オフィシャルサイト『花のあと


ストーリー本

女ながらに剣に青春を捧げてきた以登(北川景子)は、ある日、竹刀で立ち合った江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋に落ちる。だが、自由恋愛が許されない江戸時代、
2人にはそれぞれ決まった許婚がいた…。
藤沢周平の同名短編小説を原作にした時代劇。


keiの感想メモ
「たそがれ清兵衛」「武士の一分」などの時代劇作家・藤沢周平による、故郷の山形県庄内地方を舞台にした短編小説。
ワタシは文学のことは詳しくはない
でも藤沢文学の世界はなんて繊細かつ、力強くすばらしいんだうって
感動した。
$キネマにオマネキ

北川景子さんが演じる「以登」は、藤沢作品としては、珍しい女性の主人公だそうな・・・。
北川さんは
スタントマンも使わず剣術シーンもされたらしいけど
すごいと思うよ。
私は中学のとき、剣道部だったから
あの立ち振る舞いをみて、「よくやったよ」って思った。
そんなにあまいものではないから。重たいの。振り回すとその竹刀に重力が掛かるから
思っている以上の腕の力が必要だもん!
たしかに、完璧さから言えば、まだ緩いかもしれないけど
ぜんぜん!よくやったよと思う。
その姿勢が「以登」という人物像へリンクし 見守るように観れたし。
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バレエダンサーの宮尾俊太郎さん、映画初ってこともあり、セリフに硬さやぎこちなさはあったけど
江口孫四郎の実直さみたいなものは感じれたし、よかったんじゃないって思う。
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他、歌舞伎役者の市川亀治郎さん、柄本明さん、國村隼さんなど
すばらしい役者さんもいっぱいなのですがぁあああああああ、

私として、助演男優賞を出したいくらいだって思った甲本雅裕さん。
あの笑顔の演技はすごい。
演出なのか・・・!?

甲本雅裕さんを観てて、はじめは頼りない多飯食らいのお侍さんっていうイメージが
自然に変化している、
変化だけじゃない、
その笑顔から、その人物の器の大きさみたいなものを感じるんだ。
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最後は
これでよかったんだって思える。
甲本雅裕さん演じた片桐才助から
笑顔やココロの器の大きさ、赦すココロなどなど
人としての見習うべきところを見たよ(-_☆)。


そして・・・・
もうひとつよかったのは!
『花のあと』の主題歌、一青窈さん音譜!。
藤沢文学の映画化作品の歌を担当するのは『蝉しぐれ』、『山桜』に続き今回が3度目(※『蝉しぐれ』はイメージソング)というのもわかる氣がする。

一青窈さんの唄、声は藤沢文学にあってるんだよぉ
北川さんもブログのなかで、「以登の恋の始まりと終わり、そして愛する人を失ってからの成長が“誰にも言えない恋”“誰にも負けない愛”というフレーズに昇華されていて、素敵な詞でした。切ないメロディーが作品の世界観とマッチしていて相乗効果で良いと思いました」とコメントされていたのを
読んだけど、共感です('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)。


映画みて、思わず自分も真っ直ぐになりたい思い、
好きな人を思い闘った女をみて、女の強さを倫とし
その愛の美しさと花の掛け合いに
花のあと、アタシも自分の心に花吹雪きたい~~~о(ж>▽<)y ☆


藤沢文学、ファンになりますたぁ!
片桐才助の笑顔でポイントアップアップ
花マル合格合格合格合格



2010年3月13日より全国にて公開ペタしてね