直球でテーマに入ります!


アスペのパートナーさんは、記憶力が抜群なのです。

アスペのことを書いた本にも、そう、書いてありましたから、きっと、彼だけではないのでしょう。


わ・た・し

ヒジョーにこだわりを持たずに生きてきたもので・・・

まあ、そうせざるを得なかったって

こともあるんですけど・・・。


別に昨日のことを忘れちゃうとか・・・、お昼たべたっけ・・・っていう、ヤバイ物忘れじゃなくて・・・


子供のころ、あそこにどういう家があったとか、

中学時代の先生がこう言ったとか、

昔のコマーシャルに誰が出てたとか、

誰がそのコマーシャルソングを歌っていたとか・・・とか・とか・とか。


そう言われれば、そうだったかもね・・・・・。

てな、感じで、思い出せば、確かに・・・なんだけど、

わたしにとっては、すご~く、どうでもいいことでして・・・。


パートナー曰く


なんで、覚えてないわけ???

同じ時を同じ空間で過ごしていたのに、

不思議でしょうがないらしい。


わたしが知らない、高校・大学のときの話など、しだしたら、

まるで、スクリーンが前にあるがごとく、鮮明に語るのです。


海外旅行の話も、そう。

テレビで、ヨーロッパの駅なんか映ると、あそこは変ってない、当時のままだ!

あそこのお店のおばさんがね・・・ってな感じなのです。


彼にとっては、過去の記憶は、邪魔者の入らない、美しい記憶なのです。

自分と、過去の時間だけの聖域かな。


最後にひと言。


わたしが、

「へえ~そうだったっけ!」「そんなこと、あったっけ?」

と、受け流しているから、彼は気持ちよく、語り続けるわけで、

「そうじゃないよ、こうだったよ!」なんて。いちいち、突っ込んだら、

きっと、大変なんだろうな~!