10代の頃、憧れていた偉大なるボクシング世界チャンピオンがいます。
日本人では難しいと言われていた重量級を制した偉大な男。
当時の私は所謂「ハンパ者」でして何をやっても長続きしない
仕事も遊びも中途半端な男でした。
高校もつまらない理由で退学し、土方やったりGSで働いたり・・・。
かと思えばプー太郎になって毎日遊び歩いたり・・・。
自堕落極まりない生活をしていた頃、中学の同級生に誘われて
ボクシングに出会いました。ハマりました!
最初の1週間は、本当に構えだけを繰り返し教えられましたが
基本的なパンチを教えられ、3か月も経つとスパーリングをやったり
ボクシングの楽しさ・厳しさが見えてきた、そんな時でした。
日本人でクルーザー級を制した男がいるとTVで見たのは。
ただ日本では公認されていない団体だったのが残念なんですが
それでも「世界チャンピオン」のベルトを獲ったのは凄いな~と
その人の「宇宙パンチ」を真似したり・・・・・。
仕事の都合上ボクシングとは離れる事になったのですが
熊本から上京してボクシングの事は忘れていたそんな時
またしてもTVでその人を見たのです。
ただボクシングではなくK-1でした。
20世紀最後の暴君ピーター・アーツとの試合でした。
アーツ選手の事も好きで応援したかったのですが
ボクシング畑の私は「アーツにも勝ってほしいけどボクサーに勝ってほしい!」
と中途半端な応援をしていました。
結果はボクシングの負け。
ただ私は「キックの対策をすれば次は勝てるんじゃないか?」
と思っていたのですが試合が終わってから解説者?が
「ボクシングでは勝てないのでK-1を覚えろ」とか言う内容の話をしたので
なんて事を言うんだろう!ボクシングこそ最高の格闘技なのに!と
かなりムカつきました。
相手はず~っとキックをやって世界を制した男なのです。
その相手を前にキックのキャリアもそんなにないボクサーが立ち向かった
その事をもっと評価してくれても良いじゃないか!とか。
本当にあの試合は終わってからの余計なひと言で後味が悪いな~と
思い、今もスッキリしないのです(個人的に、ですが)
さて、そんなこんな(どんな?)形で色んな影響を与えてくれたり
勇気を分けてくださった偉大なる世界チャンピオンが
2013・11・17
私の育った熊本県で引退試合を行うそうです。
観戦がてら実家にたまには帰るかな?と思いますが
仕事の都合がなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
これを逃したら2度と見れないと思うと
仕事がなんぼのもんじゃ~い!と言いたくもなりますけどね(笑)
ただ対戦相手がなぁ~・・・ホーストの引退試合もバックれた事ある人だし・・・。
さて、職場での根回しでもやりますかな・・・。