今日の神戸は晴れ。
比較的あったかいです。
でも、午後から雨の予報ですね。
もう今年も残すところ10日
なんだかいっぱいしなければいけないことが多くて、
でも、日常生活以外の事をする時間を作るのって、
なかなか大変ですよね!
みなさんは、もう大掃除されていますか
それでは、今日のおべんきょ~~コーナーで~~す!
2.天体力学と惑星の運動
■2.3.2.惑星の円軌道
質量が大きな惑星が接近したり、衝突したりすると、惑星の運動は大きく乱れ、公転の安定性が保証されない。
★理由3
惑星同士は、ほぼ円軌道を平面的に公転しており、お互いの距離が非常に近づくことはない。
(惑星の公転軌道の離心率…水星が最大で0.21、他の惑星は0.1以下)
⇒太陽の重力に比べて、惑星同士が大きな重力を及ぼしあうことはない。
*ただし、物体の振動運動の等しい周期で変化するような力を及ぼす場合、小さな力であっても、積み重なって大きな振動になる場合(共鳴現象)がある。
<惑星の公転軌道>
たがいに離れた惑星が、ほぼ円形の軌道を公転⇒惑星の軌道の安定性に寄与
*太陽系の姿が成り立つ歴史の中で、衝突するような軌道の星は、淘汰されてきた
左:真横から見た図、右:真上から見た図
冥王星(惑星ではない)と海王星はぶつかる可能性がある?
冥王星:海王星の公転周期=3:2⇒両天体が接近することはない
尽数関係:2つの天体の公転周期の比が簡単な整数比になっている関係⇒安定性
★宇宙には、太陽と同じような恒星がたくさんある。
その質量は、惑星と同じような質量
もしも、そのような恒星が、太陽系の近くにあると、影響を受け、大変なことになる。
しかし、恒星は太陽系から遠く離れており、影響を与えるのは、ほぼゼロと考えてよい。
★宇宙のすべての物体間には、それら2個の物体の質量m1、m2の積に比例し、物体間の距離dの2乗に反比例する大きさfの万有引力が働く=安定性
*距離の2乗だからこそ、楕円が閉じて安定。例えば、距離の3乗では楕円は閉じない。