新潟2歳S 能力不足を補う「経験」 | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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今週の一球入魂レースは、

「新潟2歳S」


前回アップした内容に関して、

アメブロメッセージに質問が複数届いていたので、


今回はもう少し詳しく記述しようと思う。


まずは、

前回アップした内容をおさらいすると、


前走で「新潟2歳Sラップ」を経験していることが、

ここでは大きなアドバンテージとなる。


キャリアがわずか1~2戦程度の若駒同士の戦いでは、

「経験」は非常に重要なのだ。


能力で劣る馬はなおさらである。



特殊距離と言える「非根幹距離1400M」は、

ダート的な流れになりやすく「前傾ラップ」が基本。


一貫して速い「持続ラップ」ということで、


前走1400Mを使っている馬は、

「新潟2歳Sラップ」を経験できない。


にもかかわらず、


前走1400M組が優秀な成績を収めているというのは、

「隠れたアドバンテージ」が発生している何よりの証拠。



単勝万馬券を除く「前走1400M組」46頭を、

「前走経験したレースラップ」を基に分類すると、


<1>

(2-2-4-5)


勝率15%

連対率31%

3着内率62%

(4着内率77%)


単回収率218%

複回収率344%



<2>

(5-1-0-27)


勝率15%

連対率18%

3着内率18%


単回収率74%

複回収率31%



<1>のレースラップを経験していた「前走1400M組」は、

相当優秀な数字を叩き出している。


大穴マイネイサベル、マイネルラクリマ、シャランジュや、

馬券圏内まであと一歩だった14番人気4着エイシンタイガーをはじめ、


バンガロール、マイネルレーニア、

コスモミール、マイネルレコルト、マルロスなどが該当。



一方で、


母数の違いがあるとはいえ、

<2>のレースラップだった「前走1400M組」は、


好走率、回収率は共に低調。


つまり好走するのは、

能力が高い「上位人気馬」のみだということ。


<2>は新潟2歳Sに繋がる「前走ラップ」ではないことが一目瞭然で、

勝つか凡走かという極端な成績となっている。


勝ち切る馬は、

能力の高さでカバーしているのだ。



この「前走経験したレースラップ」の詳細は、

昨日のランキング内に記載した通りであるが、


<1>の好走馬の「前走ラップ」を分析すれば、

おのずと「1400M組の好走分岐点」が明らかとなるはずだ。



ここでもう1つ。


「前走1400M以外」を使っていた組で、

穴をあけた馬についても見てみると、

(6番人気以下で馬券圏内)


15番人気2着

フローライゼ

※前走新潟外1600M


16番人気2着

ツクバホクトオー

※前走新潟内1200M


9番人気3着

ゴールドストレイン

※前走新潟外1800M


11番人気2着

マイネルーチェ

※前走新潟外1600M


8番人気3着

スムースバリトン

※前走新潟外1600M


10番人気3着

アウトディスタンス

※前走新潟外1800M


6番人気2着

ヨシサイバーダイン

※前走新潟外1600M



上記7頭の中に、

3歳以降の重賞で馬券圏内に好走した馬はいない。


つまり能力は「重賞級」とは言えないが、

(スムースバリトンのみ2歳重賞ウィナー)


前走で「新潟2歳Sラップ」を経験していることが、

ここでは大きなアドバンテージとなったのだ。


この経験が能力不足を補い、

生涯最後の重賞好走に繋がったのである。


上記7頭は全馬、

「新潟2歳Sラップ」を経験していた。


前走1400M組の「隠れたアドバンテージ」とは違い、

「見た目のアドバンテージ」で非常に分かりやすい。


上記7頭の「前走ラップ」は、

ここに注目すれば「真相」が明らかとなるだろう。


穴馬発掘には決して欠かせない、

この注目すべき点とは、


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