まるといった気分だったが、あっという間に、今年で75回を数える「ダービー」のゲートが開くところまできてしまった。
近年稀に見ない混戦、もう今回の出走馬中に、故障により戦線離脱してしまった「皐月賞馬」がいたら、馬券予測はどうしていただろうか。今回のメンバーから軸を決定するだけでも、もうしんどいですね。上位人気の中でも、死角をどう判断するか、これがいつにもなく自己分析しづらい。その中でも、安定感筆頭には、やはり「ダービー」には密接なつながりがある「弥生賞」に勝利した「マイネルチャールズ」が挙げられよう。しかし、他の有力馬達、そして「皐月賞」本番前まである一定の評価を受けた有力馬達も、さほど、差はないであろうと思います。今のところは、◎には「アドマイヤコマンド」でいこうとは考えています。馬場状態は、良馬場に回復したとしても、パンパンの良馬場とはならないでしょうから、そういった側面からは、「レインボーペガサス」そして「サクセスブロッケン」あたりも評価を上げてみたい。「Aアキオン3戦士」を重視した馬券組み合わせも一考に、最終結論に入りましょう。
競馬には「タラ・レバ」などという言葉は、決して存在しないのですが、もし、私が2歳から注目していたアグネスタキオン産駒「ミステリアスライト」が、今年の3歳クラシック戦線に無事乗っていれば、勢力図がもっと変わっていたのではないかと、混戦であればあるほど、その気持ちが強まってきます。しかし、「無事是名馬」という言葉があるように、どんなに潜在能力があったとしても、舞台に上がらなくては名馬とならず、ということなんですね。特に牡馬3歳クラシック3冠には、また別の表現があるように、「運のダービー」とまで言われているのですから、今日のフルゲート18番の中に入れる「運」を持ち合わせているサラブレット18頭にだけ得られた「ダービー馬」の称号を獲得できる権利をもったことだけでも、すごいことです。その「運」をどうやって、勝利に引き付けるか、異様な雰囲気の競馬場の中で行うレースで、人馬共にいかに冷静にいられるか。手前直線でのスタートですから、観客の歓声や熱い雰囲気が直接伝わってきます。さあ、今年の「ダービー馬」誕生の瞬間が、楽しみです。

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