Salone di Diana サローネ ディ ディアナ の kei です。
そういえば最近お能は観ていないなぁ。
そんな時思い出した、一度行ってみたかった薪能
鑑賞してきました、
大阪城本丸薪能2022
昨年も開催されていて気になってたけど結局行かなかった公演
野村萬斎さん親子の狂言もあるんだよね~
3日間公演、いつにしようか迷って、
よし、観たことのない演目にしよう。。。
2日目の
狂言 「六地蔵」
能 「碇潜」
を選びました。
当日はなんと雨が降って屋内での公演
少し残念だったけど気温とか気にせずに椅子もふかふかだし
これはこれで快適~
狂言の六地蔵は
在所をあげて地蔵堂を建立したら、次は六体の地蔵を安置します。在所を代表して、田舎者が六体の地蔵を作ってもらうため都に出てきました。仏師はいないかと声を出していると、すっぱ(詐欺師)がからかってやろうと自分が「真仏師」であると名乗り出て、次の日に地蔵ができると、因幡堂で待ち合わせることにします。
すっぱは、手下を3人連れてやってきて、二体ずつの地蔵に化けさせます。約束の時間に、約束の場所に田舎者が現れると、すっぱは二か所に分けて三体ずつ案内しますが、化けの皮がどうはがれるかが見どころです。
最初はうまく騙せていたけどあとからボロが出てきてワタワタするすっぱ(萬斎さん)と、
仲間のすっぱたちが扮する地蔵の可愛い姿、
会場からとクスクスと笑い声が聴こえてくる
すっぱの軽妙なセリフ、所作でぐっと物語の中に引きこまれる。
お話としてはあるある的な笑いなんだけど、
ちょっと違うのは狂言って笑いに情緒があって優しいんだよね。
うふふ って笑える
笑ったあと、穏やかな気持ちになるというか、風流な笑いです
萬斎さんのひょうひょうとした感じが好き。
他の演目もいろいろ観てみたくなります。
そしてお能の碇潜
お能はさすがに鑑賞前にあらすじに目を通すようにしています。
でも今回の "碇"と"潜" の漢字だけでなんとなくあのお話かなぁって。
碇潜
都の僧が早鞆の浦で漁師に壇ノ浦の合戦のいくさ語りをきく。漁師は平教経の最期を語ると、自分こそその教経の亡霊であると告げて消える。やがて海中から二位尼、大納言局、平知盛が船に乗って現れ、安徳帝入水の場面やいくさの有様を再現、知盛は碇を戴いて海中に沈んでいった。
この方ですね、
壇ノ浦の戦いでの平知盛が碇を体に括り付けと海の中へと沈むお話。
お能の謡は難しくてあまり理解ができないのですが、
舞台上の舞いが物語を伝えてくれる。
そして嬉しい、悲しい、悔しい。。。
能面をつけているから表情は変わらないはずなのにね。
喜怒哀楽を感じるんです。
終始落ち着いている中にも覚悟を決めた二位の尼、
可愛らしくも儚い安徳天皇、
最期まで穏やかで優雅な大納言、
そして勇猛果敢な知盛の戦いぶり、散り際までも力強かった。
すべてが詰め込まれた平家最期の場面、
それに謡、囃子が合わさって物語を盛り立て、
その瞬間に別次元に連れて行かれるんですよね~
お話が終わった後に静かに小道具を片付け、謡、囃子の方が退場するときの様子も好きなんです。
何事もなかったかのように夢から現実へと。。。
まさに風流の極みだと思う
今年は雨だったけど来年こそは薪能を観たいなぁ。
やっぱり能、狂言好きだなぁと改めて感じました。
お正月、どこか公演していないかな~
と探していると、
あ、発見
またわたしの強い引きが出てくれました~
なんと登場人物はわたしの大好きなお方
チケット取ろっと。
All my love,
kei
美と癒しの時間
Salone di Diana (サローネ ディ ディアナ)
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