今所属している会社にはサークルがあり、

欲張り(?)な私は3つのサークルに所属しています。


もちろん社内活動なので活動費は会社もち。

数ある素晴らしい制度のなかのひとつです。



ちなみに、先週の動きを書くと、

金曜は、映画サークルで話題の「ダ・ヴィンチ・コード」を鑑賞。

土曜は、フットサルサークルで午後から汗を流してきました。

(フットサルは足首を動かせないくらいの負傷つき。。苦笑)

そして、サークルとは関係ありませんが先週は3冊読了。

(5冊増えたので残書数は減っていません。。汗)



いずれも話題に足るものばかりでしたので、

どの話題を書こうかちょっと迷いましたが、

素直に(無難に?)映画の感想にしようと思います。



上記の通り、鑑賞した映画は「ダ・ヴィンチ・コード」です。


そしてこの映画はその内容と話題性と相まって

各所で様々な論争が引き起こされています。


私も例に漏れずその影響をしっかり受け、

どれほどの内容か期待感一杯での鑑賞でした。



というわけで、気になる(?)感想ですが、


結論から話すと、「そこそこ面白かった」です。


というのも、前に観た「コンスタンティン」と同様、

前提としてキリスト教のバックボーンが無い私は、

この映画の内容のインパクトがイマイチ伝わらず、

普通の謎解き映画になってしまいました。。


ただし、宗教的な観点から考えると、

この事実が衝撃的なのは想像に難くありません。


やはり、もっている前提が違うと受ける印象も大きく異なるものですね。



ただ、確かに若干薄い謎解き映画ではありましたし、

実際、駆け足のダイジェスト映画的な印象を受けたものの、


原作のストーリーが非常に面白いからか、

世の中で酷評されるほど醜い内容では決してありませんでしたし、

観客を飽きさせない構成テクニックも相まって、

時間を感じることなく映画の世界に入り込むことができたことは事実です。



そして、この映画を楽しめた一因として、

(今回初体験の)ヒルズの映画館が非常に観やすかったことも

そう感じた一因かもしれませんね。




また、蛇足ではありますが、

この映画を観終わったときに感じたことがもうひとつあります。


それは、私も影響された昨今の報道や騒ぎについてなのですが、

もしかするとこれら現象は、この映画のプロモーションのために仕掛けられたことで、

メディアはそれにまんまとのっかってしまったのでは、と思ったのです。


とするならば、このプロモーションを仕掛けた

『敏腕』プロモーターにその話を是非聞いてみたいものですね。


というわけで、最近からしてみると久々(?)の映画鑑賞になりましたが、

実は財布の中には「RENT」のチケットが眠ったままです。

公開が終わらないうちに観にいかなければ。。ですね。








【今日のひと言: 『ドラッカー365の金言』より引用】

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顧客は何を価値としているか。

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本書にもありますが、

「顧客が求めているものなんて基本的なことはわかっている。」

と思いこんでいる人はたくさんいますが、


本当に何を求めているのか理解でき、

そして、それに対して適切なアプローチまでできている人は

あまりいない印象を受けます。


もっというと、「顧客のニーズ」自体に目を向けることのない

完全自分本位の人間も過去に見てきました。

まあ、その人は顧客だけではなく対人関係に対しても、

ビジネスに対してもそうでしたが・・・。。(苦笑)



顧客を見るときにイケていない方法をいくつか挙げると、

・ひとくくりで考える

・なんでもかんでも「年齢・性別・年収」でセグメントする

・定量データのみを信じる

・足を使わない

などなど、「そもそも顧客を見ない」も含めていろいろとありますが、


まず前提として、

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人間は生まれてから死ぬまで同じ価値観で動いているわけではない。

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という認識を持つ必要があります。


当然、ライフステージや生活によっても変わってきますし、

環境の変化によっても変わります。


つまり、その人がどういう価値観をもって商品(サービス)をみているのか。

商品(サービス)を選ぶときの基準は何なのか。

そういったことに思いを巡らし(仮説構築)、

それに対するリサーチやアプローチを行う(仮説検証)、

そして、正しければその論理を進め、

間違っていれば再び別の仮説を構築し検証する。


当たり前のことを当たり前に書いてしまいましたが、

だからこそ、そこからきちんとやらなければいけません。


「顧客が何を価値としているか」


突き詰めていくと、顧客の人生自体に思いを馳せるくらい深い行動ながら、

サービスの提供者であるからには常に考えるべき使命でもあります。